登場人物一覧 続き4
すみません。
これで、一覧ひとまず終わりです。
明日から通常更新に戻ります。
●魔王領の人々
アキュレス:
現・魔王様。種族は魔人種。東大陸の魔王都出身。
中央大陸や、魔族であることを隠す時は、王都の貴族と名乗っているが、これ、実は嘘ではなく、色々あって、貴族としての身分も持っていたりする。
どっちかと言えば、王妃から義務と切り離した形で、階級を押し付けられた感じで、アキュレスも、それはそれで都合がいいので、利用し合っている関係。
一応は、今の魔王位は空位となっているが、彼のことを知る者からは『黒髪の魔王』と呼ばれている。
性格は穏やか。だが、敵対者や、身内を害する者には容赦しない。
メイドのプリムとは、子供の頃からの付き合いで、今も頭が上がらない存在。
プリム:
魔王に付き従うメイドさん。種族は闇妖精。
アキュレスの護衛から転じて、共犯者に。
銀髪のショートカットに、本格仕様のメイド服。萌えよりも格式重視という感じ。
コロネが作ったプリンを食べて以来、無類のプリン好きに。
その度合いはものすごく、もはや宗教と言ってもいいほど。
魔王配下の序列一位で、二つ名は『戦うメイドさん』。
普段はアキュレスに対して冷たく接しているが、いざ、彼に敵対する者が現れた時は、一切の容赦がなくなる。
そういう意味では、本心を秘して語らずというか、そんな感じ。
ウーヴ:
サイファートの町周辺を縄張りとするダークウルフ。闇狼種。
人化は闇狼の誇りが許さないため、一切しない。
闇の衣をまとった、大型の狼が基本形。
性格は傲岸不遜。ただし、根っこの部分は優しいというか、狼種特有の『弱い者を助けるのは強者の義務』という感覚が強いため、敵対しない者に関しては、基本は親切。
開拓団とは、町作り初期の段階で、色々とあって、結局、定期的に供物を受け取ることで、縄張りを貸しても構わない、という感じで交渉が成立している。
ただし、許可なき者が、東大陸へと向かうことは許さない。
中央大陸の『東の最果て』の番人。
シャーリー:
ウーヴの奥さん。人狼種。
元は教会のとある部署で、危険生物の討伐を行なっていた。
ウーヴの討伐のために『東の最果て』を訪れ、その後色々あって、討伐を中止して、ウーヴの家族となった。
町では人型をとっており、狼というよりもどちらかと言えば、人間寄り。
リディアのことは、大食い大会のライバルとして、一方的に挑戦を続けている。
子供が四人いるが、見た目とは裏腹に、コロネよりも少し年上くらい。
カミュとは昔なじみ。エミールとは親友関係。
ヴェルル:
ダークウルフ一家の長男。フェンのお兄ちゃん。
コロネと同じ、『迷い人』のサイナに一目ぼれして、今は、彼女のことを色々と支えつつ、孤児院でお手伝いをしている。
人狼特化型。
フィオナ:
ダークウルフ一家の長女。
闇魔法特化型。
兄妹の中では、人型での戦闘が最も得意。
ヴリム:
ダークウルフ一家の次男。フェンの小兄ちゃん。
ちょっと変わり者タイプ。
気配のコントロールが得意。
フェン:
ダークウルフ一家の次女。『黄昏のサーカス団』の一員。
人化している時は、色黒でスレンダーな感じ。
見た目はコロネより、ちょっと年下にしか見えないが、実はラビたちと同世代。
屈託なく笑う感じ。
演劇などに興味があって、サーカスを通じて、そういうことをやりたいと思っている。
闇狼特化型。
アノン:
『週刊グルメ新聞』社の社長。種族は幽霊種、ドッペルゲンガー。
オサムの元パーティーメンバーのひとり。
一応、アノンというのも仮名で、本当の名前は秘密。
種族特性で、接したことのある人に変化することが可能。
ただし、姿見は子供の頃の姿限定で、変化に関しては制約もある。
条件次第では、どんなスキルも使える万能型だが、アノンの場合は、料理に関連することにしか、強い興味を持てないため、それ以外ではスキルが使用できない。
生存に関する部分では、変身可能。
最近では、コロネの子供の頃の姿がお気に入り。
リッチー:
『週刊グルメ新聞』の記者。種族は魔豚種、オークキング。
一応は、魔貴族のひとりで、彼の統治する領土も存在するのだが、そこは他の者に任せて、今はサイファートの町などを中心に、食べ歩きに全力を注いでいる。
『ぐらうまー』な料理に出くわすと、リアクションが大きくなる。
アンジュ:
『週刊グルメ新聞』の記者。種族は夢魔種、サキュバス。
コロネの弟子になったマリィの姉のひとり。
普段は、リッチーとコンビを組んで、あちこちのお店を巡っている。
食べるよりも、リッチーのコメントをまとめるのが彼女の役割。
ボルダ:
コボルドの町の長老。魔貴族のひとり。
先代の魔王との交流もあり、その縁で、アキュレスやプリムのことも、子供の頃から知っている。
比較的、早い段階でふたりのクーデターに賛同した人物でもある。
軟質小麦をめぐって、コロネに料理の課題を出している。
●黄昏のサーカス団の関係者
サニュエル:
『黄昏のサーカス団』の団長。種族は幻獣種。
今も『幻獣島』に住んでおり、幻獣たちの中でも、実力者のひとり。
魔女たちとも交流があり、ドロシーのことも、きちんと目をかけている。
本体は、巨大な空飛ぶクジラ。
人型の時は、かくしゃくとした老紳士という感じ。
クラウ:
『黄昏のサーカス団』の副団長のひとり。種族その他は不明。
左右非対称の白い衣装に、周囲をたくさんの仮面を浮かせては、自分の周りをくるくると飛び回らせている。
見た目は、ちょっと怖いが、意外と常識人。
ピエロの暴走に歯止めをかける立ち位置。
ピース:
『黄昏のサーカス団』の副団長のひとり。種族は、リザードウーマン?
今は西大陸の浮遊群島にいる。
そっちの大陸での、サーカス団員のスカウトは彼女の仕事。
踊り子っぽい衣装で、チャーミングな感じの女性。
●妖怪種の人々
ポン太:
コノミのうどん屋とコトノハを行ったり来たりしている、茶釜たぬきの男の子。
属性は『渡り』。
渡ることなら何でもござれ。
お調子者で、いたずら好きで、おっちょこちょい。
ある意味で、みんなから愛されている妖怪の子。
ざくろ:
妖怪かまいたちの女の子。
見た目は、普通の白イタチ。
属性は『風刃』。
風を使った遠距離攻撃ならお任せあれ。みねうちもできます。
イソヒメ:
妖怪の国コトノハの王族。姫様。属性は『言霊使い』。
言葉を媒介とすることが得意。
ただし、基本的に、イソヒメに関する情報は隠匿されており、それを知っているのは、コトノハの王族のみ。
ミケ長老たちでも、詳しいことは不明。
温泉のユノハナとは、仲が良い。
ツクシ:
サーカスにも友情出演。妖怪の琴古主。
普段は、ちょこんと琴の上に座っている姿で現れる女の子。
スオウ:
サーカスにも友情出演。妖怪の虚空太鼓。
スオウと言うのは、代表の名で、虚空太鼓は一座として存在する。
サクラ:
うどん屋の地下とコトノハを結ぶ、『絵』を描いた妖怪。
絵筆のつくもがみ。
桜色の髪に、桜色の目の、着物姿の女の子。
コトノハの大臣のひとり。
転生直後のため、本当の年齢は不詳。
ミキとは仲がいい。
●『精霊の森』の住人
フローラ:
『精霊の森』の責任者のひとり。四区担当。
樹木エリア担当の、木と水の精霊。
アルルやウルルを始め、数多くの精霊たちにとって、お母さん的存在。
シモーヌの育ての親でもある。




