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解答編 31、メダカは食べられません!飼うものです!


妹は、事故で死んだ(・・・・・・)はず。


でも・・・さっきのじゃぁ・・事故ではなく





事件になるじゃないかッ・・・・・・・・・・






===

====

=====


8月16日 7時45分


ガバァッ!


勢いよくエスターテが起き上がる




「ハァ・・・ハァ・・・」


息切れをしていて服も汗でべっちょりだ。

とにかくベットから降り、リビングへのドアを開けそのままキッチンに

向かう。


ジャー・・



水をコップなみなみに注ぎ一気に飲み干した





さっきの夢は・・・いや、あれは夢だけの出来事じゃない事はすぐ分かった

起きたときに自分の頭の中でちゃんとした記憶として存在していたのだ。

だがそれと同時に今まであった『妹は事故で死んだ』という出来事は記憶として

残っていなかった。

そう、俺は思い出したのだ。



正しい記憶を



===

====

=====


8月16日 同刻

〜アジトA〜


「あははははははッだからなんでメダカを食べるんだよォッ」


相変わらず馬鹿笑いしているカリアとは正反対に真顔で

隣で話しているゴスロリ、もといリィという20歳の女は

またまたとんでもない事を言い出した


「・・・揚げるとおいしいのに」


「あははははははッ揚げるなよーっはははははお腹いてーははは・・・」


しょんぼりとした眼差しでアジトに置いてあるメダカの水槽を覗く

リィ。

本気で食べたかったのだろう。ため息までもらしている

そんな姿をみてルピィが寄ってきた


「元気出してくださいよ、リィさん。今度おいしい魚料理のお店つれて

行ってあげますから」


リィはルピィより後にファミリー入って来たがすばらしい日本刀さばきを

買われて幹部に昇格した。

ルピィのいる『ネロディーファミリー』はボスが今15代目と、

まぁまぁ歴史のある所だ。ファミリーのシマ(縄張り)も結構広く裏社会では

名の知れたファミリーだ。


ちなみにカリアがこのファミリーに入ったのは13代目のボスの時だ



「・・うん。ありがとうルピィ。じゃあ今からカエル捕まえてくるから何かあったら

携帯に連絡ちょうだい」


「ちょ・・・まさかそのカエル食べるとか・・・」

ルピィが止めかけた頃にはもうリィは嬉しそうに廊下を走っていた

ぽんっとカリアの手がルピィの肩に置かれる


「じゃぁー今からパーっと何か食いにいこうぜィ」


「あ、すみません。今そんな気分じゃないので。また今度連れて行って

下さい」


――やはり兄の死からまだ立ち直れていないのか


「そうか、ならまた今度♪」



プルルルルルル・・・プルルルルル・・・・


ピッ


「はい。」


「ル・・・・ピィ・・・ハァ・・・ハァ・・・」


「エスター!?どうしたんですか!?」


「・・・思い・・・出したんだ・・・・・・・・・ぅああああああああああああッ」


「え、エスター!!?エスター!!?」





ジャンル冒険

連載中・完結・短編で12位でした!

連載中のみでは7位でしたァ


↑五位以内に入ってみたいですww



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