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VTuberをやっている妹のパソコンを勝手に使ったら、配信モードになっていて、視聴者からオルタ化と言われ、私もVTuberデビュー!?  作者: 赤城ハル
第4章

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第79話 グラフリ1日目『車泥棒』

 夜22時半にギャングのリーダー桜町メテオからグループチャットにてイベント開始の合図がなされた。


 そして画面に『イベントアイテムのキー・ブースターを配布しました』と運営スタッフからのメッセージが表示される。


 舞台となる街、ペイシルベニアは『ダルマ型』と『つ型』で構成させれており、その二つの間にある高台のエリア7000番台が私とミカエルが担当する窃盗エリアとなった。


 このエリアは高級住宅街で、車の売値が最低でも10万ドルクラスと言われている。


 しかし、普通の住宅街と違い、大きな柵と守衛所があり、駐車場も遠い。


「車の盗み方は教わりましたが、この場合はどうします?」


 塀を周るも越えられそうなポイントがなかった。

 それにキーの微弱な電波を拾う箱型のキー・ブースターにもキーのナンバーが表示されない。


「ここは強硬突破ね」

「強硬突破。強盗ですか?」

「それだと警察がすぐ来てしまう。だから守衛を拘束して中に入るの。そして駐車場で車を盗む。これね」

「でも、キー・ブースターに1つも表示がないということは、リレー・アタック対策をしているのかもしれませんよ?」

「ただ、駐車場まで遠いから電波を拾えなかっただけよ。最悪、CANインベーダーでやるしかないわね。さ、行くわよ!」


 CANインベーダーとは車の回路と端末を繋げて、ロックを外すやり方。


 聞いた感じだとこっちの方が便利だと思われるが、こちらはロックを外すのが銀行のハッキングと同じで、ミニゲーム式。しかも高級車になると難易度が上がる。

 さらにCANインベーダーを実行中は無防備となってしまうのだ。


 だからキーの微弱な電波を拾うだけのリレー・アタックの方が好まれる。


「オルタ、お願い」

「了解です」


 作戦はこうた。まず私が扉の前でうろつく。すると守衛が怪しいと思い、守衛所から出てくる。そこを後ろからミカエルが近づき、手錠を使って拘束。


 ミカエルは守衛所に入り、扉を開ける。


「それは守衛所にいれて!」


 私は守衛を担いで小屋に押し込む。


「それじゃあ、盗みに行くよ! 私は車を探すからオルタは鍵番を!」

「了解です」


 ミカエルは屋敷の左へ。


 私はキー・ブースターに微弱な電波を収集させるために屋敷の玄関に近づく。

 電子音が鳴り、13桁の番号を2つ入手した。


「入手!」


 私は急いで屋敷の左へと周る。

 大きな車庫があり、人の死体があった。


「これ誰ですか?」

「だふん警備員の人かな? 襲ってきたので撃ち殺した。それより早く! 銃声でバレたかも」

「サイレンサーとかないんですか?」

「このゲーム、それがないのよねー」


 サイレンサーとは銃声を消すアイテム。普通は強盗で使われるはずなんだけどねー。


「ロックを解除しました」


 私はすぐにキー・ブースターで電波を増幅させて車2台分のロックを解除。


 私が黒の外車に乗り、ミカエルは緑の外車に乗り込む。


「場所は7002だよ」


 そこは前もって盗んだ車を置いておくためのポイントだった。


 車を発進させ、私達は逃げる。


「オルタ、スピードには気をつけてね。傷つけたら価値が下がるからね」

「はい」


 7002は立体駐車場で1階に盗んだアメ車を駐車させる。


「よし。この調子でどんどん盗むわよ!」

「頑張りましょう!」


 そして私達はまた車の窃盗に勤しみ始めた。


「次はここにしましょう」


 ミカエルがとある豪邸をターゲットに選ぶ。

 現実のパソコン画面からだと庭の向こう側も上から少し伺える。

 豪邸には車が何台もあった。


「よくいるコレクターの人かもね」

「変わった形の車がありますね」

「あの黄色の車って、ル◯ンで見るやつじゃない?」

「そうなんですか?」

「ル◯ン知らない?」

「古いアニメですよね。昔、テレビで見たことがあります」


 子供の時にテレビで見たのでかなり朧げである。最後にでかい脳みそが出てきたのは覚えている。ストーリーは不明。

 今も時々再放送しているけど、見てはいない。


「それでその黄色の車って高いんですか?」

「値段は知らないけど、今は通常販売していないから、マニアなら大金払って買うんじゃない?」

「ならミカエルは黄色の車を。私は玄関前のリムジンを狙います」


 カラフルで形が古臭い車が並ぶなか、玄関前には生活上で普通に使用されているリムジンが一台停まっている。


「オッケー。そうしましょう」


 前回と同じように守衛を拘束して、守衛所から門扉を開ける。

 敷地内に侵入して私とミカエルは玄関前に近づく。

 今回は車の場所がそれぞれ違うため、共にキー・ブースターでキー・ナンバーを入手しないといけない。


「あっ!? 執事がいます!」


 リムジンをマイクロファイバークロスで拭いている執事がいた。


「さくっと殺すわよ」

「その前にキー・ナンバーを手に入れてからにしましょう」


 銃声で屋敷にいる警備の者が現れて反撃されたら大変。


「そうね」


 私達はしゃがみつつ、庭木の後ろに隠れて、ゆっくりと屋敷に近づく。

 キー・ブースターには一つの番号が表示される。


「あれ? 一つだけ?」

「そうか……そういうことか」


 ミカエルがしまったみたいな声を出す。


「どうしたんですか?」

「昔の車だからキーも……」

「アナログ!」


 物理的な鍵が必要ということか。


「諦めますか?」

「そうね。リムジンだけにしよう」


 私達は執事を殺して、キー・ブースターですぐにリムジンに乗って運転した。


「ああ! あの車、欲しかったなー!」

「でも、売るんですよ」

「そうだけどさー」


 外に出て、ポイント7002に向かっていると十字路でパトカーとでくわした。


「もう通報がきたんですか?」

「どうかしら。サイレンもないし、進路も向こうの方だから、ただのパトロールかも。一応、NPCのフリね」


 私はNPCのようにゆっくりと丁寧に運転した。

 そしてポイント7002の立体駐車場でリムジンを停めた。


「さて、次に行こうかしら」


 と、ミカエルが告げた時、ミカエルのスマホから着信音が鳴る。


「もしもし?」

『ミカ、進捗はどう?』

「アメ車2台とリムジン1台」

『いいね。それじゃあ、一旦回収しておこうか。キャリアカーでそっちに向かうから待ってて』

「分かった。ポイント7002の立体駐車場だから」


 ミカエルはスマホの通話を切り、


「メテオが回収にくるって」

「まだ3台ですけど、いいんですか?」

「キャリアカーだって、何台も運べないでしょ?」

「そうですね」


 しばらく待つとキャリアカーを運転するメテオが立体駐車場前に着いた。


「私が合図を出したら、後ろから車を乗せて。サイドブレーキをちゃんとしてね」

「オッケー」

「そらじゃあ、まずアメ車から」


 ミカエルが立体駐車場内に停車中のアメ車を運転して、外に出る。そしてキャリアカーの坂に乗り上げる。サイドブレーキでしっかりと停めた後、ミカエルは運転席から降りる。


「次、オルタ。次もアメ車ね」

「はい」


 私もアメ車を運転して立体駐車場に出る。そしてキャリアカーの坂になった背に乗る。サイドブレーキで車をきちんと停め、ドアを開けて外に出る。


「上げるよー」


 キャリアカーの背が上がり、水平になる。

 それはまるで荷台の上に乗り上げたみたいだ。


「次はリムジンね」

「了解」


 ミカエルは立体駐車場からリムジンを出してきて、今度はキャリアカーの中、つまり下段にリムジンを入れた。


「それじゃあ、私はこれを港まで運びに行くから」

「気をつけてねー」

「そっちもね。ポリ公がここらへんをうろつき始めたらしいよ」

「知ってる。さっきパトカー見たよ」

「もし見たかったらどうなるんです?」


 と、私は2人に尋ねた。


「数が少なければ戦闘、多ければ逃走だね。ま、基本逃走がベストかな?」

られたら治療費もあるし、刑務所に入っちゃうしね」


  ◯


 3回目の窃盗は銃撃戦になった。


 それはポリスとの戦闘ではなく、マフィアとの戦闘だった。


「まさかマフィアの屋敷だったとはね」


 ミカエルが溜め息交じりに言う。


 黒スーツに黒のサングラスの角刈りの男達が拳銃で私達を攻撃している。

 私達は庭のモニュメントを盾にしてしのいでいる。


「ここは諦めますか?」

「ここで逃げてはギャングの名折れよ!」

「とは言っても、キー・ナンバー入手にはもっと屋敷に近づかないと」


 けれど屋敷前にはマフィア達が大勢いて、拳銃で私達を狙っている。銃弾の嵐をい潜って近づくのは至難の業。


「ここは二手に別れましょう。私は右をオルタは左に。先にキー・ナンバーを手に入れた方から車に乗って、暴れまわって。そしてその隙にもう一台盗んで逃げるの」

「分かった」


 私達は二手に別れる。


 私はモニュメントや松の木を盾にしつつ、庭を右へと移動。時折、拳銃で牽制。少しずつ、屋敷に近づく。


 けれどたとえ屋敷に近づいても玄関から離れているとキー・ナンバーが手に入らない。


(どうしたものか?)


 これ以上は本当に屋敷の裏手にまわりそうだ。


 池のそばに立つ大岩の後ろにしゃがみつつ、私は拳銃でマフィアを撃ち殺していく。

 だいぶ数は減らせたけど、それでも屋敷に近寄るほどではない。


 次に池を越えて、生垣に近づく。その際にマフィアから結構なダメージを受けて、私はアイテムで回復しようとした。その時にアイテム欄で能力向上アイテムがあることに気づいた。


 タバコと酒。

 ゲーム世界では嗜好品が戦闘時には能力向上アイテムとなる。


 私はタバコを吸い、能力を上げる。


(これなら!)


 タバコを吸い終わって私はマフィア達を攻撃していく。

 敵を減らしては少しずつ屋敷の玄関へ近づく。


「ここまできたら、キー・ナンバーも手に入ったかな?」


 キー・ブースターで手に入れた13桁の番号を確認。


「あれ? ない?」


 結構近づいているはずなんだけど。普通ならここまできたらキー・ナンバーは入手していてもおかしくないはず。


「これは……鍵を持ってる人が遠くに行ったとか?」


 銃撃戦が始まって、鍵を待つ人が避難したと考えられる。


「どうしよう。ミカエルに連絡しようかな──」


 そこで一台の車が騒がしい音を立てて、玄関のマフィア達を跳ね始める。


「オルタ、今のうちに!」

「でも、キー・ナンバーが……」

「裏よ。裏にまわれば手に入るわ」

「分かった」


 私は屋敷の裏へとまわる。


 するとキー・ブースターに13桁の番号が3つ表示される。


 キーを持つ人が屋敷の裏近くにいるということか。


「ホントだ!」


 私はすぐにキー・ブースターで1つの番号の電波を増幅させて放つ。

 黒塗り一台が電子音を鳴らしてロックが解除される。私は運転席に乗り込んで、アクセルを踏んで発車させる。


 屋敷の前ではミカエルが運転する車が大立ち回りしている。


「車ゲット!」

「よし! 先に外に出て!」

「了解」


 私は門扉を越えて、ポイント7002の立体駐車場へと向かう。後ろにはボロボロのミカエルの車が続く。


「あれは売れないな」


 ミカエルの盗んだ黒塗りの車はガラスが割れ、車体はあちこちが凹んで、白い線が縦横無尽に引かれている。そしてところどころに赤い血が。どうみても事故車だ。

 車道を走っているとサイレンの音が近づいてきた。


「やばい。これは職質確定だ。オルタはNPCのフリをして」

「うん」


 そしてパトカーが現れ、拡声器で『そこのボロボロの車、停まれ!』と命じる。


「クエス、どうしたの?」


 パトカーからクエスが降りてきて、ミカエルに降りるように促す。


 私は赤信号ゆえ、停まったまま。


(早く青信号になってよ!)


「その車どうした? ボロボロじゃないか」

「ちょっとそこのマフィアと銃撃戦で」

「さっき市民から発砲音が聞こえると通報があったがお前か?」

「たぶんね」


 青信号になったので私はゆっくりと発進して、その場から離れる。

 角を曲がり、そのまま直進し続ける。


「ふう。バレなかったか。まあ、さすがに一台だけピカピカだと仲間には見えないか」


 そして私はポイント7002の立体駐車場へ向かった。


  ◯


 私が立体駐車場へ辿り着いてから、数分後にミカエルがボロボロの車で到着した。


「捕まらなかったんだ」

「ドンパチと思ったんでしょうね。見逃してくれたわ」

「でも、窃盗の通報とかなかったんですね」

「マフィアが警察に『助けてー』なんてしないわよ」

「それでその車はどうします? さすがに売れませんよね?」


 ミカエルがボロボロの車を見て、


「そうね。解体してパーツ売りかしら」


 そこでけたましい運転音が立体駐車場に現れる。


「何?」


 音の主はキャリアカーだった。


「どうしたのかしら?」

「ちょうどいいから私が盗んだ車を持って行ってもらいます?」


 しかし、キャリアカーの様子がおかしかった。キャリアカーは大きい上、普段は中には入らず車道で待機のはず。

 それが今はスピードを上げてキズを恐れずに立体駐車場に入っていて、ところどころに凹みがある。


「様子がおかしい。何かに追いかけられている?」


 キャリアカーは私達の前に停まった。


「どうしたのメテオ?」

「ミカ、やばいポリに狙われた」


 メテオが慌てたように言う。


「逃げてるの? だったらなんでここに?」


 そうだ。逃げるのにここは不向きのはず。むしろ逃げ道をなくした感じだ。


「それが前も後ろも塞がれて隠れるとこがここだったのよ」

「どうするの?」

「しばらくここに隠れるか……2人で外のポリを惹きつけてくれない?」

「囮になれと?」

「出来る?」

「……」


 ミカエルは私を見る。


「やりましょう」


 私は頷いて答える。


「分かった。外の連中は任せて。ここから離れさせればいいのね」


 私とミカエルはそれぞれ車に乗り込むが、


「オルタ、待って! 使うなら積んでるやつで」

「どうして?」

「逃げる最中に傷つけてね。どうせならその車はキャリアカーで運んで金にしましょう」

「そうだね」


 私はマフィアの車と傷ついた車と交換した。


 そして私とミカエルは立体駐車場を出て、ポリス達を撹乱させる。


 ミカエルはボロボロのためか、躊躇なくパトカーに横から体当たりして逃げた。


『ミカエルか! お前ー!』


 横から体当たりされ、パトカーを凹まされたクエスが拡声器を使って怒鳴り、ミカエルを追う。


 私は周囲を警戒している別のパトカーを見つけて、後ろから体当たりした。


「うらー!」


 そしてパトカーを追い抜く。


「どうだ!」

『オルター!』


 この声はみはり先輩か!?


 私はアクセルを思いっきり踏んでスピードを上げる。信号を無視して走る。


 けれど性能差か。

 すぐ追いつかれて、後ろからアタックを受ける。


「ぎゃあ! ひどい! 警察がそんなことしていいですか?」

『いいだよー! おら! 積年の恨み!』

「拡声器使って吠えないでくださーい。てか、積年の恨みって何?」


 バンバン攻撃を受けて、とうとう私はスピンしてしまった。


 車は建物にぶつかって止まる。

 パトカーからみはり先輩が出てきた。


「はい。もう観念して出てきなさい」

「……はい、負けです」


 私は手錠を嵌められて、パトカーで連行される。


「で、キャリアカーはどこ?」

「シリマセン」

「あの辺りから出てきたということは、隠れる場所は立体駐車場かな?」

「ナンノハナシデスカー」

「分かり易いなー」


 みはり先輩は無線機を使い、


『こちらみはり、オルタ逮捕。キャリアカーは立体駐車場の可能性あり』

『こちらカロ、外にセレンを待機させ、ヒスイと共に立体駐車場に入りまーす』

『頼むよ。私も今すぐそっちに向かうから』

『クエス、今、ミカエルを捕まえた』

『ナイスー』


 ミカエル先輩も捕まったか。せめてメテオがすでに立体駐車場を出ていることを祈──。


『キャリアカー発見。ヒスイ共に立体駐車場内で追ってます』


 駄目か。


『ナイスー! 立体だから逃げ場はないはず。袋のネズミね。確保しちゃって。抵抗したら殺していいから』


 立体駐車場が見えてきた。

 入り口にはパトカーが一台待機している。


「これは私達の勝ちね」

「どうですかね?」

「負け惜しみ?」


 と、その時だ。立体駐車場の上の階から何かが空へと飛び出してきたのだ。


「えっ?」、「はっ?」


 飛び出してきたのはキャリアカーだった。

 キャリアカーは頭を下にして地面へと落下する。


 大きな音を出してキャリアカーの頭は潰れて、台に載せていたマフィアから手に入れた黒塗りの車は倒れ、窓ガラスが割れ、外装がひしゃげた。


「ああ! 私の車が!」


 マフィアとの戦闘で頑張って手に入れたのに。


 キャリアカーと黒塗りの車は燃えて、黒い煙が空へと昇る。


  ◯


 私とミカエル、蘇生されたメテオは牢屋にぶち込まれた。


「さあ、仲間のことを教えてくれたら刑期を半分にしてあげる」


 牢屋の外からみはり先輩が言う。


「もう一台のキャリアカーはサラサ。2000番台と3000番台のエリアで活動中」

「なんで言うのよ!」


 ミカエルが非難する。


「分かった。それじゃあ、刑期は半期にしてあげる」


 みはり先輩が立ち去り、私達だけになる。


「メテオ、どういうこと?」

「ミカ、落ち着いて。もう時間でしょ? それに皆にはキャリアカーでなく、各個人で港に向かうよう指示したから」


 この後、私とミカエルは罰金で釈放。メテオは刑務所に移送された。

 私とミカエルはイベント制限時間まで車の窃盗を繰り返した。

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