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不死の魔人  作者: 本屋
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第1話

……腹がへった。もう3日も何も食べてない。目の前をお使いを頼まれただろうパンを抱えた子供が通りすぎる度に、襲ってやろうかと思ってしまう。

ああ、何でも良いからとにかく食べたい。一体何が悔しくてこんなひもじい思いをしなきゃならんのだ。


ちょうど3日前、気づいたらこんな中世ヨーロッパみたいな雰囲気の町に突っ立ってたわけだけど、どういうことなのか。

学校に行ったことは覚えている。そのあと、生物の授業を受けて古典の授業を受けて……記憶がない。


よくわからない。ただわかっていることもある。まず、ここは地球では無いだろう。

地球にはニメートル位になるとかげみたいなやつは馬車を引いたりはしない。とかげだから馬車じゃないけど。

耳がとがっている人も、ずいぶんと背の低い人もこんなに頻繁に見たことがない。とくに、前者はコスプレぐらいだ。


とりあえず移動する。全く、ここら辺の人たちは人の心がないのか。まだ若い娘が飢えているというのに誰も助けてくれない。

まあ、飢えている人は私以外にもある程度いるからか。

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