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異世界に行っても、社畜。  作者: 小雅 たかみ
1工程目
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第81話 豪華

俺が日吉と合流してから、暫くするとガイ部長だけが戻ってきた。


若干疲れた様子ではあったら、切羽詰まった感じじゃないので、上手い事まとめて終わらせたのだろう。

ハーシャ奥様が居ないのは、ミラ様とロン様を案内でもしに行ったのだろう。我ながら良い提案をしたと思う。


その後、いつも通りに仕事をしていたら、そろそろ終わりそうな時間にハーシャ奥様は帰ってきた。


軽やかにスキップしながら……。


話を聞くまでもなく、明らかに上手くいったようだ。というか、ミラ様とロン様の権力凄いなぁ。そんな事を思っていた。


スキップしながら帰ってきたハーシャ奥様は、ガイ部長を見つけると電光石火で駆け寄りそのままガイ部長の胸に飛び込んだ。ガイ部長は、物凄い勢いで飛び込んだハーシャ奥様をがっしりと受け止める。俺達と一緒になって鍛えているだけはあって、ガイ部長の安定感は抜群だった。


受け止めてくれたのも嬉しかったのかハーシャ奥様は更に喜色を深め、ガイ部長に濃厚なキスをした。


「先輩。またまたリア充ですよ?」


「ああ。日吉。流石にそろそろ爆発して欲しいよな。」


「ですね。こんなのを見せつけられても、せっせと仕事に励む自分達って、ヤバくないですかね?」


「俺達は、そろそろストライキしてもいいかもしれんな?」


「……ぷふぁ。よせ。ハーシャ。まだ一応仕事中だ。馬鹿共がうるさいからな。続きは後だ。」


「……続きっ!はい!ガイ様!」


と言いつつも、ガイ部長が『続きは後』に反応して、我を忘れ再びキスしだした。


「ちくしょう!こんなの、やってられっか!日吉、もう終わろうぜ?」


「うっす。先輩。まだ時間じゃなくても、後はガイ部長がひとりでやってくれますもんね!」


「……ぷふぁ。馬鹿共が!待て、待て!もう少しなんだ。頼む。夕食は確実に豪華にしてやるから!」


「……ったく。ガイ部長。絶対ですよ?」


「……はぁ。夕食が豪華は確定事項だと思ってましたんですがね。先輩、自分達もゲロ甘ですね。」


「だな。あっちもこっちも甘々だ。」


渋々、俺と日吉は棒を押して終わり迄仕事をつづけた。仕事が終わって夕食なのだが、豪華にする約束があるので、ガイ部長とハーシャ奥様、そして俺達も含めて食堂へ行く。2人だけでは持てないぐらい用意してくれるらしい。


4人で食堂へ行ってガイ部長が料理担当のオヤジに注文すると、オヤジが反発した。


「ガイ。おめぇは奴隷に甘過ぎなんじゃねぇか?」


「いや……それは……違うんだ。」


オヤジの言葉に、ガイ部長がしどろもどろになっていたので俺達は助け舟を出す。


「そうです。ガイ部長は違うのです。

今日はとてもめでたい日ですからね。なんとハーシャ奥様と再び!正式に!結ばれたのですから!」


「その通りですね!自分達も祝福しないとですね!

ハーシャ奥様!今の喜びを皆さんにも分かるように表現しましょう!」


「え?……ええ!そうね!」


そして、食堂でもハーシャ奥様はガイ部長に抱きつき、濃厚なキスシーンを見せつける。


「さて、オヤジさん。コレを見ながら料理を作ってくれ。俺達はコレでも仕事をやり遂げたぞ?その報酬で豪華な料理ぐらい許されるとは思わないか?」


「お、おぅ。おめぇら、苦労してんだな。分かったぜ。……その前にガイへ包丁を投げつけたいが、良いか?」


「それは流石に可哀想じゃないですかね?とにかく自分達に豪華な料理を宜しくです!」


「任せておけ。だが、ガイの分はいつものおめぇらので、良いんだろ?」


「流石、オヤジさん!分かってるね!」

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