4.過去との決別
「俊哉さん、今度のパーティーに一緒に行ってくれませんか?」
「喜んで。俺のお姫様」
そんな事を言われたら、赤面してしまう。
私は俊哉さんに合うといいなぁと願いながら、ドレスを選んだ。
当日は、真っ赤なスポーツカーで迎えに来てくれた。
「今日はお嬢さんをエスコートさせていただきます」
と、私の両親へのアピールも欠かせない。
ドレスは俊哉さんのチョイスと合って良かった。
パーティーであんまり会いたくない人に会ってしまった。
「あんな、俺と婚約を解消したのがショックだったのかい?あんながいいなら、俺は君との復縁を考えてるんだ」
「何を考えてる?彼女は今俺の婚約者だぞ?」
「あんたは何才なんだよ?噂になってるぜ?あんたがひどく年を取ってるんじゃないかって」
「あぁ、そのことか。彼女も承知のことだ。その噂だが、俺の兄貴の事だな。確かに兄貴は独身貴族をしてるからなぁ」
アキラさんは俊哉さんの年齢について問い詰める気でいたみたい。それが出来なくなってはただのピエロ。
私は俊哉さんに腰を引き寄せられて驚いたけど俊哉さんが目で訴えるので、言うことにした。
「東郷さんは私に「私と一緒にいるのが不快」と言いました。私は東郷さんと一緒にいると東郷さんを不快にさせてしまうようなので、この先一緒にいる気はありません!」
と、バッサリと縁を切り捨て、これから先の人生は私の人生として楽しくいきていこうとおもいます。……俊哉さんもいるし♡
短いですね。いろいろ細かく決めたら短くなりました。私はざっくりと決めたほうが長くなるようです。
あんなはアキラときっぱりと決別して良かったですね。もう一波乱くらいほしい所ですけど?
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