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最終話 レヴィの手紙

「輝ける闇」の皆さんへ



 レヴィは、東の大海を前にこの手紙を書いています。


 海って知っていますか?

 塩辛い大きな大きな湖です。


 東のゴブリン族の集落は、その海の側です。

 海漂林マングローブの森にゴブリン族の村があるのです。


 毎朝、東の海の向こうから、太陽が昇ります。


 海というのは、潮が満ちたり引いたりするんです。

 潮の満ちる時は水面が上がり、潮が引く時水面が下がります。

 不思議です。

 なぜそうなるのか、レヴィには分かりません。



 この前、嵐が来ました。

 ものすごい風が吹き、びっくりするほどの雨が降り、それが何日も続きました。

 第四層の嵐よりも、もっと大きい風、もっとたくさんのたくさんの雨です。


 これが、レヴィが焦がれ続けた外の世界なのだと思いました。


 この嵐でゴブリン族の家は一部が壊れました。

 でも、みんな無事でした。

 みんなで家を直す相談をしています。

 レヴィも直すのを手伝います。


 友達もできました。

 一つ年下の男の子で、魚取りが上手です。

 その子は捕まえるだけでなく、魚を捕まえるために罠を仕掛けたりもするそうです。

 今度、レヴィにも魚を捕まえる方法を教えてくれると言っていました。


 レヴィはこの東の国でずっと暮らそうと思います。



 人間族、エルフ族、ドワーフ族、トロール族、その他。

 いろいろな種族が住むロイメで過ごした日々を夢のように感じることがあります。


 でも、現実なんです。


 そして、不思議な町ロイメで「輝ける闇」の一員だったことは、レヴィにとってはずっとずっと宝物です。

 

 みなさん、元気で過ごしてくださいナリ。



 レヴィ



 追伸


 リザードマン族の国にもゴブリン族がいるそうですね。

 教えてくれてありがとうナリです。


 そのゴブリン族とも、いつかお話ししたいです。


 ゴブリン族の物語は、外の世界で、レヴィが考えていたより深く広く続いています。






 以上で完結となります。

 ここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました。

 よろしければ、ブックマークと評価をお願いします。


 本作は、『攻撃魔術が苦手て追放された陰キャ防御魔術師のパーティー経営』という作品のスピンオフになります。


 本作にも出てきたクリフ・カストナーが主人公になります。

 冒険とお金の話です。


 よろしければ、ご一読を。



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