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異世界に行っても、社畜。  作者: 小雅 たかみ
1工程目
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第84話 改善

翌日から、やたら職人さんぽい人達が何やら視察に来るようになった。


いつもの定期メンテナンス時にまた何か改造でもするのだろうか?と思ったら、見る場所が逆だった。俺達の風呂や寝床、壁などを見たり測ったりしていた。四隅には例のシアラちゃんお手製のアイテムがある。危険物なので、ガイ部長に説明してもらい絶対にソレだけは触らないようにお願いした。


仕事終わりに不思議だったので聞いてみた。


「ガイ部長。今日来た人達、何かいつもの定期メンテナンスの人達じゃないですよね?」


「確かに。自分もそう思いました。あまりこの装置じゃない所ばかりを見ていたのも気になったのですが?」


「ああ。喜べ。お前ら。彼らは装置以外の改修工事を請け負った者達だ。

ハーシャの家がな。俺達を祝福して職場環境を整える資金を提供してくれたんだ。」


「「マジですか!?」」


「カゲイ。貴方がロン様とミラ様に口添えしてくれたお礼も兼ねているのですわ。

本当にありがとう。だから、貴方達の生活環境もこれからドンドン良くなっていくはずだわ。」


「流石!先輩ですね。」


「やったな。日吉!頑張った甲斐があるってものだ。」


「「ハーシャ奥様!こちらこそ本当にありがとうございます。」」


ハーシャ奥様には感謝されたのだが、改めて俺達もハーシャ奥様に頭を下げて感謝を返す。


「といっても、少しずつだからな?すぐには良くならん。何せココは王城の最下層であり、ココだけという訳でもないかな。」


「うん?ガイ部長。それはどういう事ですか?」


ガイ部長に聞けば、俺達が定期メンテナンス時に避難している倉庫の拡張や整理もするそうだ。

寧ろ、そっちがメインにあたるらしい。なんと、その倉庫がガイ部長とハーシャ奥様の部屋になる予定とのことだ。

部屋じゃないか、愛の巣だな。


「え?そうなると定期メンテナンスの時は俺達何処に居ればいいのでしょう?」


当然の疑問が湧き出る。

そして、愛の巣には一緒に居たくないな。

居るだけハーシャ奥様から鞭が飛んできそうだからだ。


「だから、その為にもお前達の環境を整えるといっているのだ。布で仕切って、布が敷かれた寝床じゃなく、ちゃんとした区画で壁を作り、そこにはベッドまで置かれる予定らしいぞ?」


「「!!!」」


「はい!ガイ部長!先輩と部屋は別れるのですよね?」


「ん?希望があれば、伝えておくが、別々が良いのか?」


「そりゃ当然ですよ!ムラムラした時、とってもやりずらいですから。」


「まぁな。今更感はあるが、それでも別だと嬉しいよな。」


「分かった。伝えておこう。」


やべぇ。めちゃくちゃ嬉しい!

苦節何か月?半年?よくわからないけれど、やっと人並みの生活が出来るようになるんだ!

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