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異世界に行っても、社畜。  作者: 小雅 たかみ
1工程目
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第83話 風呂Ⅱ

ガイ部長とハーシャ奥様は俺達の風呂に一切入ることなく、何故か更に疲れた顔をして帰っていった。


「疲れたのなら、風呂に入っていけば良かったのに……。」


「だな。どうせ帰ったら、しっぽりヤル事はヤルんだろうぜ?」


「羨ましいですよね。自分はシアラちゃんといつになったら出来るのか?まだまだ先ですかねぇ。」


「だな。まぁヤッてたとしても、あの2人は絶対に遅刻しないから、文句言えないんだけどな。」


「そうですね。その辺りの責任感は本当に凄いですよね!」


あの2人が入らなかった風呂に俺と日吉はゆっくり浸かり、今日の疲れを癒した。



翌朝、いつも通りにガイ部長とハーシャ奥様が朝食を持ってやってきた。


今日も何も変わらない一日の始まりだ。

……と、思ったら違うらしい。


ハーシャ奥様の実家にガイ部長とハーシャ奥様揃って、2人でちゃんと挨拶に行きたいそうだった。

必要っちゃ必要だな。昨日はミラ様とロン様だけだったし。


俺と日吉の2人だけになるので、管理する者が居なくなる。

ただ、どちらも1人でも押せるのだ。普段押す速度も分かっている。


「うっす。そういう事なら、自分達だけで仕事ですね。」


「ガイ部長。ハーシャ奥様。了解しました。夕食迄には帰って来てくださいね?」


「すまんな。本来ならば、こんな事を絶対にしてはダメなんだが、挨拶ぐらいはしておかないとまた撤回されかねないからな。」


「ですね。俺達の事は気にせず、男を魅せて来てくださいよ!」


申し訳なさそうなガイ部長とウッキウキのハーシャ奥様を見送り、俺と日吉は交代で仕事をこなすことにした。


今日は一日中、俺と日吉だけかな?と思っていた。

そしたら、夕方ぐらいにハーシャ奥様だけが割と急いで戻ってきた。


理由を聞くと、実家でハーシャ奥様のご家族達と色々話しをしていたら、一度職場を見てみたいという流れになったらしい。


今はガイ部長がご家族を案内して、こちらに向かってきているそうだ。そんなガイ部長から、俺達への伝言を伝える為にハーシャ奥様だけが戻ってきていた。


「いいですか?ガイ様よりこれだけは守ってくれと言われていますわ。

『笑顔アピールは絶対にするな!』とのことですわ。一体どういう事ですの?」


笑顔アピールはダメなのか。

それにしても……ハーシャ奥様には、そういえばしたこと無かったな。


「先輩。一度、ハーシャ奥様に向けてやってみますか?」


「そうだな。そうしよう。」


そうして、ハーシャ奥様に笑顔アピールをする。1分もしない内に鞭が過剰に飛んできた。


「ダメ!ダメですわ!貴方達、ソレは絶対にやめなさい!」


物凄い勢いで却下された。

俺と日吉は落ち込みつつ、渋々いつも通り棒を押す。そのタイミングでガイ部長が恐らくハーシャ奥様のご家族を連れて帰ってきた。


ご家族はいつもの視察の人達と同じように驚いていたが、隣で控えるガイ部長とハーシャ奥様の話を聞きながら、途中から笑顔で俺達を見るようになっていた。


そして、仕事終わり後、何故か今日の夕食も豪華だった。

ガイ部長とハーシャ奥様は奥様実家ですでに食事済みだった。そして正式に許嫁が許可されたようだった。


「「おめでとうございます。ガイ部長!ハーシャ奥様!」」


俺と日吉は豪華な夕食を前に2人を祝福した。

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