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Η μοναξιά 双葉唯織


 あなたはずっと好きだと言っていた

 私のことではないわ あの人のこと

 二人は禁断の間柄というのに 許せないわ

 絶対に私の方が幸せに出来るのに


 どう見ても私の方が素敵よね

 私の傍にいた方が楽しいに決まっているわよね

 だれが見たって決まっている事実だよ


 こんなことを思うなんて私らしくないと思う

 完璧であるのが私という存在なはずだった

 綺麗で美しくて良く出来た私だけを見てよ

 あなたの隣は私だけだと決まっていたのに……

 最初に私があなたと出会い愛したあのときから

 そのときからあなたはあの人を愛していたのね



 あなたはずっと好きだと言っていた

 あるべき愛ではなくて 恋愛感情

 二人は愛し合ってはいけないというのに 許せないわ

 傷付ける覚悟があれば引き離せはするのに


 あなたを失恋に追い込んだのなら

 あなたの心の穴に私が入っていけるのかな

 悪いことだってわかっている行為でも


 こんなことを思うなんて私らしくないと思う

 神聖であるのが私という対象のはずだった

 優しく心穏やかで尊敬される私でいたいの

 私の隣であなたは笑ってくれているのに……

 最後に私があなたに触り壊れたあのときでも

 そのときでもあなたはあの人を愛していたのね


 崇められるべき私という存在だったから

 並び立つ人がいないのは当然のことだったの

 あなたと出会ってこの人なら 心から欲した

 初めて私は恋心というものを知った

 初めて私は孤独というものを教えられた


 こんなことを思うなんて私らしくないと思う

 完璧であるのが私という存在なはずだった

 綺麗で美しくて良く出来た私だけを見てよ

 あなたの隣は私だけだと決まっていたのに……

 最初に私があなたと出会い愛したあのときから

 そのときからあなたはあの人を愛していたのね

 孤独な私があなたの笑顔に撃ち抜かれてしまったの



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