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異世界に行っても、社畜。  作者: 小雅 たかみ
1工程目
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第70話 ご休憩Ⅲ

「ありがとう。楽しかった。じゃあ、そろそろ帰るよ。」


夕方というよりも昼過ぎあたりだと思う。

シアラちゃんの食堂で多少の時間を食ったとはいえ、結構な時間話すことは出来た。


ミイネは昼食を普段から食べないようで、2人でちょくちょく水を飲んだりしていたぐらいだった。俺とは違いガリガリに片足を突っ込んでいる。出来れば俺に気にせず食べて欲しかったが、元々食べないと言われてしまえば、何も言えなかった。


だから、あまり無理させる訳にはいかない。

まだ3回目なのだから。

進展は少しずつで良い。


「あら?もう帰るの?もっと居座るかと思っていたのに。」


「男と喋るのは疲れるんじゃないか?あまり男慣れしていないみたいだし。」


「シュンが気を使うなんて珍しいわね。そうでもないわよ。

最初は気を使っていたけれど、なんだか馬鹿らしくなってから楽になったわ。」


「そうか。でも、今日はここまでにしておくよ。

無理はさせたくないんだ。倒れられても休みは来月だから、急に駆け付けれないしな。」


「フフッ。私のことを良く言うけれど、シュンも相当なお人好しね。」


「まぁな。惚れても良いんだぜ?」


「フフッ。もうそんなに嫌いじゃないわよ。好きかどうかは教えてあげないわ。」


「ありがとう。それだけでも十分だ。それじゃ、ミイネ。また来月。」


「ええ。シュン。また来月ね。」


ミイネの呼び方で敬称外れたんだ!

彼女がそれでイイと言ってくれた。

ぶっちゃけ今日だけでも十分進展していた。

これ以上望むのは欲が大きすぎる。


いつものバスタオル2枚と足を拭く時に使った布2枚を持って帰る。

足拭き用の布は今後外出する度に持っていこう。


この布はミイネがサービスしてくれた。

というより、ハーシャ奥様がミイネの店を気に入って結構な量を購入してくれたらしい。そのお礼という形で貰った。


今日だけで、ハーシャ奥様のお株はうなぎ登りだった。

帰ったらお礼を言わないとな。


ミイネの店を出て、職場まで戻る。

帰りついた時は夕方前になっていた。


職場の扉を開けると、全然知らないおっさん共が沢山居た。

日吉もガイ部長もハーシャ奥様も、知っている人は誰も居なかった。


あっ、定期メンテナンスか。


おっさん共にビックリさせた謝罪を込めて頭を下げ、退出する。

前回定期メンテナンスの時に利用していた倉庫へ行くと、日吉だけ居た。


「先輩。おかえりなさい。

ガイ部長とハーシャ奥様はもう休みで帰りましたよ。」


「おう。ただいま。ヨージ君?

そうか。ハーシャ奥様は居ないのか。お礼言えなかったな。まぁ明日でいいか。」


「げっ!先輩。シアラちゃんに会ったんですか?」


「ああ。危うく死にかけたぞ。

あれは確かに課長の奥様より手強いな。」


「ですよね。

今までお腹壊したことないのが自慢でしたが、たまに自分でもヤバいと思う物が出てきますからね。」


「もうちょいどうにかしないとマジで死人が出るぞ?」


「だから先輩に頼んだじゃないですか。」


「一応アドバイス的な事はしてきたが、どうなるか?だな。来月楽しみにしておけ。」


「うっす。」

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