旅路の果てに見る幻
魔王討伐を王に命じられ、数少ない仲間とともに魔族を倒しながら魔王を探す旅に出て二年。帰ることのできない旅を続け、ジギスムント・カール・フォン・ベルンシュタインはようやく魔王の城に辿り着いた。
仲間をすべて亡くし魔王の城に立つ彼を、玄関ホールで出迎えたのは、黒髪黒瞳という魔王の証をその身に備え、ヴィクトリア・フリーダ・ヴァルプルギスと名乗るひとりの女性だった。
人間と魔族、勇者と魔王。越えることは決してなかったはずのなかった垣根を越えて惹かれ合う二人。その道の先に待ち受けるものは。
*男勇者×女魔王の要素を多分に含みます。そして作者の大好物なカタチのデッドエンドです。異世界転移をしたのは重要登場人物であり、主人公たちではありません。よろしくお願いします*
(更新は不定期です)
仲間をすべて亡くし魔王の城に立つ彼を、玄関ホールで出迎えたのは、黒髪黒瞳という魔王の証をその身に備え、ヴィクトリア・フリーダ・ヴァルプルギスと名乗るひとりの女性だった。
人間と魔族、勇者と魔王。越えることは決してなかったはずのなかった垣根を越えて惹かれ合う二人。その道の先に待ち受けるものは。
*男勇者×女魔王の要素を多分に含みます。そして作者の大好物なカタチのデッドエンドです。異世界転移をしたのは重要登場人物であり、主人公たちではありません。よろしくお願いします*
(更新は不定期です)