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チャネルカ・ブース編 7、エスター、いもむしをかばい銃弾に倒れる

サブタイトルの意味は見ていくうちに

わかるでしょぅ★

「誰と誰が戦うんだよぉ!!?」


エスターテの叫びがむなしくレストラン内に

響きわたる数分前……



~3分前~



==

===

====


船内〜二階通路〜


「う〜ん……エスターはまだレストランですかね?」


二階にある18号室の前つまりエスターテの部屋の前

でルピィは首を傾げていた。


先ほどからノックをしても返事が無いのだ。


急いで階段を降り、レストランへと向かった。

レストランは一階の一番端にあるので一階の通路を走っていた。



――ドンッ


ルピィの体に軽い衝撃が走る。


一瞬何が起こったのかわからず慌てたが、

前には一人の少女が尻餅をついていたのを見て

自分はこの少女とぶつかったのだと分かった。


「だ、大丈夫ですか?」


少女はシャンと立ち上がり、一瞬なぜか困った顔をしたが

すぐ笑顔を見せた

「うん!お姉ちゃんこそ大丈夫??」



「はい。ごめんなさい。夢中で……」

「そっか……じゃ、また会おうね!」


そういうと少女は駆けていった。

しばらく呆けながら少女の背中を見つめていたがハッと我に返る。


「あ、エスターテ!!忘れるトコでした!!」


かわいそうなエスター……



~2分前~



「……!?銃声!?今確かに銃声がッ」


ルピィは青ざめていく。

やはりマフィアという世界に身を置いている為銃声は聞きなれている。

聞き間違えるはずが無いのだ。


――確かレストランにはロッスファミリーの幹部が大勢いたような……

しかも……ッこの船にはセラーノファミリーの人ものって……。


そこまで思い出してエスターテを置いてしまったことを悔やむ。


最近、ロッスファミリーとセラーノファミリーの間には

対立関係があり、抗争も頻発しているようだった。

つまり、船という閉ざされた空間では、相手のファミリーを潰しやすいのである。



「急がないととエスターテが危ないです!!」



〜レストラン店内〜


混乱しててレストランから完璧逃げ遅れたエスターテはテーブルの影に身を隠していた。

晃はというと、テーブル掛けで身を包んでいる。

(テーブルは吹き飛んだ。)


戦場とも言える場で身を守るものがテーブル掛け一枚とは大変危険だが……


『あ……危ないよッテーブル掛けだけで!』←小声


『あわわッままままってろエスターテ!!!いいい今助けてやるるる』



ドドドドドドドドドドド!!

チュインチュイン!!!


レストラン内ではマシンガンやバズーカなどいろいろ

ぶっ放されている。



『うわぁあ!!?』


晃はというとたまに飛んでくる流れ弾をテーブル掛けで身を包んだままよける

為その姿はいもむしそのものであった。



「なな何笑ってるんだエスター!!?」



「……あ」


つい大声を出してしまった晃。


マフィアA「邪魔だ!殺すぞ!」

マフィアB「つーか死ねマシンガンぶっ放す」

マフィアA「それいいなぁ……こっちはお遊びじゃあねェんだよ」


マシンガンの引き金にだんだん力がこもっていく。


「晃危ない!!!」


エスターテが飛び出した。

晃をかばう為に……



マフィアB「はいどーん」


気の抜けた声とともに引き金は絞られた。


〜レストラン前〜


「エスターテ!!?」



ルピィが見たものは――




――――銃声―――――


「おぃ!!!エスター!!?」


晃が叫ぶ


「きゃああぁぁ!!」


ルピィが泣き叫ぶ。






サブタイトルの意味わかったぁ??


いもむしだってww

晃「俺の事だったのかよ」

エスター「まぁまぁ」

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