他人を馬鹿にすることしかできないなんて。
他人を馬鹿にすることしかできないなんて、君は可哀そうな奴だな。
他人の悪口を言って、 それで面白がって、
そして、その話を聞いていた子の悪口を別の奴に言って、
そして、また別の奴の悪口を、また違う他の奴に話して、
それで、それを繰り返した結果、自分も悪口を言われる。
それで、「あいつ私の悪口言うの~」って、わけもわからない悪口を誰かと話す。
君は、相当可哀そうな奴だよ。
よもや、憐れむ俺の気持ちさえも、もったいないくらいに。
君は、他人を馬鹿にすることしか知らない。
「あいつってさ」「お前ってさ」「なんで?」「どうして」「マジで」
はぁ、君は狂ってるね。
他人を馬鹿にするために産まれてきたかのように。
君は相当 可哀そうな人間だよ。 俺も そうかもしれないけれど。
俺も、実際 他人を馬鹿にしてきたような最低な人間だから、そう他人の文句は言えない。
だけど、君よりはマシだと思う。 いや、正確にいえば、マシだと思っていたい。
だって、俺は他人に憐れんでもらうのなんて嫌だから。 そんな人生は惨めだから。
だから、俺は他人に憐れんでもらえなくてすむように、君を心の底から惨めだと思おう。
君は相当 可愛そうな人生を送っているよ。 他人を馬鹿にすることしか知らないなんて。