表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/50

出会い

空が高いすっきりとした秋晴れの日。

今日は同級生朱里あかりちゃんの結婚式だ。


私ともう一人の同級生未菜みなちゃんは、受付の手伝いを頼まれて少し早い時間に会場に入った。

趣のある和をベースとしたアーチをくぐると、空気が凛となる。


和風好みな朱里ちゃんは会場も和テイストのものを選んだようだ。一見高級料亭のように敷居が高そうな建物。入口前には大きな松の木がそびえていて、とても綺麗に植栽されている。入口は大きく開放されていて明るい。

朱里ちゃんに似合ってて、すごく彼女らしいなと思った。


「受付のお手伝いに来ました。」


そう告げると、スタッフらしき人と男性二人が私たちの方を見る。

男性は新郎側の手伝いの人達だった。

ネイビーのスリーピースに薄いシルバーのネクタイが上品でフォーマルだ。

一方私は、藍色のパーティードレスにクリーム色のボレロ、そして胸元には小さめのコサージュを付けている。

それだけで、結婚式なんだという空気感がすごくて妙にソワソワしてしまう。


軽く挨拶を交わしてから、私たちはスタッフから受付の仕事内容の説明を受けた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ