表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグのようなもの。

ライトノベル。

ライトなノベル。

我々が愛してやまないこの書物たち。

「妹」やら「魔王」などの単語がよく見られるあの書物たち。

そんな我々の生きる糧とも言える書物たちが、

今、滅亡の危機に瀕している。

このメッセージが誰かに届くかどうかは、私にはわからない。

メッセージを受け取ったのが、

普段から人間関係にギクシャクしていて一人でいることが多いくせにその実寂しがり屋で妙にマニアックな趣味を持っていてそれでいて空から美少女が降ってくることを信じて疑わないような男子中学生なら、

あるいは

ラノベが生き残る道があるのかもしれない。

どこかにいないのだろうか。

普段から人間関係にギクシャクしていて一人でいることが多いくせにその実寂しがり屋で妙にマニアックな趣味を持っていてそれでいて空から美少女が降ってくることを信じて疑わないような男子中学生が。



このメッセージを書き続けて一週間たった。

未だに誰も受け取ってないようだ。

なら待とう。

私には所詮、待つことしかできないのだから。

普段から人間関係にギクシャクしていて一人でいることが多いくせにその実寂しがり屋で妙にマニアックな趣味を持っていてそれでいて空から美少女が降ってくることを信じて疑わないような男子中学生を。



メッセージに反応があったのは、それから3日後だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ