第七章 零戦少女現る!?
さて、今回は新キャラが増えます。
いつものように、格納庫の見張りをしていた時だった。
ガサガサッ・・・・・
耳に入るかすかな物音。僕はそっと目を開く。
闇に目が慣れてくると、格納庫の前で何かをしている影が見えた。
そっと傍らに置いておいた木刀を手に取り、気配を殺して影のほうに近づく。
影の真後ろまで来ると、口を開いた。
「ここで、何をしているんですか?」
「えっ・・・・あっ!すいません!」
甲高い声だ。
(女性・・・・?)
その人は僕の脇をすり抜けていこうとする。
僕はその腕をつかむと、自分のほうに引っ張った。
「そっちに行ったら監視カメラがいっぱいありますよ。一緒に来てください。」
キョトンとしているその人の手をひいて、格納庫の扉を開けた。
中に入って電気をつけると、銀色の機体が浮かび上がった。零戦は、まだ無塗装の状態だ。
「あ・・・・・・やっぱりそうだ。この子。」
光の下で見ると、その人が意外と若いのに驚く。しかも、鼻筋が通り、クリクリっとした目をしていて意外と美人。というよりかわいい。目の奥に、警戒の色が浮かんでいた。
「名前を教えていだけませんか?」
「奥谷みやび。桑折町から来ました。今高一です。」
きいてないことまで話してくれるみやび。
「桑折って言うと、こいつがいたとこか・・・・・・」
僕がつぶやくと、みやびの目が輝く。
「わたし、この子のお世話をしてたんです。ペンキ塗ってあげたり、体を拭いてあげたり。」
前のめりになって話し始めるみやび。
「だから!様子が見たくて来たんです!」
そういうことか・・・・・まぁ、特に害はなさそうだし、このまま仲間に引きずり込もうかな~。
僕は頭の中で考えながら、窓の外の夜空を見た。
保信「保信と~」
春音「春音のぉ!」
保信・春音『次回予告~!』
―♪守るも攻むるも黒鉄の 浮かべる城ぞ頼みなる 浮かべるその城日ノ本の 皇国の四方を守るべし―
保信「さて、今回は、新キャラ『奥谷みやび』が登場しましたねぇ。」
春音「まだどんなキャラかはわからないですけどね~。って言うか、今日はヤスとみやびしか出て無くない!?わたしも出してよ!」
保信「と、いうわけで、今回はゲストに奥谷みやびさんをお迎えしてお送りしたいと思いま~す!』
ドアが開き、みやびが入ってくる。
みやび「奥谷みやびです。よろしく」
みやび、そのまま帰ろうとする。
保信・春音『ちょっと待てーい!』
みやび「なんですか?もう帰りたいんですが、零の様子もみたいし・・・・・・・」
保信「本音はただ『恥ずかしい』ってだけでしょ?」
春音「それとも、わたしとヤスが二人で仲良くしてるとこを見たくないの・・・・・・・・?」
みやび「・・・・・・・・(赤面)」
春音「やっぱり図星?」
みやび「ハルさんのバカ―――!」
-----十分後-----
春音「みやびちゃん、けっこう強いね」
みやびにはたかれた頬っぺたに絆創膏を貼った春音。
みやび「ハルさんも、あの一撃はすごかったですよ。」
鼻の頭に絆創膏を貼ったみやび。
保信「二人とも、スタジオで大暴れの大乱闘を起こすなんて、飛行機乗りの誇りはどうした?」
みやび「わたしは乗らないで、整備役に徹します!」
春音「・・・・・・フンッ!」
保信「二人とも、すなおじゃないな~(ボソッ)と、いうわけで、みやび、自己紹介をお願いします。」
みやび「はい、奥谷みやび。福島県桑折町に住んでいる飛行機が好きな高一です!スリーサイズと体重は軍事機密に近しいほどの極秘事項。身長は百五十センチです!よろしくお願いします!」
保信「こっちこそよろしくね。」
春音「・・・・・よろしく」
保信「と、いうわけで、次回予告はみやび!お願い!」
みやび「はい、次回は、零戦三二型以外に桑折飛行場に取り残された者たちが出てきます!」
三人『お楽しみに~!』