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ロア・オブ・ライフ  作者: 爺々屋
極国・リドルブリゲン編
64/82

血みどろの大掃除・後編

ダークな回となります。ご留意下さい

 血肉がこびりつく獣人の爪が鎧の隙間を抉ると、鎖帷子も千切って筋繊維を裂いていく。

 藍ちゃんがタコみたいと評した亜人は、関節のない筋肉のみで出来た腕によって首を丁寧に折っていく。

『青霧の箒』のアジトでの戦場は乱戦と化していた。

 襲撃を受けた『青霧の箒』の面々は有事の際に備えていたにも関わらず、圧倒的な暴力に押される一方だった。

 獣人や亜人の中には剣を突きたてなければ傷も付けられないような者までいる。囲んで叩こうとしても、更に大きく囲まれて、無残に屠られる。

 人間が人間以外の者たちに対抗出来ていたのは、彼らが少数でしか固まらず機知のある戦い方をしてこなかったからに過ぎない。


「おおおっ!!」


 人間側の中にも『闘気(オーラ)』を発動する者がいた。その一人がハルバードを携えて勇敢にも斬り込んでくる。

 ただの人間と『闘気』を纏う人間の実力差は雲泥にも等しい。

 優勢を保っていた獣人たちも、『闘気』を使える者が現れては後退せざるを得ない。

 ハルバードを振り回す男が一人の亜人の腕を撥ねた。追撃しようと前に進むが、黒い鎖が脚に絡まりついてきて、思わずつんのめった。


「なんだコレは……ふんっ、この!」


 遂には全身が縛られて動かなくなる。『闘気』を纏っているというのに、鎖一つ抜けられないことに困惑していた。

 はたとハルバードの男が顔を上げる。今さっき、隻腕にした亜人が鉈を目に突き立ててくるのが彼が最期に見た光景だった。


「ち、畜生、畜生!魔法使いはどうしてんだぁ!」

「なんで亜人と獣人が手を組んでッ、ぎゃあ……!」


 魔法使いは多人数存在していた。中距離の位置から、攻撃性の魔法を放つ算段だ。彼らの魔法は、いかな頑丈な獣人亜人でもひとたまりもない強力なものばかり。

 だが魔法使いが詠唱を始めると、良くても一つの魔法を放ってしまえば、十河が真っ先に始末しに行く。

 獣人と亜人が数人掛かりでフルプレートの鎧の大男を相手にしている所に魔法使いが狙いを定める。

 詠唱を終えると、巨大な炎の刃を飛ばした。


「死ねぇ!家畜がぁ!」


 詠唱を聞いた十河は跳ねるように駆けていた。

『熱を無効にする』想像をしながらアッパー気味に拳を炎の刃に当てる。すると軌道は上へとずれた。

 白亜色の石の天井に魔法が接触すると、蒸気を発しながら天井は溶けていく。

 自慢の魔法をただの素手に弾かれて呆然としていた魔法使いを、十河はギロリと睨みつけた。


「死ぬのはお前だ。想像(イメージ)、ハンマー」

「ひっ……」


 逃げようとした魔法使いの真後ろにまで近付くと、拳を振り下ろして頭蓋に叩き込む。

 魔法使いの頭は「想像通り」ハンマーで殴ったかのように陥没した。

 十河が、文字通り血煙で満ちている方向を見やる。味方の『守護機兵』テンペストが居る場所だ。

 大斧を軽々と振るうテンペストは戦場において、十河と戦った時と同じように無口を貫いていた。

 二メートルはある感情も読み取れない鎧がまるで玩具を壊すかのように人間を破壊し尽くしていく。

 優雅とも言えそうな所作で練り歩いている余裕綽々のヴェネリャに十河は声を掛けた。


「あいつ一人……いや一体で十分じゃないのか?」

「それは無理な話だぜ兄弟。これは、徹底的に潰す作戦だって言ったろ?

 テンペストから逃げた奴らも全て殺すための、この人数なんだよ」


 鉄鎖を自在に操るヴェネリャは、時に敵の動きを阻み、時に敵の関節を折り、時に声を掛け戦友を鼓舞して回っていた。

 血の無い所は存在しない、と言っても過言ではないほど床は血浸し(・・・)になっている。


「そうかよ。ボスは、敵さんのボスと話をつける為に来たんだよな?」

「ああ、そうだ。んでも、奥で震えてるだろぉしなー。引き摺り出すのもめんどくせぇ……なぁッ」


 斬りかかってきた男をヴェネリャは鉄鎖で止めて、胴を縛り、顔から床に叩きつける。


「た、頼む。助け、」


 その男の頭を十河がぐしゃりと踏み潰して止めをさす。まるで慣れているようだった。

 ヴェネリャが嬉しそうに囃したてる。


「ひゅーっ!兄弟もヤるねぇ!報告じゃあ甘ちゃんだって聞いてたんだが?」

「期待外れだったか?……黒づくめの仲間の前でこんなんだったら、怖がられるだろ」

「アタイは今の兄弟の顔の方が好みだぜ、ゾクゾクする。堪らねぇ」

「……そりゃどーも」


 最大規模の組織であるという誇りによって支えられていた抵抗も弱まってきて、立っている人間は限られていた。

 思ったよりも楽に済みそうだ、と十河が考えていると。

 奥に突き進んでいた獣人たちの首が、いくつか飛んだ。獣人の名を叫ぶ声がした。

 突然として『青霧の箒』の劣勢が終わる。すぐさまヴェネリャが「前線を下げろぉ!」と叫んだ。

 現れたのは……『守護機兵』。

 従来の純白の大鎧が、長剣を携えた四体が、並んで行進してきていた。


「クソッタレがぁ!あんのイカれ女郎、貸し出し事業まで始めやがった!……エミィ、少しの間止めろぉ!」

「はいっ!」


 上の階に居た単眼族の女弓手、エミィが短弓をつがえる。

 単眼族の特徴は視力に関する力がずは抜けていること。エミィはその能力を活かして、弓の達人となり得た。

 放たれた鏃の長い矢は『守護機兵』の鎧の膝当ての、上のほんの僅かな隙間に滑りこむ。

 すると鏃のせいで膝が曲がらなくなり『守護機兵』の一体が転んでしまう。と思えば、次々と横の『守護機兵』も同じく転んでいく。

 それでも『守護機兵』は矢を膝から抜いて起き上がる。対してエミィは絶えず腕を動かし、足止めを続ける。苦痛の表情を浮かべていた。

 エミィの矢が途切れると、隙を見逃さずに『守護機兵』たちはバラバラになって行動を開始した。


「テンペストぉ!奴らをぶっ殺せるか!?」

「難しいッス!一体ずつならやれない事もないッス!」

「やりますで良いんだよボケが!エミィ、もう良いぞ!」


 前線近くまで入り込んでいた獣人や亜人が引いたのを認めてから、ボスは『守護機兵』を視界に入れつつ前へ出る。

 その背後をテンペストと十河が付いていった。


「おっ、なんだよ兄弟。アタイとデートしたくなったのかぁ?」

「言っとけ。……なぁ、『守護機兵』ってどうやって動いてるんだ?」

「名前は忘れたッスけど、高価な魔鉱石がお腹の辺りに埋め込まれているッス!それが色々と頑張ってるッス!」

「てめぇはちったぁ説明を頑張れよアホ。まーつまりだ、腹にある石ころが人間でいう脳みそ兼、内臓なんだよ。これが聞きたかったことだろ兄弟?」

「あぁ。満足だ」


 受けた命令が「獣人と亜人を見つけ次第殺せ」だったので、近くまで歩いてきたヴェネリャ達を無視しようとした『守護機兵』たち。

 だがヴェネリャの装備する神器の第三形態、影のような鎖の『グレイプニール』が二体の『守護機兵』の動きをガッチリと止める。


「つれないぜぇ……付き合えよ」


 ヴェネリャから敵対行為を受けていると判断した『守護機兵』達の意識が、彼女たちへ向かった。だがどれだけ暴れようとしても微動だに出来なかった。

 テンペストが漆黒の大斧の柄尻を一体の『守護機兵』の鎧の腹部近くの隙間にねじりこんで、テコの原理で拡げる。鎧を剥ぎ取って『核』を破壊するつもりだ。

 横の十河は腰を沈めて『守護機兵』の腹に右の掌をあてがい、呼吸を整えて、想像していた。


(硬い石を砕くような衝撃を……通す。鎧をすり抜けて、奥だけで衝撃が爆発する。そうなる)


 十河の細い息吹が途切れると、周囲を舞っていた燐光がさらに激しく輝いた。十河の影がぶれる。

 腰を回し、肚から前に出るように腕を突いた。

 テンペストもこじ開けた鎧の隙間に腕を突っ込んで、拳大の『核』を全力で握った。

 生命が尽きた生き物のように、身体をブルリと震わせた二体の『守護機兵』は、力なくうな垂れる。

 魔力回路が壊れた証拠に他ならなかった。

 勝利を確信していた『青霧の箒』の男たちの何人かはまたも絶望に叩き落される。

 奴等は化物も……『守護機兵』すらも倒すことが出来るのか、と。


「っし、あと二体だ!獣人亜人は人間を殺せ!『守護機兵』の足を止められるって奴は止めろ!死ぬ間際まで無茶をしろヤンチャ共ぉ!」

『オウッ!』


 統率がとれている者たちに対し、無様に個人でしか戦えない者たちとの戦力の差は歴然だった。

 戦闘にも参加しないで逃げ惑っていた、輪をかけて無様な者が愚行を重ねていく。

 連れてきたのは、痩せっぽっちの『商品』たち。死体から剥ぎ取った武器を押し付けるように持たせる。


「おい、お前ら、コレで、奴らを殺せ!分かるか!?殺せば自由になれるぞ!良いか!?」

「……っ?」

「こんのッ……言葉もわかんねぇのかゴミが!」


 男が『商品』の細い腕を掴んで、十河の方へと投げつける。『商品』の手にはナイフが握られていた。

 その『商品』の少女を十河は危なげなくキャッチし、ナイフを奪ってから、瞠目した。

 弱々しく震えるその子は、ただジッと十河を見ていた。その瞳に感情は無かった。


「……なぁ、ボス。これが人身売買の子か?」

「あん?……はぁ、おいおいおいおい七面倒くせぇなぁ。よりによって半血かよ」


 十河が腕に抱いているのは、犬の耳を生やした、人間の少女。

 獣人でも人間でもない。獣人と人間のハーフの女の子だった。

 半血は、どちら側にせよ、女性が無理やり孕ませられて産まれる。

 十河は知っていた。

 半血が人間からも獣人からも好意的に見られていないことを。


「おい!もっと、もっと半血のガキを連れてこい!カシラから許可は降りてる!」

「逃げる時間だけでも稼げ!……おら、俺たちの代わりに死んでこい!」


 獣人亜人の動きが鈍ったのを見て良い方法を見つけたとでも勘違いしたのか、組織の男たちは次々と半獣人や半亜人を投げ付けてくる。

 十河は半獣人の女の子から奪ったナイフを捨ててから、優しく隅に降ろしてあげた。


「ヒュー、かっこ良い」

「囃すな。ちょっとだけ、キレてる」


 ドンッ、と空気が揺れるほど十河が踏み込んだ。

 弾丸のように跳び、また半獣人を投げようとした男の頭を蹴りで粉砕する。

 残りの『守護機兵』を倒すことだけに集中しようと思っていたが、ついでに、組織の男たちも殺すことにした。


(……安っぽい正義感だよ)


 腕を『剣』だと思い込んで男の首を撫ぜると思い通りに首が飛ぶ。

 誰かが投げてきた槍を宙で掴み、身体を回転させて飛んできた方へ投げ返す。男の腹に槍が突き刺さった。


(それの何が悪い)


 獣人たちが縦横無尽に動き回って『守護機兵』を翻弄していた廊下に着く。

 背後にやってきた十河に瞬時に反応して、長剣で斬ろうとした『守護機兵』だったが、些か遅く、そして距離が近過ぎた。

 十河は左手で触れていた腰の位置に、入れ替えるように『燐光』で強化した右の貫手を放つ。

 白い鎧をズブリと貫いて、十河の貫手が『核』をまた破壊してみせた。

 この想像は少しキツイな、と十河は反動を抑えつつ思った。


「あと一体!何処にいる!?」

「十河、外だ!中は私たちに任せろ!先に『守護機兵』を頼む!……ハァッ!」

「分かった!」


 十河はデザーロトの言葉に従って、窓から外へと身を躍らせた。

 何処だ、と見渡すと、たった一人で『守護機兵』に真っ正面から向かっていた亜人がいた。


「おい、もう良い、逃げ……!」


 逆袈裟に振り切られた『守護機兵』の長剣が亜人の脇腹から肩までを切り裂く。

 一拍遅れて血が噴き出した。誰が見ようとも致命傷だった。


「……ッくそがぁ!!」


 戦闘の際に十河が最も気を遣っていることが『燐光』の限界だ。

 魔法使いが残りの魔力を気にするように、十河も同じく常に度を越した想像は控えるようにしていた。

 強力な『想像』を連続させると、堰が決壊したように一気に反動が襲いかかってくる時が多いからだった。

 だけど今は時間が惜しい。速攻をして『守護機兵』を倒す必要があった。

 最初に倒した時の『想像』。破砕の衝撃が届くように拳を『守護機兵』の背にぶつけた。

 しかし『想像』は甘く、内部の『核』にヒビは入ったものの、倒しきれてはいなかった。

 当然、重い長剣が弧を描いて十河を襲う。

 それを『鋼鉄』と想像した腕で受け止めるも、数センチ、剣は皮膚の下に埋まっていく。


「ぐぁ……ッ、さっさと倒れろクソッタレ!!」


 もう一度、もう一度、と『核』を破壊する攻撃を繰り返す。『守護機兵』も何度も長剣を十河の腕に叩きつける。

 四度目の十河の攻撃で、やっと『守護機兵』は沈黙した。

 長剣を受け止めていた左腕は血塗れになっており、骨に至っては半分折れかかっている。

 自身の傷だらけの左腕にも構わないで、斬りつけられた亜人の下へ駆け寄った。

 土や石を連想させる肌をもつその亜人の呼吸はひどく荒い。

 血の混じった雪をかき集めて、亜人の傷に押し当てた。


「おい、おい!大丈夫か!?」

「……オラ、オラな、逃げなかった。ボスに、伝えてくれ。オラ、逃げなかった。あの時みたいに逃げはしなかった」

「人間語が喋れるのか。だったらアンタの口から伝えるんだな。頼むから動かないでくれよ」

「オメェ……すんげぇ怖ぇ顔のくせに、良い奴なんだなぁ」

「はっ、アンタこそ見た目の割りに喋り方がのんびり……」


 と、そこまで言って、亜人がすでに呼吸をしていないことに気が付いた。

 唇を痛いくらいに噛んでから、十河は亜人の目をそっと伏せる。

 なにかを振り払うように立ち上がって振り返る。また、建物の中の戦場に戻っていった。




 ▽▽▼




 混迷を極めていた『青霧の箒』の本拠地は、しんと静まり返っていた。端っこに、廊下に、階段に転がっている死骸は全て人間だ。

 アジトの奥にて、幹部の死体に囲まれて床に座らされているのは『青霧の箒』の頭領。

 彼が逃亡する道は塞がれていて、その後すぐ死ぬことになる部下から『守護機兵』が全機撃破されたことを伝えられ……現在に至っている。


「さぁて。楽しい楽しい拷問タイム、といきますかぁ?それとも大人しくアタイの指示に従いますかぁ?」

「何者なんだお前ら……ぐぁっ」

「質問してんのはこっちだスカタン。それとも顔の生皮を剥かれて素敵な顔付きになりてぇのかぁあ?」


 頭領が死にそうになっているといのに、デザーロトもテンペストも止めないので十河が致し方なく咳払いする。

 ぱっ、と頭領の首から鎖をほどいてやったヴェネリャが今度は優しく囁いた。


「もうすぐ王様か、王女様に謁見しにいくんだろ?知ってるぜ。それには部下を同行させている」

「げほっ、げほ……あ、あぁ!そうだ。数人だけだがな」

「重畳だ。それに、アタイを含めて何人かを連れていって欲しいんだよ」

「なんの為にだ……国外に逃げるに為か!?」

「質問してるのはぁ?」


 鎖が頭領の首にゆるりと巻きついた。

 頭領は不規則な呼吸をしてから、ヴェネリャの髪を見て不気味に笑いだす。


「……そうか、やはり革命か!思い出した、その珍しい紫の髪は王家の髪だ!はっはっは!王女から聞いているぞ?不出来な妹が居るんだ、ってなぁ!はっはっは!」

「……」

「それに!殺してやりたいほど憎んでいるとも言っていたなぁ!?はっはっは、はっはっは……!」


 頭領の真横にテンペストの大斧が振り下ろされた。頬をひくつかせる頭領に、テンペストが無言のままにじり寄る。


「よせ、殺すんじゃねぇぞ。……お前よぉ、なーんか色々と思い違いをしてんじゃねぇの?」

「は?」

「お前はな?もう人間じゃないんだ。死体にも劣るお人形だ。お人形は持ち主の好き勝手にされるもんで、間違っても一人でに喋らない」


 もう一度。ヴェネリャは頭領の首を神器の鎖で締めた。

 そして無表情な顔を近づかせて、告げる。


「七人だ。お前の組織の抵抗で、七人も仲間が死んだ。アタイは悲しくて哀しくて仕方がない」


 頭領は愕然とする。全ての人員に加えて『守護機兵』までも引っ張り出したというのに、わずか七人しか殺せていないということに。


「だからお前の奥歯を七本と、足の指を七本だけ貰うぜ。

 良かったなぁ?たったこれだけで赦されて」

「ふ、ふざけ……」

「連れていけ」


 ゾロゾロとやってきた獣人たちが、頭領の口に布を詰め、身体を紐できつく縛ってから荷物のように持ち運んでいった。デザーロトもそれに付いていって、会議室から退室した。

 ヴェネリャは、静かに佇んでいた。テンペストもそばに寄り添うように立ったままだ。

 親兄弟の事情に仕事仲間が踏み込んではいけないだろう。だから十河はまず伝えなければならないことを伝える。


「なぁ、硬い茶色の肌の亜人が居ただろ。知ってるよな?」

「……あぁ、で?」

「そいつは『守護機兵』を前にしても逃げなかったよ。最期まで戦ってた」

「そりゃあ、痺れるくらいに傑作だな」


 最高傑作だ、と呟いた。僅かにだけ嬉しそうに。

 ヴェネリャは変わることのない優雅な足取りで会議室を後にする。

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