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渋谷〇〇書店日誌  作者: 粉雪@『魔術師の杖』11月1日コミカライズ開始!


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15.豆本作り

 豆本作りといってもイチから作らず、Seriaで買った豆本に、小さくプリントアウトした『魔術師の杖』の書影を貼る。そして裏表紙の内側に、マグネットに貼りつく鉄粉シートを貼れば完成だ。


 プリントする表紙の大きさを調整するのに手間取ったけれど、貼りつけるだけでもそれっぽくなる。中身は真っ白な紙なので、時間ができたら何か書いてみたい。


 渋谷の公園通りのディズニーストアでは、ぬいもーず売り場が縮小されていて、着せ替えも置いてなかった。いずれ販売終了となるのだろうか。


 自立するし、手にはマグネットが仕込まれていて、ぬい撮り用にはとても優秀なのに。ちょっと残念。Seriaで売っている着せ替えから、ハロウィンのマントを購入。


 オラフのミニバッグは、ディズニーストアにあったシークレットBOXから。たしか絵柄が6種類あって、どれがでても可愛いかった。これも缶バッチをつければ、ミッキーたちの手にくっつく。


 サチヲ書店さんで購入したミニクリアファイルのポケットには、ちゃんとイラストが入れられる。

挿絵(By みてみん)

 ここまでくるとめっちゃ楽しい。


 作品を知ってもらうためのアプローチにも、いろいろな方法があるというのは、目からウロコだった。


「ポストカードサイズより、もっと小さいサイズのも作るといいですよ。スマホケースの内側に入れられる、小さいのが人気なんです!」


「へえぇ!」


 サチヲ書店さんのアドバイスに従って、チェキサイズのカードも作った。これは『魔術師の杖』の読者さんでなくとも、お客さんがときどき持って行く。


 外国からの観光客も多いので、私が知っているだけでも、よろづ先生の絵はアメリカ、フランス、台湾、中国、デンマークにウズベキスタン……あちこちに旅立っている。


「マンガを楽しみにしている」と、いろんな言語で言われた。


 コミカライズが翻訳されたら、思いだしてもらえるといいなぁ。





 私がウキウキとそんなものを作って遊んでいたら、サチヲ書店さんはもっと凄いものを作って下さった。


「5巻の表紙にインスピレーションを得た、ビーズ刺繍のドレスです。レースは外国産のものを使っています。私、『魔術師の杖』を推しますよ!」

挿絵(By みてみん)


(……どっひゃー!)


 腰を抜かすとはまさにこのことで、私はときどき不思議に思ってしまう。


 何でイラストレーターのよろづ先生や、漫画家のひつじロボ先生、サチヲ書店さんのような方たちが、私の書いた『魔術師の杖』に対して、こんなに一生懸命やって下さるのか。


 同人誌とよく間違われるような体裁の本なのに。


 皆さん共通して「楽しい」と、おっしゃって下さるから本当にありがたい。


挿絵(By みてみん)

1巻の豆本を持たせれば、リカちゃんが読書しているみたい。

髪飾りの花はエナメルフラワーで、ひとつひとつ手作りされている。

店番のときは展示するほか、文学フリマやコミティアに連れていってもいいと許可を頂いた。

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