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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

その過去は置いてきた〜母にお弁当と裁縫の手柄を取られていた。けれど彼と共に生きていくからあなたも好きに生きていけばいい〜

作者: リーシャ

親達が離婚するのは目に見えていたので、自立する為の準備をずっとしていた。


母親が引き取ると言ったときは意外で、目を丸くしたものだがそれならと家事全般を担うことにした。


父も娘を引き取りたいと言っていたが、母の生活が心配で家族として支えたくて、母へついていったのだ。


キョウカには幼馴染であり、大切な恋人がいる。


その彼とは環境が変化し、忙しくてなかなか会えなくなっていた。


幼馴染のアリトが、よく魔導メールをくれるが遊ぶ余裕なぞあるわけもなく、忙しくて会えないというので一杯だ。


母親は働くのだからと、薬草店でパートを始めた。


キョウカが必死に家事を担うのと、内職をこなす日々。


気になるのは、父親との離婚を引きずり泣くのはいいが、内職を全く手伝ってくれないことと。


それに関して、なんにも言ってくれないこと。


今まで、良妻賢母だと思い込んでいたけれど、養う相手がいなければなにも出来ない大人だったらしい。


キョウカを引き取ったのも、家事をさせるつもりだったのかも。


泣く時の慰め要員かも、と脳裏に浮かぶ。


別に一緒に暮らして養われているのだから、そこは分担していくと割りきり、飲み込む。


キョウカは、いつもお帰りとかお疲れ様とかありがとうとかいうのに、母親はありがとうがない。


貧乏になったけれど、そこまで余裕がないわけではなく、自由な時間も少しはある。


母親がパートに慣れた頃、勝手に人の作った弁当を無断で持っていくということがあり、激しく抗議した。


所持金が足りなくてお店の弁当ですらその日買えなくて、空腹のままだったのに。


こっちはおかげで、ごはんを食べれなかったのだ。


どういうことだ、と看破できずに問い詰める。


しかし、母親は泣いてとある男性に自分の子供の作ったお弁当を自慢したくてという。


なんだそれは、と困惑した。


それはそうとして、無断で盗るのが可笑しい。


せめて、持っていくのならお金を渡すとか、できたはず。


理由さえあれば、許されると思ったんだろう。


更に数日過ぎると、二つ分作ってくれと頼まれて、そんな余裕はないと断ったが頼み込まれて渋々作る。


余裕はあるけど、他人の為に使いたくなかった。


それから半年、母親の機嫌がよくなり、休日に出掛けるようになり、その度に弁当を作れと頼まれた。


キョウカもアリトと会う余裕が出来たので、魔導メールで取り付ける。


直ぐに行くと言われて、彼は会いに来てくれた。


「お前の母親はどうした」


「恋人とデート」


「恋愛するのは勝手だが、お前の負担を減らしてから出ていけばいいのに」


「しょうがないよ、あの人お嬢様だから」


「どんなに勉強出来ても、あれじゃァな」


アリトは鼻で笑ってキョウカの隣に座る。


彼とは、親が離婚する前から付き合っているのだ。


母親のあれ具合も知っていて、同情をしている。


恋人が出来て、浮かれまくっている母親には結構厳しい。


「百歩譲って弁当を渡すのはいいとして、自分で作らねェとこが甘ったれてる」


「今は魔導レンジのものも、いっぱいあるんだけど」


初めは、子供の弁当を自慢とか言ってたけど、今はどうしているのか。


アリトと別れて部屋に戻ると、母も帰ってきた。


「これお願い」


「は?」


「シャツのボタンが取れたみたい」


みたい、じゃない。


これって、男用だ。


「母さんが直せば?」


って直せるわけないか。


全部お手伝いさんにやってもらってたから。


「私は出来ない」


「インターネットでも見て真似れば?」


「やって!」


癇癪を起こす。


父と別れてから拒否すると、がなりたてるようになった。


やれやれと、煩いのは嫌なので受け取りボタンをつけた。


やらなければ、ずっとまとわりつかれてやれやれとうるさく、してしまえばそれ以降は干渉してこない。


やるしか、今出来ることはなかった。


やってしまえば、やはり静かになったので、疲れたため息を吐く。





そこからの展開は目から鱗というか、初耳すぎてびっくりすることの連続ばかりだった。


その二週間後、結婚する前に合わせるとのこと。


うんざりする日、恋人男と会う日になりアリトにもそのことを告げて母親と出る。


雰囲気のいいレストランではなく、相手方の部屋に行くのだとさ。


「こんにちは」


優しそうな男で、こちらを見るとにこやかに笑う。


ああ、母が好きそうな脳を溶けさせるタイプ。


「どうも」


「ごめんなさい。うちの子ってば愛想が無くて」


「え」


驚いた。


普通……だよ、ね。


愛想がないとかそういう問題じゃない。


初めて会う男、しかも恋人に会うのに、勝手に会わせられたのに、気前よくにこにこ出来るわけないじゃん。


この人。


いや、こいつ、なにいってんだ?


「いいや、気にしないよ」


キョウカ母は茶を入れると言って、向こうへ行く。


「いきなりごめんね」


こちらのことを気にするのが、赤の他人だなんて。


「はい……あ、そのシャツ」


見覚えのあるボタンなんだが?


「ん?ああ。もしかしてボタンを縫ってるところでも見ちゃったかな」


男が照れる。


ん?なんか今の言葉引っ掛かる。


見ちゃった、とは。


「見ちゃったとは?」


「君のお母さんがしてくれたんだよ、これ。とても上手くて本当に凄いね」


「!?……なんてこと」


衝撃の事実、あの人、あの女、自分の手柄にしてた。


もしや、弁当もか?


せっせと人の手柄を自分の手柄にしていたってことか?


「あら、なんの話をしていたの?」


母は朗らかに聞く。


こんな顔、久しく見てなかった。


「君がとても器用だってことさ」


「ふふ。ありがとう。あの程度のお弁当を褒められるなんて、照れるわ。ふふふ」


照れる母のセリフに絶句。


「!?」


真実を知っている娘を前に、手作りを程度と下げて自分がさも作ったように語る女。


ふふふって……。


目が死んでいく。


気持ちも閉じていく。


扉がぱたんと閉まる音が、心の中で聞こえた。


確実に理解してしまう。


「そう」


ぽつりと呟く。


「母さん」


低い声が意識してもないのに、でる。


「なぁに?」


自分のものにしてるくせに、全く反省をしてない顔を殴り付けたくて、仕方ない。


「縁切ろっか」


口から考えるよりも先に、発される本音。


「「え?」」


突然の宣言にぽかんとなる二人。


特に男の方はもっとほうけた顔を浮かべ、こちらをマジマジと見ている。


顔がいい人だ。


母は彼に寄っ掛かるだろう。


「結婚するんなら、すればいい。私を巻き込まないで」


言い終えて、家を飛び出す。


アリトに電話を掛けて、全てぶちまける。









「今行く」


アリトは内心、あの女ネジってやりたいと歯ぎしりした。


とのこと。


駆けつけた頃には、すごく悲しげに笑いかけてくるキョウカ。


やはり、母親は抹殺するべきか。


いずれじわじわといたぶって地獄へ落としてやろう。


男は内心腹黒く考え、彼女を家に連れて帰る。


同棲しようと伝えると目を丸くしてでも、と戸惑う相手。


当然だ、まだ魔術科医大生のアリトの厄介になるのは気が引けるのだろう。


転がり込んでくることを、期待していたというべきか。


キョウカとアリトは話し合う。







アリトに魔導機器の株などでお金を稼いでいることを聞かされて、納得は出来なかったが、かなり強引に住めと決められ。


てんやわんやと、住むことになる。


いつの間に彼はスパダリへとなっていたのかと、知らなかった一面に頬が緩む。


離婚はしたが、今でもたまに連絡をしてくる父親。


娘のことを気にかけているのが、よく分かる。


今からでもうちに来ないかと、母との不仲を心配されたが、アリトと居たかったので断った。


父親は、スパダリ具合が凄い彼氏に驚きながらも、辛いときを支えてくれたのだと説得して親公認となる。


母親とは連絡を断ち、父親経由での弁護士を通じて連絡は、保たれているらしい。


帰ってきてくれとか。


寂しいとか。


でも、恋人を手放すつもりもなく、婚約したとか。


娘と会わせるときに、中途半端で終わったというのに、娘の意思も意見も関係なかったよう。


それなら初めから、自慢のような顔合わせもやめれば良かったのに。


そんなに自身の恋人を紹介したかったのか。


キョウカは彼女、子供なのに母親の思考が相変わらずお花畑だなと冷める。


もう諦めた。


無理だと心が軋んだ。


母方だった戸籍を父方へと移した。


そうすると、母親は荷物を卸し終えた旅人みたく、さっさと結婚したとか。


招待状を送られたが、勿論不参加だ。


父親から、何故出ないのだと電話してきたことを伝えられて、素直な気持ちを伝えてくれと真顔で唱える。


「私は死んだと思ってって、言っておいて」


話したくはなかった。


話す時間はあったにのになにも言ってくれず、なにもかも母親は自分一人で全部、進めたのだ。


話しても無駄。


父親は分かったと頷き、母親に伝えてくれた。


母は、お弁当や家事をどうするのだろうか。


誰も作れないのに、下手な家事を出きるのか甚だ疑問。


父親も出る義理はないので、出ないのだとか。


アリトも、娘を無視して選んだ幸せな姿など見なくていいと言ってくれた。


それから、元母親とその恋人は婚姻をして、夫婦生活を始めていた。








「こう、か?」


「うん。糸を通して。そこで玉結び」


アリトはキョウカに裁縫を習っていた。


玉結びなど、小学生以来だと笑いながら語る相手。


なぜキョウカが裁縫をできるのか。


それは趣味だからだ。


魔法学科の小学生の時に近所に裁縫屋があり、そこで購入した刺繍セットをやってみたところ、ハマったのだ。


他人にベタ褒めされるくらいには、腕が良かった。


恋人は慣れないなりに、やっていく。


それを教えて、母親にもこうやって習ってもらえればと浮かんだが、やるわけもないとわかりきっていることを考えるのも勿体無いと首を振る。


「また考えているな。考えるのはやめろ」


男は、針を動かしながらぽそりと言った。


「とはいえ、母親だから考えてしまうのは、仕方ない」


「うん。ごめん」


「いや、おれも親のことを時々思い出すからな」


積まれた箱の中は、彼の家族からの魔宅急便で送られてきたものが入っている。


「ほら、これが終わったら母さんのくれたもんでも食っていけ」


幸いにも、アリトの母親とも仲が良くて、彼女からは弁当作りを習ったこともあった。


弁当を作れる理由はそこだ。


お弁当、というより料理も共に作ってくれる。


自分にはもったいないほどの男だ。


幸運をここで使い切っているといえる。


「よし、玉結びできた」


声が聞こえて意識が現実に戻る。


そこには大きな玉結びがあって、何度も玉結びしてしまったんだなとほっこりした。







キョウカもアリトも、母親達が結婚しただろう後にも、変わらずに日常を過ごしていた。


しかし、母親がある日、父の弁護士を隔てて対話を望んできた。


その時は、アリトと婚約していたので、アリトと共にという条件付きで、対話を許可。


キョウカは家事は出来るので、アリトと家を作っている喜びを知り、今は幸せの真ん中。


邪魔するようなタイミングで、話しかけてくる母親には辟易する。


で、弁護士も同席してもらい、会った時には母は一人できた。


相方はどうしたのだと思ったが、敢えてなにも言わない。


不幸自慢も幸運自慢も、己から聞くなど愚行。


座ると母親は、弁護士を気にしつつも久しぶりね、と笑う。


それに対して冷たい眼を向ける。


冷ややかな目で、見ている娘を見ているのに気づかぬ愚母はにこやかに、私の家に戻ってきて欲しいの、と勝手なことをいう。


どの面下げて言ってるんだろう、と思うのも当然だし、アリトも鋭い瞳で観察する。


やはり、抹殺した方が良かったなと悔やむ。


アリトの内心を察したキョウカは、冷たい声で進める。


「挨拶はいいから、早く用件を」


キョウカは話を早く終わらせて、煩わしい今日を済ませたいのだ。


母親は、少し困ったように目を向けてきて帰ってきてほしい。


共に暮らそうと言い募る。


無理だ。


それに、今はアリトと暮らしているのでそちらに移り住むメリットもない、と伝えた。


「そんな、勝手に決めたの」


アリトと住んでいることを責められたが、自分は結婚まで誰にも反対されずに、したくせに。


娘はダメで、母はダメじゃない理由にはならない。


「私はもう独立しているし、あなたにはもう家庭もある。なにが問題なの」


「あなたはまだ若いのよ。同棲なんて」


「若いって、お父さんとは十八の頃から婚約していて十九には結婚したのに」


娘を産んだのも早かったので、母はまだ若い。


だからこそ、男性とすんなり結婚できたのもある。


「私はいいの」


いいの、じゃあないよ。


「謎の、自分ルールを押し付けるのをやめて。それに、勝手なのは結婚するのを私に、言いもしないあなたなのでは?」


「それは……私たちはもう大人だもの」


「大人だから、子供のことを無視して結婚。別に興味もないから、どうでもいいけど、もう無関係なのに、こうして連絡してくるだけに、大人としての責任感もないみたいね」


都合が良すぎる大人の感覚である。


母は焦れているみたいで、暮らしましょうと言ってくる。


堂々巡り。


そんなに暮らしたい理由を、アリトが調べてくれた。


結婚生活で己の家事力が、男性側にばれたのだ。


男性は、娘が家事を担っていたのではと疑い、お弁当も嘘だったのかもしれないと、思い始めているらしい。


今さらなことだ。


娘が、縁を切ろうと申し出た時に居たので違和感と、結婚式に出ないことで不信感を持つべき。


結婚生活に夢見て、アドレナリンでも溢れていたのではないのかな。


腹のたつ思考に、拒否反応を示す体。


愚鈍な男と、愚の骨頂な母親と住むなどごめん被る。


「私は、家事をなにもしないけど……それでもいいの?契約書を作るから、その場かぎりの発言っていう、将来の言葉は使えなくなるよ」


のちのち、あの時はそういってたけど、家族なんだからやりなさいと言われるのは、分かり切ってるのだ。


娘を家政婦にさせるつもりだった母は、動揺して、それでもいいわと精一杯のコメントを返す。


全くもって無駄な台詞だ。


話し合いも、時間の無駄であるな。


アリトも同意見だった。


「なぜ、あなたの現在の夫に私の作った弁当とボタンを、自分の手柄にしたの?ずいぶんと娘をバカにしてると思わないの?」


母は、自分が家事を出来ないと思われて幻滅されたくなかったのだと、いくらでも改善出来ることをすらすらと喋る。


機械にでも生まれてこれば良かったのに。


呆れて「なら、私に教えてくれとか言えば良かったのに」と愚痴る。


「いやよ。だってみっともない」


「娘の手柄を横取りして、自分の悪事がバレると、今みたいに帰ってこいという都合の良すぎる要求は、あなたにとってみっともなくないの。私はあなたが母親で、凄く恥ずかしい。私の母親って、二度と名乗らないで」


「親に向かって」


「あー、あなた親だったんだね。忘れてた。恋に溺れて、娘の存在を忘れてた親が、親って自称するのは聞いてて痛いから」


恋をするのも、結婚するのも好きにすればいい。


ただし、自分を巻き込むのなら別。


母親に弁護士が、事前に用意していた育児を放棄していた証拠を見せて、争える準備は出来ていると言えば、母はびっくりした顔をする。


自分が、立派に娘を育てたと思い込んでいる女にとっては、痛手な肩書きだろう。


相手の男が、この罪状を知っても結婚を維持してくれるかな。


母は焦った顔をして。


透かさず弁護士がもし、今後こちらに連絡や接近をしないのならば、訴えずにいると伝えれば、母親は青白い顔で契約書を書く。


養育費についても言及されていた。


そう、今まで母と暮らしていた間は養育費があった筈なのだ。


なのに、母は「お金がないの」と言っていた。


だからこそ、余計に内職や家事をしていたのに。


それを父に言った時にすごく驚き詳しく聞かれ、険しい顔をしていた。


そのことを弁護士に突かれた母。


恐らく、恋人とのデートや今の生活にあてられていたのだろう。


パートの時間が短かったと今になって気付く。


話し合いの席が終わると、脱兎の真似をした人のように、慌てて事務所を去る母親を見送る。


アリトはキョウカを抱き締めてよく頑張ったなと慰めてくれた。


弁護士の方にも、今の音声も録音しているのでいざというときには、どうにでも出来ますと述べてもらえる。


流石は、資産家の雇った腕利きだと感心。


弁護士に脅されたからか、ぴったりと電話してこなくなったらしい母親。


怯えるのもあの人ならではだ。


娘よりも、権力が怖いらしい。


今頃、自身の家事力のなさに責められているかしているだろう。


男も、家事が出来なかったからと愚痴るのはお互い様だろうな。


そんなの、それこそお手伝いがほしかったのにと言ってるようなものだ。


お互い利益を求めて結婚したのなら、二人だけで終わらせておけばいい。


キョウカは知らないままだが、アリトが個別にちくちくと復讐をしていた。


その成果が今回のことなのだ。


アリトに後ろから抱き締められながら、テレビを見た。


母の再婚相手がちらりと写ったような気がしたが、彼が話しかけてきたてのでそちらに、気を取られた。


「結婚詐欺とは恐ろしいですねー」


「私も気を付けないと」


アイドルの、笑いを取るコメントが耳についたが、雨の音で耳に入りにくく、直ぐに気を取られた。


「結婚詐欺だって」


それだけ拾った単語を、話題の為だけにアリトへ投げ掛けた。


しかし、アリトはくすりと笑って否定する。


「どうせおれ達には縁もねえことだ。放っておけ」


話題のために言ったのに、広げてもらえなかった。


「ただの話題提供だってば」


「はは、確かにお前は引っ掛かりそうだな」


男性の服には愛しい彼女がつけたボタンが光る。


男がからかえば女はひどっ、と笑みを浮かべながら雨音がする部屋で、日常を費やした。

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