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ありすと母
ー帰宅後ー
ありすとスイは他愛もない話をして家に着いた。家の前でまた今度と約束してありすは玄関を開けた。
「ただいまー」
「あら、おかえりなさい、お風呂出来てるわよ」
「んーありがとー」
母と言葉をかわすとリビングで横になり、さっとスマホを開く。SNSを開き通知をチェックして返信をする。
【今日はニアーやりますか?】
【アップデートしたダンジョン行きました?敵強いですよね】などとニアーオンラインの知人とやりとりをする。
「そうそう、今日はスイくんが送ってきてくれたの?」
「そうだよ一緒だったよー」
母の声掛けに反応するありす。
「今度、タコパしない?」
「いいねー」
「スイくんも呼んだらどう?」
「そうだね!スイに聞いてみるね」
母は父が単身赴任のため、ありすと2人のことが多く、スイのことも気に入っているようだ。息子のように可愛がってくれている。
「とりあえずお風呂入るねー」
一言伝えて、ありすはお風呂に向かった。