表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/57

解答編 34、イタリア語ってのは使い方が複雑なんだよっ

~ネロディーファミリーアジト~


「カリアさん??カリアさーん」


きょろきょろとルピィがアジト内を探している



「どうしたんでィ?ルピィちゃんっ」



「あの・・・ロッタについて教えてください」


「!」


とたんにカリアの顔が険しくなった。

なにか知っているのだろうか・・・?

だが、すぐにいつものカリアに戻った


「んーじゃぁ外で話そうか?」



~アジト中庭~



「もしかしてさ~ルピィちゃん、ロッタの秘密知っちゃったでしょ?」

「!・・・なんでそれを?」


ニィっと楽しそうに笑うカリア


「まぁルピィちゃんなら話してもいいかもねー♪俺とあいつは昔からの

仲良しさんなんだよ」

両手で顔の横にピースをする

やっぱりなにやら楽しそうである

「それ、ロッタが聞いたらきっと心底嫌そうな顔すると思うんですが」

「・・・前同じこと言ったら首絞められたんでィ。いつも通りの無表情で・・・

ありゃー怖かったのなんの」


若干青ざめながら話している。

たぶん首を絞められたときの感覚が蘇ったんだろう。ひーひー言っている


「まぁあいつが三歳のころから知ってるからなーロッタの祖父とも長い

付き合いだからねー♪」


「そうなんですか!そこまで深い関係とは思ってもいませんでしたよ」


===

====

=====


~エスターテ祖父宅~


自分の身に何が起きたのかまったく知らないエスターテは

晃にお茶を出していた。



「えっと・・・三日前のことだよ・・・・



そこらへんの山で網を持ってツチノコを探してたんだよ。


(ツチノコ!?)


そしたら変なおっさん連中がやってきて俺の作ったツチノコ捕獲専用の

罠をまじまじと見つめてわけわかんねー言葉喋ってきて無理やりどっか

連れて行かれそうになったんだよ・・・・」



「・・・。」←あきれてなにも言えない



「だから・・・イタリア語!少し教えてくれよ!!このままじゃ何にもできない!」



「・・・いいけど」


~三十分後~


「・・・で・・・コメスタ?が、元気?って意味。これで大体のイタリア語は教えたつもり

だけど・・・」


「すまん!こんにちはしかわからん!!」



晃君や・・・成績いくつ!?



===

====

=====


「えっとね、ロッタとエスターテ君は同一人物って事は知ってる?」

「はい。えっと・・・その、目撃しました」


「あれはエスターテ君のお爺さんの仕業なんだぜィ。中1でマフィアの血に

覚醒してαを立ち上げたんだからね、両親も心配するからってエスターテ君が高1のころ

ロッタの人格を封印して小6のころの人格を引き伸ばしたんだよ。それと同時にロッタと

して生きていた記憶も消したんでィ」


「だから記憶喪失・・・って!そんな記憶を消したり人格を操ったり出来る訳

ないじゃないですか!」


ルピィの目がかっと見開かれる。

思わず声を荒げてしまった。


「普通はね。まぁ裏社会には稀にあるんだよ。そういう不思議な力がね。

その事はまた今度ねィ~。エスターテ君のお爺ちゃんはすごい有名なマフィアだからね♪

マフィアの血を一番に受け継いだはずのエスターテ君のお父さんよりエスターテ君が

より濃くマフィアの血を受け継いだんだよ。」


「へぇ・・・あのエスターがマフィアの血を・・・」



そういって沈みかけている太陽を見つめた。















解答編はとりあえずエスターテとロッタの関係を明らかにしたかったのでやる事は終わったかな・・・?

ロッタについての詳しい話は後になると思います

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ