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ちょこっと! ~異世界パティシエ交流記~  作者: 笹桔梗
第6章 町の外への挑戦編
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登場人物一覧 続き3

●農家連の人々


バド:


ブランの父親で、小麦などを作っている農家。人間種。王都の出身。

雰囲気は穏やかで、朴訥な感じだが、こう見えて、剣術の使い手。

ブランを始め、子供たちにも簡単な手ほどきをしている。

このサイファートの町の開拓団の中心的存在で、そういう意味では顔が広い。

不可能と言われていた、町の開拓に成功したため、王都では一目を置かれていたりもするが、家族としては、この町で暮らしていくことを決めている。



モル:


ブランの母親。バドと共に、開拓団に参加。人間種。

実は、そこそこいいとこのお嬢さんだったりもする。

人柄はほんわかした感じだが、今ではすっかり農家の嫁、という感じ。

基本、自分たちでできることは何でもやる。

それが、農家のスタンス。



アリュー:


ブランの弟その一。

見た目は少しぽっちゃり系だが、実はそこそこ筋肉もある。

格闘神官でもあるアズから、格闘術を学んでいる。

一応、身体強化の上位版でもある、身体硬化のスキルも身に着けており、今後が楽しみな感じ。

気は優しくて力持ち。どちらかと言えば大らかな感じで、おっとり系。



トロン:


ブランの弟その二。やんちゃ盛り。

土や植物系の精霊から好かれる体質持ち。

ユニークスキル『緑の手』は、いわゆるドリアードたちの成長促進と同等か、それ以上の効果があるスキル。ただし、今のトロンではまったく使いこなせていないため、今後の成長に乞うご期待、という感じ。



テスタ:


ブランの妹その一。

トロンとは双子の兄妹。

ぱっちりとした、意志の強そうな目が印象的。

トロンに比べると、しっかりもので、今はメルのところで、魔法理論と薬学を勉強中。

当初の目的でもある、農作物の成長を促すポーションについては、ちょっと棚上げになっている感じ。



セモリナ:


ブランの兄妹の末っ子。

まだ舌足らずだが、もうすでに、土魔法の才能を開花させており、何だかんだ言って、今やっている小麦粉の精製作業では、十二分な戦力になっているすごい子。

赤ちゃんの頃から、自分で土をモンスターの形にして、それで遊んだりしていた。



ヨザック:


農家連の代表のひとり。人間種。王都の出身。

バドたちと一緒に、開拓団に参加。ここまで町を成長させた。

ヨザック農園の責任者。

角刈り、武骨、筋肉、という自称、脳筋のバリバリ農家さん。



ファム:


農家連の代表のひとり。種族は『土の民』。王都のスラム出身。

背が小さく、ちょっと見ドワーフっぽい、ミニおかあさん。

特技が田畑の開墾などで、『ファム組』と呼ばれる集団には、そういう人たちが集まっている。

この町では、土木と建設工事を担当。

ちょっと荒くれ者系の人たちを取り仕切る、しっかり者。



シヴァリエ:


農家連の代表のひとり。大柄な女性。話し方はお淑やか。

いわゆる、魔導猟師という人で、シヴァリエの他にも何人か猟師さんはいるらしい。

レーゼの『大地礼賛』の副作用で、たまに現れる、はぐれモンスターを狩るのがお仕事。

その他にも、町の外で、狩猟をしたりもする。

ジビエの食材を卸したりしてくれる、『塔』にとってもうれしい人。



ケイケイ:


農家連の代表のひとり。一応は人間種。虹彩の国出身。

この町では、ちょっと特殊な方法でコッコ種を飼っている。

そのため、普通に町を歩いていても、どこに鶏舎があるのかは、よくわからない。

見た目は男の子。コロネとおなじくらいか、少し若いか。

ケイケイ自身は、コロネのお菓子に衝撃を受けており、純粋に尊敬している。



ランラン:


農家連の代表のひとり。ケイケイの双子の姉。

一応は、家族に『八仙』がいるが、仙人は血筋で継ぐ称号ではないため、ふたりは普通の虹彩国人という感じ。

姉弟ともに、風系統の魔法が得意で、メルが開発した小麦粉の精製法も可能。

もちろん、魔力との兼ね合いで、たくさんはできないが。



●うさぎ商隊の人々


ロン:


うさぎ商隊の商隊長。種族は、うさぎの獣人。

元デザートデザートの特殊師団の長。

『砂漠のロン』『神出鬼没』『魔道具使い』など、二つ名が多い。

統制型スキル『玉兎』の使い手で、そのため、他の魔法やスキルを使えない。

人柄は、普段は穏やかで、軍人としては、ちょっとだけスイッチが切り替わる感じ。

ラビの父親で、バーニーの夫。

デザートデザートの王宮で起こった謀略事件の際、命を救うためにバーニーを誘拐。

そのため、今も本国からは表向きは、国外追放とされている。

もっとも、本人は、まったくそのことを気にしていない。



ブリッツ:


うさぎ商隊所属。偵察部隊の隊長でもあり、ロンの補佐でもある。

元々はデザートデザートの地下遺跡で眠っていた、雷の精霊。

口調は男っぽいが、見た目はかわいらしい金髪の少女。

目覚めた時、暴走状態だった自分をあっさりと退けたロンに感動し、それ以来、彼と行動を共にしている。

謀略事件の折、バーニーと親しくなって、親友関係に。

ぶっきらぼうだが、部下想いの良い上官タイプ。



ギムネム:


うさぎ商隊所属。調理部隊長。種族は『土の民』で、彼らを束ねる存在。

野戦料理など、どちらかと言えば、味よりも実戦的な料理が得意。

ずんぐりむっくり、黒ひげ、豪快な雰囲気、と迫力満点だが、根っこは優しい。



チコリ:


うさぎ商隊の調理部隊一班の班員。種族は、らくだの獣人。

背は小さくてぽっちゃり系。幼顔の巨乳さんで、コロネとは年も同じくらい。

役職はないが、班長のビスカを支える感じの立ち位置。

色々あって、パン工房のお手伝い要員に。



ビスカ:


うさぎ商隊の調理部隊一班の班長。種族は、さそりの獣人。

出身地はデザートデザートではなく、あちこちを転々としていた経歴不詳な人。

いわゆる、毒食材の取り扱いに長けており、コロネの頑張り次第では、そっちの調理法の先生をやってもいい、とのこと。

今は、パン工房のお手伝い要員をしつつ、うさぎ商隊の調理部門の調整のお仕事をしている。



カレンデュラ:


うさぎ商隊所属。在庫管理のお仕事をしている。種族は人間種。

デザートデザートでは、少数民族でもある、人間種の部族の出身。

日焼けした小麦色の肌が健康的。



ルイボス:


うさぎ商隊所属。調理部隊二班の班長。種族は、カモシカの獣人。

元はデザートデザートで、料理店を営んでいた。



マレイン:


うさぎ商隊の調理部隊三班の班長。種族は人魚種。

地下水脈とも通じるオアシスに住んでいた、めずらしい淡水の人魚。

砂の国の中では、魚系食材に通じている、数少ない存在。



ベルガモット:


うさぎ商隊所属。師団のモンスター部隊を率いている。

マッドラビットたちのお世話係も、彼女の部隊の担当。

種族は、鵺の獣人。獣人? 一応、本人はそう思っているということで。



リコリス:


うさぎ商隊所属。調理部隊四班の班長。種族は蛇人種のラミア。

メルの出身地とは別の場所にあるラミアの村出身。

ただし、彼女の噂は耳にしており、『忌み子』から転じて、『眠り姫』となったメルに対しては敬意を払っている。

野菜や果物、甘いものが好き。



バイア:


うさぎ商隊所属。偵察部隊でブリッツの副官をしている。種族は、砂の群人。

ちなみに、バイアというのは、彼らの代表の通り名のひとつ。

バイオ・アインスの略で、バイアに続いて、バイツ、バイドがいる。

生きた砂の集合体、という種族のため、明確な区分は難しいが、とにかく、バイアたちがたくさんで、ブリッツを支えている感じ。



チャトラン:


うさぎ商隊所属。種族は、虎の獣人の男の子。

フレッシュな感じはあるが、周りが見えていないところが玉に瑕。

まだまだ新米扱いで、ようやくひとりでの任務に就いたのだが、スタンピードに巻き込まれて重傷を負ってしまう。

元は孤児院出身。今は傷を治しつつ、病院でリハビリに励んでいる。



●その他、町の住人や塔の常連客など。


ルナル:


魔女であるドロシーのファミリア、というか使い魔。

種族は幻獣種のケットシー。普段は、歩く黒猫という感じで人化しないが、ドロシーの能力で、疑似召喚をされた時は、その人型を見せることもある。

実は、ドロシーの母親から受け継いだ召喚獣でもあるため、どちらかと言えば、しもべというよりも、教育係という感じ。

身の回りの世話をする執事という見方もある。

『異界生成』で、『夜の森』を生み出している張本人。



イー:


『塔』の常連客のひとり。

定期的にやってきては、オサムの料理を食べては帰っていく。

吟遊詩人の使い魔のアンプとは、旧知の間柄らしい。

アオザイのような衣装を身に着けている。

雰囲気は、気品があり、どこかのお嬢さんっぽい。

口うるさい身内がいることも含めて、そんな感じ。



ニコ:


吟遊詩人。この世界を歩き回って、世界についてのことを歌で広めている。

覆面をしており、目ぐらいしか見えないため、正体については謎。

自称は男性。

一応は、ハイネの知り合いということらしいが……。

オサムの料理のファンのひとりでもある。



アンプ:


吟遊詩人のニコと一緒にいる使い魔。

見た目は、でっぷりとした白い鳥。

世界については、ニコ同様に知っているらしく、こちらも正体不明。

口調は少し子供っぽい。



ハイネック:


通称はハイネ。

たまに、コロネの前に現れては、意味深なことを言ったり言わなかったりする女性。

もっとも、コロネはそのことを覚えていない。

王都の関係者らしい。

この町には、たまに料理を食べに来る。

プリムをして、厄介と言わせる程度の能力の持ち主。



シグナス:


ミーアとイグナシアスのお店を手伝っている男の人。

種族は人魚種で、イグナシアスの弟。

鍛えられた肉体とちょっと日焼けした感じが、いかにも漁師さんといった感じ。

真面目でしっかり者。



ワルツ:


『がらくた屋』の店主。元はジルバの盗賊団の一員。

今はトレジャーハンターとして、あちこちを巡っている。

サイファートの町では、たまにやってきては、『ドリフトパーツ』と呼ばれるがらくたを売っている。

もっとも、売り物というか、面白いものを探してはみんなに見せるのが趣味という感じ。



サウス:


マギーとルーザの家の地下に居候をしている竜種。

いつも、ルーザにはからかわれている、というか、可愛がられている。

本人も、それが鬱陶しく思いながらも、嫌ではないという感じ。

そういう意味では、素直じゃないと言うか、子供っぽい一面もある。



イオリ:


『武蔵御膳』の看板娘。種族は、鬼人種とエルフのハーフ。鬼エルフ。

耳はエルフの耳だが、黒髪で鬼人種特有の角もある。

ラビたちと同世代のメンバーのひとり。

この町生まれのため、エルフの街には行ったことがない。

ムサシの娘で、普段はお店を手伝っている。



エア:


イオリが飼っているパララン種。生きているパラシュートのモンスター。

見た目は、青色の毛玉という感じで、二メートルくらいの真ん丸で、空へと飛びあがった後は、手足と羽根がパッと開いて、そのまま『緩落下』スキルで、ふわふわと降りてくる感じ。

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