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ハッピーアイスクリーム

ふと目を覚ますと、見覚えのない風景に私は目をぱちくりさせた。

体があったかくて包まれている感が半端ない。

と思ったら、右隣で瞬くんがすやすやと寝息を立てていた。その右腕は私の腰に回っている。


私、瞬くんと…。


リビングのソファで散々イチャイチャしたあと、私はお姫様抱っこされてベッドへ運ばれた。


男の人とイチャイチャすることも、お姫様抱っこされることも初めてだった。

ときめきすぎて死ぬかと思った。


瞬くんの綺麗な形の唇。

この唇からたくさんのキスをもらった。

これでもかというくらい、たくさんたくさんいろいろな部分に。

そして何だか気だるい自分の下腹部が、夢ではないことを証明してくれている。


昨晩のことを思い出して、私の頬は勝手に熱くなった。

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