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番外編 18、チャネルカ保育園前編

番外編です!


ほんわーかな感じで読んでくれたらうれしいな!

でわ!どぉぞ

おはようございます!

私はこのチャネルカ保育園の先生、ルピィです。



念願の保育園の先生になれて、幸せです!



※あくまで番外編です



「ルピィせんせーい……」


顔をゆがめて

ぽろぽろと涙を流して泣きじゃくっている。


「えっと……リンク?どうしたのですか?」



くいくいッとエプロンのすそを引っ張る。

たぶんこっちに来てくれ、という意味なんだろう


引っ張られるままに外に出ると、足に違和感を感じた。

……ん?



気づいた頃にはすでに遅し。


ピンっとはってあるロープに足が引っかかってしまって

バランスを崩してしまう。



しかも!倒れる先の砂は水でぬれてどろどろだ。


視界に水の入ったぞうさんジョウロをもったランクをはっけん!



『双子めぇえええええええええええ!』



どろどろの地面とキスさせられたので顔がどろどろ。

服もどろどろ。



「なんで貴方たちはいつもいつもイタズラばかりするんですか!?

何度注意したらいいんですか…………」



みっちり説教しました。



「今日はおやつなし!」


「「いいも〜んだっていつもおいしくないクッキーばっかだもん」」


「言ったなー?」



双子の肩がびくっと震えた。

言いましたね……二人とも……今日は……今日は

お子さまが大好きなプリンだと言うのに!


しかもするだけで倍おいしそうに見えるプッチンタイプだと言うのに


フハハ!己の言動には十分注意するんだね!!




※あくまで番外編です



「みんなーおやつですよー中に入ってー!おやつの前は手洗いうがい

ですよー」




がやがやと子供達が席に着く。

プリンを一人一個ずつ置いていってあげる。

勿論双子以外だが。


「「うわあああん!プリンなんて聞いてないよぉおお」」


案の定泣き出してしまう。



「罰です!」


「「うわああん」」


「こら!双子!なきながら晃クンのプリン取らないの!

あっ晃クンも殴っちゃ駄目!」


私が怒っている間に他の子供達は大人しくプッチンいている。

かわいいなぁーあの表情。


「あ!エスターテも双子にわけてあげなくてもいいの!」


「「うわああん!ごめんなさい!もうしないよう・・」」



「本当に?」


コクッとうなずく。

仕方ない、出してあげますか。


二人にもプリンを出してあげた。

昼寝前は大人しく、二人で絵を描いているようだった。



今ではみんな昼寝していて静かだ。

あんなにうるさい双子も寝顔はとてもかわいい。

「どれ……何を描いていたのでしょうか?」



ぺら……



●るぴぃせんせいびっくりだいさくせん


いち・おとしあな

に・びっくりばこ

さん…………



「……」



おのれ、双子め……起きたら説教だ


今度こそおやつ抜きだ……

覚えておけよ……

フハハハハハハ




※あくまで番外編です





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