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転生少女が、異世界お妃様になるまで  作者: にじかけそら
一代目悪役令嬢が、お妃様になるまで
9/18

剣技の実技で倒れました

カーラのお見舞いから1週間が経ち…

「マロン様、次の授業は、剣技の実技ですわよ。」

カーラが帰ってきたが、ものすごくなつかれた。

「わ、分かったわ。カーラさん、着替えに行きましょう。」

カーラになつかれたのは、うれしいけどちょっと度が過ぎてるのが最近の悩み。

この世界の剣技は、思ってたものと結構違って、両手剣が主流らしい。

両手剣は、後ろも前もすぐに攻撃ができるからだそうだ。

だがその分盾が使えないため、盾専用のポジもあるそうだ。

だが、盾付きの剣もあるらしい。

よし、着替え終わったし、校庭に行くか。

「マロン様、お似合いです。」

「ありがとう。よし、校庭に行くわよ。」

「はい!」

そして、私とカーラは、校庭に行った。

「それでは、みなさん、2人1組のペアになってください。」

2人1組か。

どうせ、カーラが来るんだろうな

「マロン様、一緒に組みましょう。」

ほら、やっぱり。

「分かったわ。なら、模擬戦をしましょう。」

よし、カーラに勝つ。

それにしても暑いな。

「それでは、初め。」

先生の掛け声で、模擬戦が始まった。

カーラは、強いが、私の敵ではない。

私は、剣の鍛錬をしたからいいけどほかの人ならカーラの圧勝だな。

それにしても、両手剣は、使いやすい。

カーラが後ろに回っても攻撃を防げる。

両手剣は、ものすごく楽しい。

でも、目がかすんできた。

気のせいだよな。

「まいりました。」

え、

あれ、きずかないうちに勝った。

でも、本格的に目がかすんで…

(倒れる音)

「マ、マロン様、大丈夫ですか。倒れたから大丈夫じゃありませんね。救護班を早く。」

「は、はい。分かり…」

あー、耳まで遠くなっていく。

これは、もしかして、熱中症か。

そして、私は、気を失った。

私が、次起きた時には、ベットにいた。

「あ、起きましたか。マロン様、体長は、大丈夫ですか。」

また、カーラがいた。

「もう、大丈夫よ。私は、何時間寝ていたかしら。」

「えっとですね、1時間半ぐらいですね。」

1時間半って、授業が始まる。

早くいかなくちゃ。

私が、急いで授業に行こうとして、ベットを出ようとするとカーラに止められた。

「マロン様、どこに行かれるのですか。」

「ちょっと、授業に行こうと思って…」

「だめです。マロン様は、休んでいてください。レオ様が、ノートを取ってくれてますので後で見せてもらってださい。」

「でも…」

「でも、も何もありません。ちゃんと休んでください。」

うー、こうなるとカーラは、止められないんだよな。

しょうがない。

「分かったわ。」

そして、私は、保健室でおとなしくすることになった。

それにしても、暇だ。

何もすることがない。

遊びに行きたいけど。

外に行くとカーラにがみがみ言われるから無理だな。

あ、そうだ。

「カーラ紙ってある。」

「ありますよ。」

「なら、少しちょうだい。」

「分かりました。」

それから私は、カーラから紙をもらい折り紙をすることにした。

前世では、折り紙が得意だった。

鶴が折れた。

「カーラ、これをあげるわ。」

「なんですか。」

「これは、紙で折った鳥よ。カーラにあげるわ。」

「ありがとうございます。」

カーラは、うれしそうに鶴をもらってくれた。

いやー、あげたものを嬉しそうにもらうと作り甲斐があるなー。

そして、わたしは、一日折り紙を折って過ごした。

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