チャネルカ・ブース編 9 コック長はフライパンを手から離さない
バン!!!
またこの部屋のドアが壊れそうな勢いで開かれる。
「カカカカリアさん!!怪我人!死にかけ!!」
混乱していて舌が上手くまわらない。
「落ち着いて!?ルピィちゃん!怪我人って……今ルピィちゃんが担いでいる子??」
カリアもいきなりの事で何がなんだか……
双子はというと目を丸くして固まっている。
「はははい!」
「……怪我人には……見えないんでィ……」
ん???
晃とルピィはエスターテをおろし、よく見てみる。
と、エスターテの傷はなんと塞がっており、エスターテはと言うと
口から泡を吹き目をまわしていた。
「あ……あれ?確かにエスターテ弾丸貫通してましたよ!?」
「??と、とにかく様子見してみるぜィ」
よく分からないが、カリアは向こうの部屋でエスターテを
様子見する事にした。
「何者?エスターテは……」
晃は首を傾げる事しか出来なかった。
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〜レストラン店内〜
ドドドド……
エスターテ達が去った後もまだ抗争は続いていた。
〜レストラン厨房〜
厨房は黄色系で統一された空間だった。
さすが豪華客船の厨房だけあって料理道具が
大量にそろっていた。
「コック長!大変です!!店内で抗争が!!!」
慌てて従業員達は厨房に逃げ込む。
ところがコック長はと言うと
「そぅなのぉ〜??でもでもッまだボンゴレパスタがぁ〜」
コック長は女性でしかもナイスバディである。
後頭部にまとめてある黒くてサラサラな髪がフライパンを
動かすたびにゆれる。
あと、彼女は極度ののんびり屋だった。
「コック長!ボンゴレパスタは後でいいです!!」
「そぅなのぉ〜?でもでもぉ、アサリがいい感じに〜」
「駄目です!このままだと自分たちも死にますって!」
「あ、そうだぁ〜ならユラちゃんに無線で連絡とってくださぃ〜」
「はい!」
従業員の一人が「ユラ」に連絡を取る。
「ユラ」とは誰なのか?
ずっと更新遅れててすみません!
テストで・・・
ルピィ「勉強なんてしてないでしょう?」
晃「しても無意味だな。」
二人ともひどいです・・・・。
あ!エスター!エスターは優しいよね?
「・・・・・・・・・・」
あれ!?なんでなにもいってくれないのおおお!!?