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異世界探索していたらエルフさんと日本に来てしまった件  作者: 尾崎芙美


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浮気する程甲斐性はありません!?

 チュンチュン、チチチッ。朝の小鳥の囀りで目が覚める。時刻は0800時。うーん、と伸びをして『おはようアリエル』『おはよう芙美』いつもの挨拶からはじまる。さぁて早速だが、朝御飯にしよう。鞄からランチパックを取り出す。まずはピーナッツを食べると、パンの柔らかさに驚愕『芙美、この白いパン、まるで雲を食べているみたいにふわふわです!』と、現代日本の製パン技術に魔法のような驚きを感じている。また濃厚な甘みにうっとり異世界の素朴な食事に比べ、濃厚でクリーミーなピーナッツクリームは彼女にとって至福の味。耳がないのでいくらでも食べられると、あっという間に完食してしまいそうです。『デザートとして最高ね。甘くて美味しい』濃厚なピーナッツクリームとふわふわのパンがマッチしており、パンというよりお菓子やケーキのように感じた様子です。また、ピーナッツの粒々感に対して『ピーナッツの風味がしっかりしていて、食感も楽しめる点が評価出来るわ』と概ね好評。でお次はハムマヨネーズを食べると『しょっぱい系も美味しい。ピーナッツとは対照的に、食事として満足感があるわね』と。またマヨネーズのコクに対して『日本のマヨネーズは甘みがあるため、ハムの塩気とよく合い、こっち世界のサンドイッチよりもマイルドでクセになる』という感想が見られました。甘いものの後の「しょっぱい系」として、その絶妙なバランスに『止まりません!』と大喜びする姿があります。またマヨネーズへの賞賛として『現代日本のマヨネーズのコクとハムの塩気の組み合わせはなんて完璧な調和ハーモニーなのでしょう』と絶賛。また、手軽さに感動し、手を汚さずに片手で食べられる構造に、エルフ大学教授としての好奇心も刺激され、「このパン、中身がこぼれないように封印されていますね。凄いです!」と感心しっぱなしです。

芙美が『これはランチパックって言って、現代社会では定番なんだ』と教えると、『日本という国は、精霊の恵みだけでなく、職人の知恵まで素晴らしいです!』と目を輝かせ、翌日からスーパーに並ぶランチパックの全種類を制覇しようと意気込むアリエルの姿がありました。『ごちそうさまでした』2人して言う。さて今日もティタちゃんの所に行きますか。時刻は0900時。多少アリエルの部屋でゆっくりした後で研究室に顔を出す。するとティタちゃんがまた泣きながら出て来た。『先〜輩、アタシもうダメかもしれません』卵を抱えたまま出て来た。『何があったのよ』『卵にヒビが、見てください。ここを』観ると確かにヒビが入っている。が気にする程でもないような。そんな程度のヒビである。しかしティタちゃんは『ドラゴンが孵ったらどうしようって。気が気じゃなかったんですよぅ』うーん、気にし過ぎな気がする。確かに孵るのは近々の事なんだろうけど、今すぐにってわけでもなさそうである。とは言えず、ティタちゃんがわんわん泣くので困っちゃうんだけど。『はぁ~、困った娘ねぇ、この娘は!?』そう言うと卵を取り上げて暖め始めた。『こんなヒビ位何だって言うのよ』そう言うとティタちゃんを一睨みした。『貴女が家に帰って良いですよ。とか言うから、お言葉に甘えて帰らせて頂いてますけどね、こんな事が続く様でしたら、アタシも一緒に研究室にお泊まりしますからね!』マジかぁ。やっぱりそうなるよね~!残念だ。いゃ、エッチ出来ないのが残念だなんて思っちゃ駄目だ。アリエルの重大な研究を俺の雑念だけで止めちゃいかん。うん、いかんぞぅ。しかし残念な事には変わりない。如何したものか。ティタちゃんは『そんなぁ、彼氏さんとのラブラブ絶頂期を邪魔したくないですぅ』とわんわん泣く。この娘は一体何がしたいのか?ティタちゃんと言う娘が分からなくなって来た。俺はどうしたら良い?励ます?一緒になって叱咤激励すべきか?分かんない。えーい、ままよ。『ティタちゃん。それ位のヒビだったら、多分大した事はないよ。心配症なティタちゃんだから気にするんだろうけど、気にし過ぎも良くないよ。もっとデーンと構えてたって良いよ?』と言うと『だって夜中にいきなり見た事ないヒビが出来てるんですよ!怖くないんですかぁ?』と返って来た。困ったなぁ。どう言えば良いのだろう。『ティタちゃん。ティタちゃんはよく気が回るから、回りすぎて普通なら気にしない所まで気が回って、結果気にし過ぎに陥ってる様な気がするんだ。だからもうちょっとだけ、図太くなって良いと思うんだ』『図太く…ですか?』『あぁ、図太くなって気にしない様になれば、オッケー。ま、とは言っても今のティタちゃんには難しいかもだけどね』『図太くなって良いのですね?アタシもっと図太くなります!』おっ、なんか心に響いてくれたみたいだな。励ましは成功だ。『よーしっ。暖めるぞぅ!』そう言うなりアリエルから卵を奪い返して再び暖め始めた。『コレ位のヒビはキニシナーイ!キニシナーイ!』アリエルが呆れて言う。『全く、現金な娘よねぇ!?まさかまた今夜も家に帰って良い何て言うんじゃないでしょうね!?』『あら、何で分かったんすか?もう大丈夫ですよ。ちょっとやそっとじゃまだまだ孵らないんですし。孵らないって事が分かったんだし!』『まぁ呆れたわ。もうどうなっても知らないからね!?』『へっへーん、大丈夫大丈夫。アタシは図太くなりましたから!』本当に大丈夫なんだろうか?変に自信をつけた分少し不安が出て来たぞ。困ったなぁ。アリエルと現代社会に帰れるのは嬉しいんだけど、卵の方が心配だ。俺達がいない間に孵られたら、それこそ一大事じゃないか。あと数日で産まれるんだろうから、やっぱりアリエルもついてあげた方が良いと思えて来た。困ったなぁ。困った。そうこうしてるうちに1200時昼御飯の時間だ。コロッケ弁当を取り出してアリエルに渡す。『ゴメン、ティタちゃんの分は無いんだ』『あっ、お気遣いなく。アタシは例によって干し草を食べますから』相変わらずの雑食性である。さてコロッケを食べたエルフさんはと言うと、未知の食感への衝撃を受け、エルフの里やこっちの世界にはないパン粉を使った揚げ物のサクサクとした衣と、中のホクホクしたジャガイモのコントラストに目を輝かせます。

また、ソースとの相性に感動をし、濃厚なソースがコロッケの甘みを引き立てる味わいに驚き、『この黒いタレ(ソース)は魔法のようです!』といった風に、日本の調味料の奥深さに感銘を受けています。更にご飯が進むという概念の発見をします。お弁当としておかずで白米を食べるという日本の文化を楽しみ、コロッケの塩気とご飯の甘みが合わさる多幸感に浸っています。芙美への感謝として、美味しいものを提供してくれる芙美に対し、『芙美の住む世界は本当に素晴らしいものばかりですね』と、幸せいっぱいの笑顔を見せています。そしてコロッケ弁当を一気に平らげたアリエル。アリエルは基本的に日本の現代料理(特にB級グルメや家庭料理)に対して非常にポジティブで、一口食べるたびに、おいしいです!と素直に感動するのが彼女らしい反応であり、今回も感動いっぱいの食事になったのでした。

 午後少し研究室で昼寝をしていたアリエルが1330時に起きてきた。『おはようアリエル』『おはよう芙美。あ〜っ、お昼寝気持ち良かったわ』『だろうね。あまりに気持ち良さそうだったから起こすのを躊躇う程だったよ』『あら、お昼寝中のアタシを起こすか悩む程の事があったわけ?』『いや、実は…。あ~っ、いや、何でも無いよ』『ふぅん。変なの』実はティタちゃんに迫られたとは言えず…。

 〜1時間前〜

 『先輩、寝ちゃいましたね?』『そうだね。美味いもん食ったら眠たくもなるわな』『芙美さんは寝ないんですかぁ?』『あぁ、俺は昼寝はしない主義なんだよね』『へぇ~、珍しいですね。っていうか芙美さん、結構筋肉凄いですよね。細マッチョって奴ですよね』『あぁ、まぁそうかな?』『アタシ、ゴリゴリのマッチョより細マッチョの方が好みなんです。抱かれたい♡』何言い出すんだこの娘は?『ねぇ、芙美さん♡アタシじゃダメですかぁ?』そんな事より卵、卵、暖めないと。『ねぇ、芙美さぁん♡』そう言って俺のズボンを脱がして来た。『なっななな何するの!?』『え〜っ、いけませんか!?それともアタシじゃダメですかぁ?』言いながら完全に脱がされた俺。情けなくも半勃ちな俺の息子。脱がし終えるなりティタちゃんがパクリとお口に含んで来た。『だっ駄目だよ。アリエルもいる中で!こんな事!?』『ひぁいひょうぶす。ひぇんぱいは起きないすから』お口に咥えたままで喋れるからよく分かんないんだけど、何となく言わんとしてる事はわかる。ジュル、ジュルルー。大きな音をたて始めた。オイオイ何て大胆なんだこの娘は!ジュポッ、プハァ。俺の愚息が完全にフル勃起したのを見計らってか再度お口に咥えこんだ。ジュッ、ジュポッ、ジュルルー。余りの気持ち良さにもうすでにイキそうである。『ティタちゃん、俺もうイキそうなんだけど…』ジュポッ、プハァ。『え〜、もうですかぁ。もうちょっとだけ我慢して下さいね♡』言うなり更に激しく咥えだす。ジュポッ、ジュル、チュウウ〜、ジュポッ。『あっはぁ~、限界だ!出すよティタちゃん、出すよ〜、あぁっ』『ゴホッ、ゴホ。んうぁ』ティタちゃんが両手で水を掬う様なポーズをとってその手の中に俺が盛大に出した白濁液をぺっと吐く。こんなに出たのかと自分でもビックリする。『うふふ。いっぱい出ましたね♡嬉しい♡』俺はアリエルのいる中でティタちゃんとこういう事をしてしまったと言う罪悪感からズボンを上げるとすぐさまティタちゃんに言った。『駄目だよティタちゃん、こんな事しちゃあ!?』『でも芙美さんも気持ち良かったでしょ?出すよ〜あっ♡な〜んて言っちゃって♡可愛い♡』『それはそれとして!?ティタちゃんがいきなり仕掛けてくるから止めようが無かったと言うか』『ま〜たまた、言い訳しちゃって。素直に気持ち良かったって言えば良いのに♡しかも付き合ってる彼女のすぐ側とか♡結構燃えてしまったのでは?♡』俺の白濁液の後始末をしながらティタちゃんが言う。『先輩の彼氏さんって、どんな感じか一度お手合わせしてみたかったんですよ。今日はお口でしてあげましたけど、次は、ねっ♡』ねっ♡ってなんだ。全くこの娘は〜、本当に。でも確かにアリエルのすぐ側でこういう事されるのは燃えると言うか背徳感が半端ない。その背徳感が俺のイクのを早めたと言っても過言では無い。気持ち良かった。そして次もある。らしい。彼女が言うには。次は絶対にしないぞ!そう心に誓った俺であったがアリエル以外の女の子に興味がないかと言われれば嘘になる。はっきり言ってめちゃくちゃ興味ある、他の女の子はどんな感じなんだろうって気になっている今日この頃である。童貞を卒業したばかりで、経験値が少ないのをどうにか補いたい。しかし浮気する程の甲斐性はない。そんな時に現れたティタちゃんと言う妹キャラ。アリエルとは正反対とも言えるこの娘を攻略するのも一つの経験値か。そんな事を考えながら1330時になった。

 『おはようアリエル』『おはよう芙美。あ〜っ、お昼寝気持ち良かったわ』『だろうね。あまりに気持ち良さそうだったから起こすのを躊躇う程だったよ』『あら、お昼寝中のアタシを起こすか悩む程の事があったわけ?』『いや、実は…。あ~っ、いや、何でも無いよ』『ふぅん。変なの』実はティタちゃんに迫られたとは言えず…。アリエルに申し訳無さがつきまとう。ゴメン、アリエル。俺はとんでもない事をしてしまった。思い切ってアリエルに告白しようか、悩むレベル困った奴だなぁ。俺って。午後からはアリエルの日本語の勉強を手伝った。『芙美、1ぽん・2ほん・3ぼんって数えるじゃない?』『うん』『次は4ほん・5ほん・6ぽんってなるじゃない?どうして?どうして4ぽん・5ほん・6ぼんじゃないの?規則性が無いのは何故?』『何故って言われても…そう言うもんだとしか言い様が無い…』

 実際どうなのと言うと

「っ」という促音の後では「ポン」

「ん」という撥音の後では「ボン」という濁音

その他の「清音」の後では 「ホン」となる。

これは 発音のしやすさから自然にそうなったものである。

「ポン」は 1・6・10の他に 8を「ハッ」と発音する時

「ボン」は 3の他に 4を「ヨン」と発音する時

「ホン」は 2・5・7・9の他に 4を「シ」、6を「ロク」、8を「ハチ」と発音する時にそうなる。

訳であるがこの時の芙美はこんな知識持ち合わせる筈もなく、またイッた後の眠気と戦いながらでは、もうどうにもならなくなって、『調べときます』と言うのが関の山であった。日本語の奥深さを改めて知る良い機会となった。そうこうしてるうちに時刻は1800時そろそろ夕御飯の時刻である。するとティタちゃんが『あっ!先輩達、今日も帰って良いッスよ。アタシ一人で暖めとくんで!』『本当に〜!また明日来たら泣きべそかいてんじゃないでしょうね?』アリエルが言う『先輩、バカにしないで下さいよぅ。アタシだって困った時に助けてくれる男の一人や二人いるんですからね!』とこっちを見てくる。オイオイ勘弁してくれよぅ。たった一度しゃぶっただけで都合の良い男扱いは困るな〜。声に出しては言えないが。まぁ良い。そんなこんなで今日もアリエルの部屋に帰って来た。早速夕御飯の支度をする。カニクリームコロッケ弁当を出す。『いっただきま~す』二人して言う。サクッ……『おほっ!?』と悶絶カツ丼やサンドイッチを食べた時と同様に、衣の食感と中から溢れ出すベシャメルソースの濃厚な甘みに目を丸くして驚いています。

    〜エルフ大学教授らしい分析〜

 『これは……海の幸の旨味が、乳の精霊(?)の加護を受けたかのような滑らかな白きソースに溶け込んでいるわ……!』などと、魔法や精霊に例えた独特の表現で感動を語る。

       〜芙美への尊敬〜

 『芙美の世界の料理は、なんと奥が深いの…』と、現代日本の食文化とそれを紹介してくれる芙美に改めて感謝と尊敬の眼差しを向けるアリエルであった。

 『ごちそうさまでした』二人して言う。ふぅ~。今日も食ったぁ。眠たくなってしまいそうだ。『じゃあアタシは体を清めに行ってきます』そう言うとアリエルが出ていった。こっちの世界では一緒に体を洗わないんだよな。待つ事30分。アリエルが戻って来た。『良いわよ、芙美』『行ってきます』そう言って出て行く。冬の水浴びは寒い。けど体を清める為には仕方無い。分かっちゃいるけど辛い。辛いのを我慢して水浴びを終わらす。ふぅ~。タオルで頭を拭きながら帰って来た。僅か10分程の行水であった。時刻は1850時。そろそろ寝ないとヤバイ時間。『アリエル急いで寝よう。0700時を過ぎちゃう』『またエッチは御預けね♡』チュッとキスをして二人してベッドに入る。時刻は1850。現代社会の0650に目が覚めるはずである。

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