表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狐耳と行く異世界ツアーズ  作者: モミアゲ雪達磨
第二章 冒険者への入門 編
30/439

異世界ツアーズ楽屋裏~登場人物紹介その他①~

 まずはこの作品をお読み頂き有難うございます。こちらは登場人物紹介や設定内容を纏めた資料となっております。話を読みたい方は飛ばしちゃっても全然構いません。基本コメディ風味に頼太の日記を付け加えた様な文体にしていますが、物語自体ものんびりですが進めていく予定であります。拙い作品ですが読んで少しでもじわじわときて頂ければ幸いです。


 10/6追記:双果載せるの忘れとった…スンマセン双果の項目追加しました。

 では、第28話までの登場人物紹介をば―――


※()内は表向きのギルドカードには載らない隠しステータスとなります。一部表向きの改竄情報有。


 まずは主要キャラクターから。


名前:陽傘(ひのかさ) 頼太(らいた)

種族:人族(異世界人:地球)

年齢:18


筋力:C   敏捷:B

耐久:B-  器用:C

精神:C   神秘力:D[魔]


スキル:体術B+ 探索D 罠感知E 調教術C 神秘力感知D


固有スキル:悪足掻きD[危機に陥った時の精神判定にボーナス、生命の危機に関す

      る物理判定全般に弱ボーナス]

      忠犬の忠誠A[加護の一種、生前の愛犬の忠誠が死後も飼い主を護り続

      け、犬科の生物へのコミュニケーション判定にボーナス。ただし知能

      の高い対象に対してはこの限りではない]


 一応本作品の主人公、今んとこ強化ノービス。ちなみに、舞台となっている世界では[職業]はあくまでただの職業で、極端な話自称です。その職自体が固有のアビリティ扱いになっている訳ではありません。スキルの方はそれなりに判定に重要視されますが、作中では○○のスキルを使って無双状態、なんてことも多分あまり無いと思います。


 あくまで漫遊記予定。


扶祢「頼太ってこのステータスが書かれた時点ではテイマーになる予定だったのよね」

釣鬼「だから忠犬の忠誠なんてぇモンがあったのか」

頼太「あれだけ色々書いたエピソードの設定は一体どこいったんだろうな……」

ピノ「テイマー設定はボクとピコに吸収されちゃった感じだよネェ」

ピコ「わふぅ」






名前:薄野(すすきの) 扶祢(ふね)

種族:狐人族(妖狐/異界妖:地球)

年齢:18


筋力:B   敏捷:A

耐久:B-  器用:B

精神:A   神秘力:E-[魔]/A[精霊]


スキル:槍術A+ 体術B 霊術A 探索C 追跡E 料理C 神秘力感知A

     (変装術A) (捕縛術C)


固有スキル:コスプレC[変装時その存在を演じきる事で対認識判定にボーナス]

      平和ボケC[戦闘時や危機的状況以外精神判定にペナルティ、精神が-2

      ランク扱いになる]

      野生E-[飼い猫の方がマシなレベル、もしかしたら探索や追跡に第六

      感が働くことがあるかもしれない]

      霊力S[異界の神秘、神力の亜種に相当?]

      魔力強制封印EX[魔力ランク-6、下がった魔力ランク÷2(端数切り捨

      て)の霊力ランクが上昇する。解除には多神教の主神クラスの強い加護

      を受けた大聖人または英雄が自らの魂を捧げた上で長期間にわたる儀

      式を成功させる必要がある]

      (異界の魔王の残滓B[覚醒済/記録の一部欠損により、内容の開示不

      能])


 本編のヒロイン。がっかりさんその1。もはやヒロインを書きたいのか残念な子を書きたいのか分からない有様になりつつある気もしますが、主役と言う意味では間違いなくヒロイン。

 異界の~~の部分は隠そうか迷ったのですが、隠したら全体的に不自然にステスキルが高すぎる感じになってしまうので、説明用のエピソードを付けることにしました。封印がどうこうと書きましたが作品中では封印込みで扶祢という存在になっているので既に覚醒済と明記し、解ける事はありません。余計な伏線は消すことにしました。


頼太「霊力に関しては説明が色々あったけど、精霊力の方は今んとこノータッチだよな。この辺はどうするんだ?」

扶祢「これねー、設定は決まってはいるんだけれどもまだちょっと説明の機会が無いので…暫くはピノちゃんの精霊魔法の外部タンク扱いになるかなぁ」

サリナ「ネタバレになってしまいますしね」

ピノ「マァ、それまでは有難く使わせて貰うとするヨ」

扶祢「どんどん使って使ってー♪(抱きっ」

ピノ「だかラ暑苦しいっテノ!」

??「やれやれ。相も変わらず能天気な娘だ。まぁ、これで結構寂しがりなので宜しく頼む」

釣鬼「さらっと出てきたな。誰だこいつは?」

サリナ「伏せ部分は大人の都合と言うやつですわ」


※表向きのステータス画面は「第14話 惨劇の―――」を参照して下さい。




名前:釣鬼(ちょうき)

種族:オーガ(ノーブル)

年齢:54


筋力:A-  敏捷:B

耐久:A   器用:C

精神:B+  神秘力:D[魔]


スキル:体術S 棒術B 投擲B 探索B 追跡B 罠感知C 釣りS 料理D

     (隠密B) (暗器術A)


固有スキル:体力回復速度上昇C、治癒速度上昇D、剛力A[筋力値1ランクアップ]

      食いしばりC[痛覚によるマイナス補正の軽減、気絶耐性に強ボーナ

      ス]


 主役パーティの壁兼リーダー、元デンス大森林の南部管理人。内情は故郷の里でヤンチャやらかした罰当番。北側はエルフのテリトリーですがそれを知っている者は限られている為、表向きには全域の管理者という認識となっている。それにしても投擲とサバイバル技能のお蔭で遠近探索そつなくこなせる万能レンジャーっぽくなってしまった。前職の森の管理者の経験ですかね。オーガですがこの世界ではれっきとした人類の一員です。


頼太「最初はオーガが人類って知らなくていきなりイベントボス戦が始まったか、って思ったよな」

扶祢「ガチで倒す手段練っちゃってたよね」

双果「イメージ的にはドラ○エ10のオーガっぽい感じらしいっすよ」

アデル「そういえば釣鬼の肌は何色なんだい?作中では特に記述が無かったと思うが」

釣鬼「若干浅黒い感じの肌色だな。これも初期からコロコロ内部設定が変わってたらしくてな。赤鬼と青鬼を行き来してたみてぇだぜ」

サリナ「もしかしたら現代日本に異世界ホールを通って行く機会があるかもしれないので肌色になったみたいですわ。これに限らず矛盾した記述があればご一報下さいませ」


※見落としてたらホント済みません。連絡いただけると助かります。






名前:ピノ

種族:ハイフェアリー

年齢:45


筋力:E   敏捷:A+

耐久:E   器用:B

精神:A   神秘力:C[魔]/A+[精霊]


スキル:精霊魔法A 強化魔法C 隠密C 調教術D 騎乗B 神秘力感知S


固有スキル:飛行C[空を自在に飛ぶことが出来る。Cだと走るよりも飛ぶ方が速く

      、空中制動にペナルティもかからない]

      思念感知B[言葉を話せない、または精霊の様な自我の薄い存在からの

      思考を読み取ることが可能。読心とは違うのであくまで相手がコミュ

      ニケーションを望んでいる場合に「聞こえる」と言う表現が近い]


名前:ピコ

種族:シルバニアウルフ

年齢:??

筋力:C   敏捷:A

耐久:C   器用:C

精神:C   神秘力:-


固有スキル:ハウリングロア

 特殊な発声器官の振動により不快な音響波を発生させ、それを吠え声に乗せて対象にぶつけることにより精神の集中を乱す技、指向型と拡散型の撃ち分けが可能である。強力な個体の発する吠え声をまともに受けると朦朧状態になる事例もある。特に魔法系の職は集中が乱され、詠唱を中断させられる可能性が高いので注意されたし。


 主役パーティのマスコット兼サポート役&その相棒兼ペット。ピノはこのパーティ唯一の純粋な後衛。精霊魔法は基礎から上級まで万遍なく使えます。頭は良いがまだまだお子ちゃまなので力押しが大好きな生意気幼女です。ピコのサポートの為強化魔法も頑張って覚えたので基礎系の身体強化や中級ブースト位までならばこれまた確りと使いこなす、が地味な為あまり気付かれていない。

 ピコはシルバニアウルフとして生まれており、生まれた時からほぼピノと一緒なので狼とは思えない程に頭が良いです。でも基本犬気質なんでいきなり喋ったりとかはしません。ピノがもっとちっこかった頃から一緒に居たので、実は20歳は超えてます。でもまだ子供、最初から魔物ですし普通の動物とは成長に差があるって事で。


サリナ「この中ではピノさんが一番設定に変更があったキャラですわね」

ピノ「まずパーティに入る予定も無い一見さんだったしネ」

頼太「第15話の独白部分なんか今のピノとは似ても似つかないしな」

ピノ「ウッセ!」

サリナ「うふふ、設定としては生意気で口がちょっと悪いだけで本当は心優しい子という事ですので、この独白の方が本質なのではないでしょうか?」

釣鬼「ほぉー、お前中々可愛いところがあったんじゃねぇか」

ピノ「んなッ!?そ、そんな訳ネーシ!」

ピコ「わぅあぅ(ピンポーン」

ピノ「こらテメー!バラスナー!」

扶祢「最初は四人目は準サポートの弱気な侍祭(アコライト)の女の子な予定だったんだけど、書いてる内に生意気妖精娘が仲間なのもアリだよな!って思い立って話を修正したんだとか」

釣鬼「あぁ、それで残った侍祭(アコライト)設定が……」

サップ「僕ですね」

アデル「ふふ、その分この子はわたしが貰っていく事にしたよ」

頼太「成程なぁ」

扶祢「アデルさんとサップ君も二人だけど前後衛できっちり分担出来てる感じだし、バランス良いからねぇ」

サップ「設定が勿体ないのでくっついた感じですかね。これからもお付き合いのほどよろしくお願いします」

アデル「うん、こちらこそ宜しく」

サリナ「うふふ、微笑ましいですわね」

ピノ「アレ…ここボクの紹介文スペースじゃなかったっケ……」

ピコ「わふぅ」






 以降は主役パーティ以外のキャラ紹介となります。職業の欄はクラスとしてではなく実身分。


名前:サリナ

種族:人族

年齢:23

職業:冒険者ギルド受付嬢 兼 庶務担当主任


 歩く砲台(魔法)。魔法脳。がっかりさん二号。ギルドの仕事はきっちりこなすがそれ以外の部分は結構適当で割と調子乗り。

 作中ではまだ書かれていないがカタリナが独り立ちした後は自宅内では殆ど念動魔法に頼りっきりの裸族さん。でもスタイルが全く崩れない不思議。

 ギルドの中では本当にデキル女モードなんですが。


サリナ「色々と酷いですわ……」

アデル「だいたいあってるから仕方がないな」

頼太「それにしてもいきなりの応接室爆破には驚かされたわー」

扶祢「元々は優秀な秘書兼ギルマスのスパイ担当的な役だったらしいけど、私の固有スキル表記の関係で超武闘派になっちゃったんだよね」

釣鬼「それで元Aランク冒険者の肩書が付いたって訳か」

サリナ「なのでギルマス直属設定はちょっと使い辛くなってしまいましたわね。あぁ、ヘンフリーさんの頭皮のストレスが更に加速してしまいますわ……」

ピノ「最近サリナの性格ガ真っ黒にしか見えない件」

アデル「まぁ、そのお蔭で私やカタリナとの接点が作れたので結果オーライだね」






名前:アデル(アーデルハイト=アイブリンガー)

種族:エルフ

年齢:26

職業:冒険者(Aランク)監査官兼任


 歩く砲台その2(物理)。扶祢よりはでかく双果よりは小さい。何がとは言わないが。

 エルフなのに膂力が獣人並、その正体は精霊力による身体強化、第11話参照。元の身体がドワーフの血を引いているのと日々の鍛練で頑丈なのに加え、身体強化と全身のバネを有効に活用することによりオーガ並の物理破壊力を叩き出す事が可能となっている。ただし、魔法の才能は平凡(エルフとしては平均以下)な為、オールラウンダーではなく、かなり前衛寄りとなっています。


扶祢「あれ?アデルさんエルフにしては相当若いんですね」

ピノ「ボクより年下だったんダネ」

アデル「この世界のエルフは成人するまでは外見の成長は人族よりちょっと遅い程度だからね、まだ学院に居た頃はサリナと良い勝負の年恰好だったよ」

サリナ「それが今やどうしてこんな差に……(一部分を見つめて」

カタリナ「運動量の差と節制の賜物じゃないですかね?と言うかお母さまも平均以上にはあるし食っちゃ寝しててもスタイル全然崩れないじゃないですかー」

サリナ「あぁ、この子も昔は可愛かったのにどうしてこんな憎まれ口を……(頬っぺたをギューっと」

カタリナ「らすけれあれるひゃん、おきゃあしゃあらいりれらす……」

アデル「何言ってるか分からないし君達が絡むと尺が無駄に伸びるので次いこうか」

頼太「あ、じゃあ。この世界のエルフが皆物理メインって訳では無いんですね」

ピノ「エルフは基本もやしってイメージハ、この世界でも一緒ダネ」

扶祢「もやし…」

サップ「身体的には貧弱ってことなんですね」

アデル「それどっちもあまり印象は変わらない気がするけれど。わたし自身種族としてはエルフだが、本編でも説明した通り中身は雑種だからね。生命力は高い方だと思うよ」

カタリナ「そういえば、アデルさんのミドルネームって何て言うんですか?」

アデル「正確には貴族号なんだれどね。この名前の通り私のネーミングはドイツ語から取られていて、実家が伯爵なので家を継ぐ際にはアーデルハイト=フォン=グラーフ=アイブリンガーとなるのかな」

釣鬼「それだと頭文字がAで統一出来ねぇな、だから本編での『余計なもの』か」

アデル「そういう事だね」






名前:カタリナ

種族:人族

年齢:15

職業:冒険者ギルド受付嬢


 十年前の帝国と皇国との間に起こった戦争からの戦災孤児。帝国残党に嬲られあわやというところでアデルとサリナに救出される。その後は孤児院からサリナへの一時的な養子縁組を経て現在へ。

 受付嬢として就職が決まってからは自立を促す意味でとサリナに家を出され、今はサリナ宅の近くのアパートで一人暮らしである…が、元々炊事洗濯はカタリナが全てやっていたので居なくなって暫くはむしろサリナの方が不便で困ったという。


サップ「カタリナさん、家事全般まで出来るんですね。凄いです!」

カタリナ「えへへ~それ程でも。お母さまが家の中じゃズボラで裸族だったんで必要に駆られてでもあったんですけどね」

頼太「裸族っすか(ゴクリ」

扶祢「け、結構なご趣味で……」

サリナ「カタリナ?ちょっとこっちへいらっしゃい……?」

カタリナ「へうっ!?いいいいえお母さまは素敵ですし!ギルドの仕事もいつも惚れ惚れしちゃい…ま…すよ?」


 がしっ、スタスタスタ―――


カタリナ「アーッッッ!?」

釣鬼「南無」

ピノ「口は災いの門、ダナ」

アデル「まぁ、あれがあいつ等のスキンシップでもあるから(苦笑」






名前:サップ

種族:人族

年齢:17

職業:冒険者(Dランク)


 タチの悪い犯罪者予備軍な元冒険者に絡まれ、その気弱な性格から肉potとして不当な扱いを受けていた侍祭(アコライト)。ピノと森の事件でその冒険者たちがお縄となり解放された。現在はアデルと共に岩軍鶏の巣へ調査依頼に行っている?


頼太「随分と簡潔な紹介だなぁ」

扶祢「しょうがないよ、出番も少なかったし」

釣鬼「実質第28話位だったからなァ、登場していたのは」

サップ「あはは、今後の活躍に期待ってやつですね」

ピノ「今後、出るノ……?」

サップ「………」

アデル「うん、あまり苛めないでやってくれ」





名前:なし

種族:石蜥蜴鶏(バジリコック) 改め 岩軍鶏

年齢:???

職業:???


 釣鬼とタメ張る程の実力を持った岩軍鶏のボス。戦闘民族的思考だが残虐という訳では無く、サバサバしていて部下思い。鶏で居させるのが勿体ない位のナイスガイ。


扶祢「この鶏は正直焦ったよね。初遭遇時は完全に気配を絶たれて気付けなかったし」

釣鬼「ああ、お蔭で興味が湧いて痛い目を見ちまったなぁ」

頼太「副官にアパカでノされたトラウマが蘇りそうだ……」

ピノ「結局、こいつらって種族が変わってるケド、スキルとかはどうなってんノ?」

アデル「それを調べる為に今わたし達が滞在中だな」

サップ「ですね。少し怖いですけど、知性のある鶏って気になります」

サリナ「本当なら(わたくし)が行きたかった位ですわ、交渉の件頼みますわよ」

アデル「任された」






名前:ヘンフリー・ミルトローゼ

種族:人族

年齢:47

職業:冒険者ギルドヘイホー支部ギルドマスター


名前:リチャード・マッケロー

種族:半ドワーフ

年齢:35

職業:冒険者ギルドヘイホー支部サブマスター


サリナ「このお二人がヘイホー支部の両巨頭ですわね」

扶祢「ヘンフリーさんはいつもストレスで疲れてそうな気がするけど……」

釣鬼「ヘイジョウ惨劇事件でも疲れ果てた顔してたなぁ」

ピノ「アァ、釣鬼が暴れて当時の中級以下全部倒しちゃったあれカー」

アデル「わたしは当時その場に居なかったんだが。当時ギルドに待機していた上級者達の調査隊のリーダーがリチャードだったんだっけ?」

サリナ「(わたくし)もまだアデルと共に冒険者をしていましたから居ませんでしたね。どうなんでしょう?」

リチャード「そうだな、思えばあれが現役最後の仕事だったか」

頼太「うちの釣鬼(リーダー)がスンマセン」

ヘンフリー「いや、お蔭で当時浮ついていた連中も大人しくなったし、実はギルドとしては有難い話だったのでね」

釣鬼「そうだったんかぃ」

ヘンフリー「うむ、表向きには礼を言う事は出来ないが。あの時は有難う」

リチャード「俺もお蔭で後身に道を譲ってサブマス業に専念出来る様になったしな。あの事件はタメになったさ」






名前:双果(そうか)

種族:オーガ

年齢:45

職業:デンス大森林南部管理人


 ……申し訳ない。登場人物紹介その2を書きながら見返してたら今(10/6)になってようやく気付きましたorz

 釣鬼の妹分。血縁的にも釣鬼とは従兄妹な関係というばりばりのオーガさん。本編では頼太の描写が軽く入ってるだけですが、実はオーガの中では相当な美人さんです。なので人族から見ても結構な綺麗処、色々とでかいけど。

 双果が管理人としてデンス大森林へ旅立った時、村の若衆が掟を破って付いていこうとしたが、先回りしていた族長(オーガロード)鉄拳制裁(はなしあい)により無事村へと戻る羽目になったと言う逸話がある。

 掟を破ってもこの程度で済む辺り、良くも悪くも体育会系種族。他の種族が同じ目(はなしあい)に遭ったら軽く三途の川を渡れますが。


釣鬼「いや、本当に済まねぇ」

双果「皆酷いっすよ……そりゃぁアタイはちょい出だし?もう四月以上も登場してないから忘れ去られてるだろうケドさ」

扶祢「双果ほんっとごめんね!」

頼太「悪ぃ。今丁度近くの異世界ホールの逆側に居るからまた出るかもしれないし期待しとこうぜ!」

双果「頼太なんか挟んでまであげた仲だと言うのに、完全に忘れてたみたいっすね……」

ピノ「双果おっぱいでかいもんネー。頼太が好きソウ」

双果&釣鬼&扶祢「このおっぱい星人め」

頼太「―――ぬふぅ」






 以上、登場人物紹介でした。残りは細かい設定等。


 ※金銭価値について―――


 大銅貨=1イェン

 大銅貨=10イェン

 小銀貨=1000イェン

 大銀貨=10,000イェン

 小金貨=1,000,000イェン

 大金貨=10,000,000イェン

 白銀貨=100,000,000イェン

 赤皇貨=1,000,000,000イェン(※赤皇貨は国家単位でしか所持を許可されていないので実質白銀貨が最高)


 もはや作中ではあまり使われていませんね。その内所々で使うと思うのでメモ用に。




 ※神秘力について―――(サリナの台詞より)


「魔力は主に魔術師が使うマナ/オドと呼ばれる類を操る神秘、生活魔法もそれに当たりますね。マナは大気中に普遍的に存在する神秘。オドは生物が内に発生させる根源の神秘。この二つは内外の違いはありますがそれ以外の性質は魔力としての運用上は特に差が無いのでまとめて魔力、と呼ばれることが多いですね」


「お次に神力、信仰力とも呼ばれることもありますが、言葉通り神々への信仰を基にした奇跡という名の神秘を扱う力になります。注意点は、これが=(イコール)信仰そのものではないということですね。あくまで[神の奇跡]とされている神秘を扱う為の技能というか総合力をステータスとして分かりやすく表記させただけのもの、となります」


「最後に、精霊力。長耳族(エルフ)小人族(ドワーフ)に代表される、自然の権化に近しいとされている者達が扱う神秘力、とされています、人族にもそれなりに持っている方はいますが。獣人族の使う身体強化も、祖先とされる動物霊からの力を借りる形の魔法の一つという説があります」






 ※言語について―――


 この世界の言語はほぼ統一規格が取れています。以降第4話釣鬼の説明より抜粋。


「言語に関しては、まず今話しているのが近代共通語というやつなんだが。元は魔法言語だったらしくてな。さっき話した大戦や、種族が入り混じって当時は相当揉めたみたいなんだよ」

「成程、確かにそんなに沢山の種族が別々の言葉を話していたら同じ場所では暮らせやしないね」

「だな、今でも辺境地方に行くと独自言語を使われてたりもするが、そんな問題もあって作られたのが現在使われている近代共通語の基でな。詳しい仕組みは分からんが、魔法言語部分が世界に作用してどうこうとかで、口語だけならほぼ誰にでも理解出来る仕組みなんだな」


 此処の世界では地球世界以外にも複数の異世界との接点が確認されており、記録では口語だけならそのままこの世界の共通語が通じたという報告も有るそうです。ただし通じない世界も有り、岩軍鶏達とも直接の会話が出来なかったことから、万能とまではいかない模様。





 ※位置情報について―――


          ヘイジョウ      | 

            ↑        |

クシャーナ←サカミ村←ヘイホー→イワミ村→|→デンス大森林

   ↑        ↓        |     ↓

    ←←街道←←←トワの森        |   異世界ホール

         ↓           |

       サザミ廃坑 (サナダン公国)|(支配国無し)

                    国境線


 こんな感じ。右が東で上が北です。絵心がほちぃ……。

 デンス大森林はエルフとオーガの管理地域の為、長らく中立地帯となっています。(竜も巨人も大型魔獣も居て非常に危険であり、無理に支配地にしても管理費諸々が割に合わないので)





 それでは、以降も本編をぬるりとお楽しみくださいませm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ