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大正解の犯罪

作者: 天川裕司
掲載日:2026/09/21

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(ユメノ記)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪


タイトル:大正解の犯罪



▼登場人物

●ヘクター・ドネイル:男性。30歳。酒を飲むと狂暴な性格になり記憶は薄れる。

●ジョセフ:男性。31歳。ヘクターの昔からの喧嘩友達。ヘクターに金を貸していた。

●ビンセント:男性。50歳。刑事。真面目でベテランの風貌。

●メリル:女性。40歳。女性警察官でビンセントの助手的存在。

●鑑識:男性。40歳。ビンセントの部下。


▼場所設定

●ヘクターの自宅:ニューヨーク市内にある一般的な簡易アパートのイメージで。

●街中:必要ならで一般的なイメージでOKです。


NAはヘクター・ドネイルでよろしくお願い致します。



イントロ〜


あなたは見知らぬ内に犯罪に巻き込まれた事がありますか?

犯罪と言うのはときに暗躍するもので、気づかぬ内に身近に迫っていたりもするものです。


メインシナリオ〜


ト書き〈部屋〉


ヘクター「な…なんだこれは!オ、オレ、もしかして、やっちまったのか…?!」


俺の名前はヘクター・ドネイル。

ある朝方起きてみたら、目の前に惨殺された死体が置かれてあった。

どうやら死体は刃物で滅多刺しにされていたようだ。


そしてその死体は俺の知人だった。友人と言っても良い。

しかし決して良い間柄ではなかった。

こいつとはよく喧嘩をしてきて、カッとなった時には殴り合いの喧嘩もしてきた。

その延長で、本当に殺意を抱いた事もあったのだ。


ヘクター「まさか俺、本当に…」


昨夜はちょっとした用事でこいつを俺の部屋に呼び、

シラフじゃまともに対せないからと、俺はしこたま飲んでいた。

酒を飲むと、俺は記憶が薄れてしまう。飛んでしまうと言っても良い。

だから昨夜の事も全く覚えてない。


ト書き〈警察〉


ビンセント「川から死体が挙がる、か。今回で何件目だ?」


メリル「3件目ですね。今月で」


ビンセント「全くここは治安が悪いな」


警察はここ界隈の住民をしらみつぶしに調べ回り、

その足は俺のもとまでやってきた。


ト書き〈自宅〉


メリル「ヘクターさん、開けて下さい。警察です」


ビンセント「居ないのか?」


メリル「どうもそのようです。…あっ!」


ビンセント「待てこの野郎!」


窓から逃げようとした俺はすぐに捕まった。


ト書き〈取調室〉


それから俺は連行され、今は取調室。


ビンセント「友人、だったそうだな?なんで逃げようとした?」


ヘクター「……」


メリル「あなたが殺したの?正直に言ったほうが罪は軽くなるわよ」


ヘクター「……」


ビンセント「どうした?なんで黙ってる?益々不利になるぞ?」


怖かったから部屋の中から死体を運び出し、川に投げ捨てた…と言って、一体誰が信じるものか。

それに、俺の部屋から死体が出たと言うだけで俺は犯人扱い。

状況が揃えば、逃れる事はもうできない。

いや、今でさえ逃れる事はもう無いのだろうか。


俺は最後まで、自分の部屋から死体が出た事は黙っていた。


ビンセント「とりあえず勾留だな」


ト書き〈数日後〉


それから数日後、警察は俺を連れて、俺の自宅にやってきた。


ビンセント「とりあえず家宅捜査する。協力しろ」


それから数時間。俺の部屋はしらみつぶしに荒らされてゆく。

それを見ていたら、俺はもう犯人として認められ、たとえ冤罪だろうがなんだろうが収監される。そしてその果ては…。


ヘクター「ちょっと待って下さい!オレ、本当に何も知らないんです!全部白状します!こいつとはここ数日間、ずっと会ってなかったんですよ!」


嘘をついた。余りの恐怖で気が動転し、今自分が何をしているのかさえ分からなかった。


でも警察は俺を疑った。やはり逃げた事が余程に印象付いたらしい。


それから更に数日間。警察の捜査は徹底的に進んでいった。

調べられるものは全部調べあげ、被害者に関する資料やその生い立ち、友人関係、その他あらゆる情報を割り出し、

犯人を徹底的に追い詰めていく。

その場合、犯人にされたのはやはり俺である。


ヘクター「(冗談じゃない。俺は本当に記憶が無いのだ。あいつを殺したと言う手応えさえ体に残ってない。心にも無い。なのに…)」


心では怒りのような言葉が渦巻くが、声にならない。

そしてついに警察は思い切った行動に出た。


ト書き〈ヘクターの自宅にてオチ〉


ビンセント「鑑識を呼べ!ヘクター、お前が犯人だと言う決定的な証拠が挙がった。もう逃れられんぞ」


メリル「あなた、被害者のジョセフさんからお金を借りてたそうね?それも結構な金額」


ヘクター「え…?」


バレている。まぁ当たり前の事だが。

そう、俺は部屋の中で惨殺死体となっていたそのジョセフから、

かなりの額の金を借りていた。それもかなり前から。


ビンセント「返済しきれなくなって殺したか?」


ヘクター「い、いや、オレはそんなこと…」


鑑識「ここで良いのですね?」


ビンセント「ああ、やってくれ」


俺の部屋の床にルミノール試薬がふんだんに撒かれた。

すると当たり前だが、血痕が浮き出てきた。床にへばりついたジョセフの血液跡だ。


ビンセント「やっぱりお前だったか」


メリル「弁護士を呼ぶ前にあなたの権利を説明します」


ヘクター「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺じゃない!俺じゃないんだ!!」


ビンセント「この期に及んで言い訳するな!これだけの証拠が揃えば誰だってお前を疑うよ。おい鑑識、これも調べてみろ」


そう言ってビンセント刑事は、キッチンから俺がいつも料理に使っていた包丁を持ってきて、

それにもルミノール試薬を振り掛けさせ、血痕を浮き立たせた。


メリル「…なるほどね」


ト書き〈後日〉


それから後日。ビンセント刑事が真犯人として捕まった。殺人容疑である。俺は釈放された。


ヘクター「なぜこんな事に…?」


メリル「こんなこと警察の恥だから言いたくないけど、彼もジョセフに多額の借金をしてたみたいなの。他にも殺害場所や凶器は幾らでも想定できたのに、過たず、あなたの部屋とあの包丁を殺害場所と凶器に特定したのが、彼の焦りから出たミスだったわね…」



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=V15eRUCmRsc

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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