#1 異世界に行ってみよう
「異世界へ行ってみよう」
この言葉を聞くまでは、異世界のことなど意識もしなかった。
俺は杉山悠太。いたって普通の30歳サラリーマンだ。
ある日、いつものように帰宅していると、道に魔法陣が現れて、
ー「異世界へ行ってみよう」
そんな声が聞こえた。
「痛ってて」
どこかから落ちたかのような衝撃を受けた。
「まずい、痛、、、くない?」
そういえばここはどこだ?
カァアー
「カラスか?なんだこの鳴き声は。聞いたことがない鳴き声だぞ。」
空を見上げると、怪鳥という言葉が相応しい鳥がいた。
おいおい、ここは異世界っていうやつか?
まじかよ。
誰がここに俺を転送させたんだ?そう思い、誰が異世界に転生させたのか調べることにした。
「よし、この世界での目標ができた。目標は誰が俺をココに転送したのか調べることだ!」
そうやって独り言を言っていると、
カサカサ。
嫌な予感がする。こういう時のカンって当たるんだよなー。
ゴギャア。
「なんだこいつは。見た目的にゴブリンか?お、異世界転生でよくあるモンスターじゃないか!」
「腰にナイフが装備されているんだし、戦ってみるか!」
自分だってゲームくらいはやったことがある。オープンワールドのゲームでは最前線のプレイヤーだった。
「ゲームだって好きだったんだ。初級モンスターぐらい倒せるだろ!!」
ナイフは短剣ぐらいの大きさか。小さいモンスターなら、このぐらいの長さで倒せるはずだ。
「よし、まず1hit!15ダメージか、ゴブリンの体力が150だから10回も攻撃しないといけないな。」
「ん?これはなんだ?技術って書いてある。よーし、少し使ってみるか。えぇ!属性選びから!?今は選べない、こいつを倒してからにしよう。」
そしてなんだかんだでゴブリンを倒し、ゴブリンの肉を手に入れた。
「うわっ、この肉は食べたくないなぁ。」
よし、早速属性選びだ。
「炎、水、草、風、闇、光かぁ、色んな属性があるなぁ。ん?属性は2つまで選べるのか。それだったら光と炎かなー。」
光は攻撃速度が高いイメージがある。それに攻撃力の高そうな炎属性をつければ強いのではないか、ということだ。
「お、ステータスが見れる!」
魔力100
属性:炎 光
攻撃力:8
攻撃力が8ってことは武器で攻撃力が2アップしてたってことか?
体力:150
雑魚級モンスターとおなじじゃないか!低すぎだろ!
防御力:0
防御力に関しては0だし...
よし、ステータスを上げよう!
そういえば俺の名前はどうなったんだろう
あ、名前もステータスに書いてある。
ん?【ユウタ=スギタニ】?
あー名前はこういう感じなのか。
「じゃあ技術|≪アーツ≫使ってみるか!」
「よし、ゴブリン発見!」
炎属性技術、〔ファイアーソード〕!
炎をまとったナイフがゴブリンを切り裂く。
「よし、倒せたぞ!」
もう暗くなってきたし、今日は野宿するかぁ。
そう思いながら森を歩いていると、人がいた跡のようなところがあった。
「この世界にも人間はいるんだな」
そう思いながら残されていたテントを組み立て、就寝。
あしたはどうなるかな。




