オープニングを任されたけれど、どうしても真面目に歌うのは恥ずかしかったので、カラオケみたいなテンションで歌いやすい曲を作って貰った俺の歌。 山田智樹(cv.園田冬樹)withクラスメートたち
「アニメ版、クラスが山田さんのハーレム状態だけど、どうしても山田さんを好きになれない俺の話。オープニング主題歌なわけだけれど」
「いきなりのメタ発言、さすがは山田さんです」
「これから山田さんが歌いますよ」
「「「やっふー!」」」
いつも素っ気ない態度取って 何それ僕を誘っている訳?
「あんな男、放っておけば良いじゃありませんか。それより山田さん、今日、一緒にカフェとか……」
つまらない奴らに好かれたって そんなのしょうがないし
「どうしたんですか? 山田さん、体調でも悪いんですか?」
チヤホヤされて嬉しくない訳じゃないけれど
僕はクラスの中のこんな立ち位置 捨ててしまいたいくらいだね
なあ お前も好きなんだろ?
僕を 好きだと言ってくれよ?
違う そう言う訳じゃなくて
お前なら友達になれるかな なんて……思っただけ
僕のことが好きなのだと 僕は人気者なのだと
いくら言われてもいくら思われても
微笑み返す僕なんて 上辺だけの良い子ちゃん
「山田さんほど完璧な人はいません」
僕のことが嫌いなのだと 僕を人気者なのだと
そう言ったお前は
僕に宣戦布告 バカみたい 受けて立とう
「生意気な男ですね。山田さんに向かってそのようなことを言うとは、身の程というものを知らせてやりましょう」
だけどそれを楽しんでいる僕は きっともっとバカなんだ
「こんなにふざけた調子で大丈夫なのかね。素晴らしい原作まで汚してしまいそうな勢いじゃないか。本編まで辿り着けないぞ、こんなオープニングじゃ」
「とびっきりふざけた曲で大丈夫だと、原作者様の許可を頂きましたので、全く問題はございません。山田さんはただ、その美しい歌声を、響かせて下されば良いだけなのです」
「「「それじゃあ二番! やっふー!!」」」
いつもいつも気に入らない顔ばかりして 何それ僕をどうしたい訳?
他のクラスメートは僕の仮面ばかり見つめて そんなLIKEは嬉しくないし
「山田さん、どうしちゃったんですか?」
「煩いな。今は黙ってろって言ってるだろ?」
チヤホヤされて嬉しくない訳じゃないけれど
僕はそれよりも普通の友達が欲しいと思っているんだ 例えばお前みたいなね
なあ どうして避けるんだよ
僕を 嫌わないでくれよ
このままじゃ 恋愛感情に発展しちゃう
ラノベと思わせておいて まさかのBL展開でも良いのかよ?
僕の隣にいてくれよ 僕を置いて行かないでよ
お前が望むなら本性も曝け出してやる
微笑みに隠された僕は 人を傷付ける悪い子ちゃん
「ね、待ってってば。このまま友達になってくれないと、僕がお前に襲い掛かって、アーンみたいなBL同人誌を作るぞ」
僕は友達がいないんだ 心を許せる相手が
そうなってくれるんじゃないか
僕に宣戦布告 バカみたい そんなお前だから
「許しがたい男ですね。山田さんに歯向かったら、この学校では生きていけないのだということ、思い知らせてやりましょう」
だけど仮面を壊し切れない僕は もっとずっとバカなんだ
どうしたら手が届くのかなんて 知る訳がない
自分から手を伸ばす経験なんて 初めてだし
僕が微笑み掛ければ 男だって女だって思いのまま
だから面白くなくて 僕はお前といると面白いんだ
僕のことが好きなのだと 僕は人気者なのだと
いつか言わせたいいつか思われたい
微笑み返すお前なんて バカでバカで羨ましい
「山田さんほど完璧な人はいません」
「……僕が完璧なんて、笑っちゃうよ」
「え、なんと仰いました?」
「いや、別に、ありがとうって言っただけ」
僕は嫌われ者なのだと お前の方が人気者なのだと
そうなったならば……
僕も宣戦布告 バカみたい なんて言わないよ
「生意気な人だ。ただ、本気で僕に勝てると思っているんだったら、一緒に遊んであげても良いよ。目にもの見せてあげよう。だけど、だけど……本当に、僕を超える人気者になってくれたなら、僕もお前を好きになってあげようかな」
それにお前がクラスを変えてくれたなら僕も やっと進めると思うんだ
ずっと囚われていた この場所から
「山田さん」
「智樹で良いよ。だって、クラスメートだし、友達なんだから」
お久しぶりです。
今回から完全復帰を致しまして、本編が完結するそのときまで、ひっそりと寄り添っていたいと思います。本編だけでなく、歌詞までを読んで下さっている皆様、ありがとうございます。
更新頻度はそこまで高くならないと思いますが、是非、宜しくお願い致します。




