表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
渋谷〇〇書店日誌  作者: 粉雪@『魔術師の杖』11月1日コミカライズ開始!


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/26

25.ひとりブックフェア

 いうまでもなく世間はお盆休みだ。


 夏といえば2021年は、必死に2巻の準備をしていた。2022年は必死に5巻を……以下略。


 2023年は7巻を6月に上梓したばかりで、スケジュールは空いていたけれど、燃え尽きて灰になっていた。


「かあちゃん、バカやってんな」と、息子にあきれられるぐらい、ガリガリ書いていた。 楽しいからついついやってしまうけど、小説家はワーカーホリックが多い。


 プロットは何度も練り直したくなるし、原稿は何度も見直したくなる。公募があれば応募したくなって、ガリガリ書いている人も多いだろう。


 私も頭の中では、ずっと異世界を旅しているような気分だったけれど、こればっかりではあかんのでは……と思い、最近はオフの予定も入れるようにしている。パスポートも取得したし、そのうち取材旅行に行くつもり。


 2024年は富士急ハイランドへ行くという家族を見送り、必死に8巻の準備を……それでも原稿が終わらず、ぴぃぴぃ泣きながら本を仕上げた。


 思い出したくない。書籍化作業怖い。


 家族は甲府のワイナリーにも寄り、試飲を楽しんだらしく、お土産にワインを買ってきてくれた。


 今年の夏は、家族は夏休みを満喫するため、大阪や箱根へと旅行にでかけた。


 そして私はリュックを背負い、バッグをいくつも抱えて、渋谷ヒカリエへと向かう。


 まずは掃除機をかけ、棚をひとつひとつホコリを取りながら整えていく。


 本が倒れていたり、棚の並びが乱雑なままだと、一気に古本屋臭くなる。


 書店はどこも整理整頓が大切なのだ。


 売りたい本を置くのではなく、お客さんがほしいと思うもの置く。それを意識した。


 めぼしい本や季節物、なかなか売れないだろうけど、パッと目をひく大型本も引っ張りだし、目立つ場所に置く。


 ひとりブックフェアの開催だ。

挿絵(By みてみん)

 書店の入り口にある棚に『魔術師の杖』1〜9巻と短編集①、作品紹介や著者紹介、コミックガーデンの見本誌を並べる。

挿絵(By みてみん)

 店の中程にある平台には書影のパネルや、ポストカードを置いた。


 入り口の扉に登場人物紹介や、よろづ先生のイラストをペタペタと貼ると、だいぶ店内が華やかになった。

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者にマシュマロを送る
☆☆コミカライズ連載中!☆☆
『魔術師の杖 THE COMIC』

『魔術師の杖 THE COMIC』

シリーズ公式サイト
小説版『魔術師の杖』
☆☆NovelJam2025参加作品『7日目の希望』約8千字の短編☆☆
『七日目の希望』
☆☆電子書籍販売サイト(一部)☆☆
シーモア
Amazon
auブックパス
BookLive
BookWalker
ドコモdブック
DMMブックス
ebook
honto
紀伊國屋kinoppy
ソニーReaderStore
楽天
☆☆紙書籍販売サイト(全国の書店からも注文できます)☆☆
e-hon
紀伊國屋書店
書泉オンライン
Amazon

↓なろうで読める『魔術師の杖』シリーズ↓
魔術師の杖シリーズ
☆☆粉雪チャンネル(Youtube)☆☆
粉雪チャンネル
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ