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異世界に行っても、社畜。  作者: 小雅 たかみ
1工程目
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第89話 社会見学Ⅱ

【1戦目】


俺よりも年上の男性戦士。

顔面も、腕や足にも昔の古傷なのか?傷跡がいくつも付いていた。

まさに歴戦の戦士だった。

カッコイイ!片目のところには縦に傷が入っていた。アニメでそんなキャラ居るよね!

もう見た目から、とんでもなく強そうな雰囲気だった。


俺は、戦う前から降参した。



【2戦目】


俺と同じ年ぐらいの男性戦士。

今度は顔も含めて全身タトゥーだらけだった。

イカつ過ぎる。絶対に温泉入れないヤツだった。最近は入れるのかな?

え?この人と戦うの?無理無理。勝てる気がまったくしない。


即座に降参した。



【3戦目】


またもや男性戦士。

今度はピアスいっぱいだ。だから、この世界にはこんなのしか居ないのかよ!?

てか、戦士がピアスしまくってて戦いに影響が出ないのだろうか?

引っ掛けたら千切れそうじゃね?

いや、待てよ。それすらさせない程に強いのか?

うん。無理だな。


一目見て、降参した。



【4戦目】


知らない顔のお爺さん。

しかし、雰囲気は知っている。あのロン様にそっくりだった。

そのお爺さんの周囲に土の塊が浮いていることから、予想通り魔法使いなのだろう。

もう往年の卓越した技とか出してきそうな程、雰囲気ありありだった。


狡猾にゆっくりといつの間にか負けるのだろうな。


お爺さんへ丁寧にお辞儀して降参した。



【5戦目】


若いお姉さんだ。

まるで踊り子のようなヒラヒラした衣装をまとっている。

色んなところがプルンプルン揺れている。けしからん。

しかし、腕や足は筋肉質で引き締まっていて、両手にナイフを持っていた。


この女性も見た目がかなり強そうだったが、ぶっちゃけ性欲がムラムラってきそうだった。

色気に惑わされて何も出来そうにない。

寧ろ、俺の一張羅のパンツを息子が突き破りそうでヒヤヒヤした。


「俺にはミイネが居る。」と繰り返し呟き、腰を引かせながら降参した。



【6戦目】


小さな男の子だった!

一番の衝撃だった。こんな12歳ぐらいの子供だぞ?

戦うのか?戦えるのか?


いやいや、無理だろ。幼児虐待は洒落にならん。

しかし、周りの人々は子供が出ているのに何の疑問も抱いていないような顔をしていた。

なるほど。ということは、とんでもなく強いのだな?

確かに、普通の子供がこんな所にいる訳が無いんだ。


土下座しながら降参した。





【結果】

6連戦して、0勝6敗。


予定していたのか?俺の相手が居なくなったので早々と戦いは終わった。

終わってからガイ部長に盛大に怒られた。


「カゲイ!何故、戦わない!?」


「いや、ガイ部長!何故、戦わないといけないのですか??

大体、無理ですよ!誰1人、俺が勝てそうなのが居ませんでしたよ!!」


「ふざけんな!お前がちょっと力を入れれば、誰もが簡単に終わるんだぞ!」


「ふざけてんのは、そっちです!戦った事も無い俺にそんな事が出来る訳が無いでしょう!」


「はぁ……。なら、誰にだったら勝てるんだ?」


戦って?いやいや、誰とも戦いたくはないな。


「まぁ、戦いというより、ケンカぐらいだったら、日吉には勝ちますよ。」


「おまっ!よりにもよってヒヨシなのかよ……。」

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