東方二次創作のススメ(龍神様の行方・紅美鈴の正体編)
前回に引き続き、使い易い謎をご紹介します。
龍神様の行方
幻想郷創造の時よりその存在が伝えられる、龍神様。人間の里にも石像が置かれ、妖怪だけではなく人々にも信仰されている。
しかし、その姿を見た者は数少ない。今は、一体どこで何をしているのか、複数の同人作家が想像している。
一、天界で幻想郷を見下ろしている
鈴奈庵で発見された、封印された黒い龍神が天へ登った事や、竜宮の使いが天界から来る事などから、龍神様も天界にいるとする考え。
二、既に他界している
考えにくいが、一応併記しておく。
三、何らかの妖怪に姿を変え、既に本編に登場している
四、賢者達を通し、現在も幻想郷の均衡を保つ為に活動している
等と考えられている。
紅美鈴の正体
紅魔館の門番である紅美鈴だが、未だにその正体、何の妖怪であるのか、明かされていない。
こちらも、ある程度の考察はなされているが、如何せん情報が少なすぎる為、有力な説は未だ登場していない。
一、龍神の一族の末裔である
二、滅竜士の末裔である
上記二つは、美鈴が弾幕のモチーフとしている虹が古代中国において龍が通った後だとされていた事、スペルカードが五行における木行、即ち青龍をイメージさせる事、帽子の文字等が根拠となっている。
三、呼び鈴の妖怪である
四、ヨーロッパに渡ったフン族の末裔である
名前の紅の音との類似性を根拠とする説である。レミリアの配下である以上ヨーロッパ出身であり、それでいて中華的文化を持っているならば、フン族との繋がりがあるからだと説明されるが、フン族はどちらかと言えば中国北部の騎馬民族であり、中国文化との繋がりは些か説として弱い。
五、キョンシーである
六、中華文化に傾倒した、レミリアの眷属である
彼女の名も、咲夜と同じくレミリアに付けられた名であり、スカーレットに通じる紅の姓を与えられたのだとする説。
これらの説はいずれも、否定はし切れないものの、決定打に欠けている。今後の、神主からの情報開示を待つばかりである。
もし新たな説を思い付いたならば、是非とも一つの形にまとめて発表すべきである。