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詩集36 言葉に触れるその瞬間  作者: 仲仁へび
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第4話 とげとげに触れてみる



 とげとげに触れてみる

 痛くて 手を引っ込めちゃったけど

 もう一度


 とげとげに触れてみる

 とげが刺さって血が出ちゃったけど

 もう一度


 見えないくらいの多くの茨

 その向こうのいる君は

 いま 一体どんな顔をしているの?

 どんな心でそこにいるの?


 とげとげに触れてみる

 痛くて 手を引っ込めちゃったけど

 我慢してもう一度


 とげとげに触れてみる

 とげが刺さって血が出ちゃったけど

 そんなの気にしないでもう一度


 たくさんの茨をかきわけて

 その向こうにいる君の姿を

 一目見たいんだ

 泣いているならその頭をなでてあげたい

 嘆いているなら声がかれるまで話をきいてあげたいから



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