第23話・・・喜び
次の日俺はあみの家の前に来ていた
ドキドキ・・・俺はかなり緊張してた
澪「大丈夫?似合ってる??」
着慣れないスーツを着て俺はそう言った
あ「大丈夫だよ!澪緊張しすぎ・・・(笑)」
澪「そりゃ緊張するよ!まじドキドキなんだけど。。
煙草吸っていい??」
あ「いいけど今日何本目?」
俺は朝からずっと緊張してて煙草を5本以上は吸っていた
澪「やっべ〜〜〜死にそう」
そう言いながらも煙草の火を消し玄関の所まで歩いて行った
あみはさきに家に入った
あ「澪入っていいよ」
何回も入った事のある家なのに知らない人の家に入る気分だった
おじちゃん、、いやお父さんになる人はソファーに座っていた
まだ何も聞いていないから笑顔だった
俺はリビングに入り
澪「おはようございます」
父「おう澪か〜何でスーツなんて着てるんだよ(笑)ホストでもする気か!!」
まぁ周りから見ればホストのように見えるかもしれないけど・・・・
澪「今日はちょっと話しがあって・・」
あ「座ろう」
俺とあみは向かい合わせのソファーに座った
澪「あのー俺と・・・あみの間に子供が出来まして・・そっ」
父「はっっ嘘だろ!!」
俺が言い終わらないうちに、そう言った
澪「本当です!!産ませて下さい俺が絶対に2人とも幸せにするんでお願いします!!」
ソファーから降り頭を下げた
あ「お父さんお願い!!」
あみも頭を一緒に下げた
父「ダメだ!!!お前らまだ高校生だろ!どうするつもりや」
初めてこんなに怒ってる所を見た
澪「高校卒業したら結婚するつもりです!!そして俺は働くんでお願いします」
父「ダメだ!今日は帰れ!!!」
澪「嫌です帰りません!!」
父「帰れ!!!!(怒)」
お父さんは俺のスーツを握り外に連れて行った
あ「止めてお父さん・・」
澪「俺・・許してくれるまで毎日来ますから」
言った後玄関のドアが閉まった
バンッ
やっぱ難しいな。。
俺はそのまま家に帰った
次の日から毎日あみの家に夜行った
お父さんが帰ってくる時間がいつも夜で俺が行く時は、あみはいつも寝ていた。
最初に来た時から2週間たった日
澪「お願いします。絶対幸せにするんで!!!」
父「は〜澪がそこまで必死とは思わなかったよ
絶対にあみを泣かせる事はするなよ!!子供も大切にしろよ」
澪「分かってます。って事はいいんですか!?」
父「そうだな澪には負けたよ・・(笑)澪の粘り勝ちだな!」
澪「ありがとうございます」
俺は嬉しさのあまり泣いてしまった。
父「男だろ!!いつから一緒に住む気なんだ?」
澪「今からでも住みたいけど来週高校を退学する事にしたんですよ。
それで仕事する事にしたんで来週ぐらいから・・」
父「そうかぁ〜澪の親父はイイと言ってるのか?」
澪「それは良いって言ってた」
父「もう遅いし今日は泊まっていくか?」
話してて気付かなかったけど深夜3時を回っていた
澪「はい。。。あみの部屋にですか?」
父「そっちが澪的には嬉しいだろ!!(笑)なんか澪に敬語使われると変な感じするな〜」
澪「思いっきり嬉しい〜敬語じゃなくていいですか?」
父「そうだな!もう寝ろ」
澪「おやすみなさい」
俺は笑いながらあみの部屋に行った
あみは幸せそうな顔で寝てた
澪「絶対幸せにするから大好きだよ」
ベッドに入り寝ようとした時
あ「絶対??」
澪「えっ絶対だよ!っていうかいつから起きてた?」
あ「えっと〜澪が部屋に入って来た時から!」
澪「まじで!!。。。。それと子供産む事いいだって〜」
あみは嬉しかったのか泣いていた
あ「嬉しい・・・・グスッ(笑)」
澪「あみこのごろ泣きすぎ!子供産まれたら笑われるぞ〜
マジ眠いんだけど〜〜」
俺は大きくアクビした
あ「寝ようか。。澪頑張ってくれたもんね!!ありがとう」
チュッ///
澪「あみにキスされると照れる//よし寝よう」
あみを腕枕し寝た