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転生少女が、異世界お妃様になるまで  作者: にじかけそら
一代目悪役令嬢が、お妃様になるまで
3/18

レオがうち(屋敷)に来ました。

夜会の次の日になった。

「父様、レオ様との婚約どうしよう。」

「お受けしなさい。」

あー、やっぱりそう来るよね。

「はい、分かりました。」

「失礼します。お嬢様メイクの時間です。」

「分かったわ。父様、それでは、失礼します。」

私は、自室に戻った。

どうしよう、午後の2時にレオが来るのにまだ準備が。

「ララ、ドレスを選んでちょうだい。」

「分かりました。このドレスにしましょう。マロン様の黒い髪に映えるピンクをもとにして、合わせてみました。」

「ありがとうララ。今から、ドレスを着るからメイクの準備をしてくれる。」

このドレスは、誕生日に母様が買ってくれたドレスだ。

「マロン様こちらは、準備ができました。」

「分かったわ。」

ララに、メイクをしてもらった。

今回のメイクは、可愛い系か。

「できました。」

「ありがとう、ララ。」

「失礼します。お嬢様レオ様が、お着きになりました。」

「分かったわ。客間で、待ってもらってて。」

私は、自室を後にして、客間に向かった。

終わった。

でも、レオと婚約したら、国外へ、出るという目標は、達成だな。

ある意味、だけど。

「失礼します。レオ様遅くなって申し訳ありません。少々支度に手間取ってしまいまして。」

「いや、大丈夫です。」

そのあと、少し世間話をした。

いや、気まずい。

世間話の次は、絶対に本題の婚約のことを。

「それで、本題なのですが、私との婚約って本気ですか。」

「はい、本気ですよ。」

「ど、どうしてですか。それに、どうして、アルマス王国にいるのですか。」

レオが、笑って、話し始めた。

「私は、今回、夜会に招待されて来ているんです。そして、私は、婚約者がいないので探してこいと、大臣たちに言われて。」

あれ、レオって、2年後のアルマス学園に来るのが初めてじゃなかったんだ。

でも、レオは、学園に来たときも、婚約者いなかったのに何で、婚約を申し出るんだろう。

「でも、この国には、私よりきれいな子がたくさんいます。」

「ですが、あなたがいいのです。」

「そ、それなら、ほかのご令嬢は、見ましたか。」

「はい。」

即答。

ほかのご令嬢のほうが、私より魅力的でしょ。

私なんて、中の下だよ。

「なら、私のどこが気にったのですか。」

「全てです。」

終わった。

ほかに断るすべが思いつかない。

どうしよう。

これは、もう、レオと婚約する以外道わないのか。

しょうがない。

「な、なら、好きな人ができたらすぐ婚約破棄してもらって構いませんので。」

「婚約は、解消しませんが、婚約してくれるんですね。」

笑顔がキラキラしてて、断れない。

もう、無理。

「はい。」

そして、私は、レオ・カール・オレス第一王子の婚約者になった。

もー、やだ。

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