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番外編 46、ある日のα


〜2008?月?日αアジト〜



「おい、ロッタさんまた女を振ってたぞ」

「まじかっモテモテじゃんよ!」

「誰よ?その女って?」

「ほら、門の花屋の娘さん!」

「まじかよっ俺狙ってたのにー」

「彼女は凄く美人ですよね」

「うっせーメガネ!」

「今はそんな話をしてるんじゃねーよ!」



相変わらず賑やかなαアジト。もはや誰が話してるのかわからない状態だ。



「ロッタ様って何歳なのかしら?」

「20歳ぐらいじゃね?」「いや、18ぐらいだろ」「16歳だと思います〜」「皆バラバラじゃねーかよ」

「ここは25歳で!」

「そこまでいって無いだろ!?」

「あら?わからないわよ?前ウイスキーを何食わぬ顔でぐいぐい飲んでたわ」



あれやこれや話し合うも結局わからない。



「あれれ?何話してるんでィ?」



「カリアさん!!」



カリアはネロディーファミリーの偉いさんでロッタと昔から知り合いって事でαとも交流が深かった。




「ロッタさんの年齢を考えてたんですよ」




「ほうほう!ロッタについてならこのカリアに聞くといいさァ!」


どんっと無駄に自慢気に自分の胸をたたくカリア。



「あーハイハイ!ロッタ様って女の子振ってばっかだけど、彼女とかいるのかしら?」



「ん〜?彼女なんていないってェ!あいつには!」



けらけらと無駄に笑う笑う。

恐らくこの人飲んできてます。



「あー!ならなら、ロッタさんとカリアさんってどーゆー仲なんです!?」



「そりゃー大大親友さ!」



「じゃぁ、さっきも話してた年齢っていくつです?」


「あれ……あいつ今年で何歳だ?ん、まぁ、よんじゅうごさ……」




ガシッ




「え?」




後ろからカリアの首が絞められる。




「あ、ロッタさん。お帰りなさい」



「「「「お帰りなさい〜」」」」


皆が口を揃えて言う。

勿論カリア以外だが。



「……ジジイ……適当な事言うな」



スッとカリアの首から手を離す。が、軽い殺気を放つロッタ。



「ゲホッゲホッ!ロッタお帰りぃゲホッ!冗談だって!冗談!それに老人はいたわろうよ!?」



ひーひー言っているカリアが見えてないかのように近くのソファーに座り、酒を飲み始めたロッタ。




「ロッタぁ〜若いのに酒飲みすぎたらダメだろィ?」


「……」



「はははは!十分飲み過ぎだってば」



「……うるさいジジイだ」


「ジジイだなんて言わないでィ!昔見たいにカリアさんっつってさぁ〜」







「大大親友なのか?あれは」

「カリアさん、一人で話してるわよ」

「ロッタさんが何を言ってるか視線だけで理解してるようですよ」

「うっせーメガネ!」

「今はそんな話してるんじゃねーんだよ!」

「別にメガネはおかしな事言ってないぞ?」

「とにかく酒!酒を飲みたい!」






……やはりいつもこんな調子のαだった。

なんかgdgdになってしまったがこれはこれでαっぽくていいかな(笑)


次からは新章に入ります!

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