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いざ冒険!と意気込んで村を出発してから15分、速攻で魔王に出くわした〜しかし魔王様は逃げられない〜

作者:かず27
 魔族領の最南端の辺境地にある田舎村で育ったふたりの少年、“デン”と“ヒョンキチ”は物語のような冒険に憧れていた。
 ふたりには強力なスキルがあった。それを駆使して、世界を見て回る⋯⋯つもりだった。
 
 しかし村のみんな(あのあくたれボーズたちが、魔都の魔法学園に飛び級入学するべさあッ!と勘違い中)や、顔が真っ青になるほどの母親の熱い声援を背中に受けながら、村を出ること15分。


 ふたりは⋯⋯“魔王様に出会った”!


 だけど魔王様――“マオ・ミルフィーユ・ストロベリー”はふたりの想像よりずっと綺麗で、可愛らしかった。そして追われる身だったのだ。

 
 マオちゃんは言う、「“天魔の王”。わたしはかの者に狙われておる。ゆえに、どう転ぶかはともかく問題が解決するまでは人と触れ合うことをさけるべきじゃろう」

 そして、その男は彼女の、マオちゃんの魔力を追ってくるから。“魔王様は魔法が使えない。”

 だから、
「わたしのことは忘れるのじゃ、それでよい。わたしが覚えておくから」と。

 しかし少年たちは言う。

「それなら、俺たちと行こ!」

「オレのスキルがあればどこでだって逃げ通せる!」

 守り抜く、なんてかっこいいことは言えないけど⋯!

「「マオちゃんをひとりにする理由なんて、俺たちにはないんだから!」」


 ――お伽噺の中の存在である“天魔の王”と壮絶な鬼ごっこをくり広げながらも、少年たちと魔王は、この壮大な世界を笑う大冒険に出る。
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