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異世界に行っても、社畜。  作者: 小雅 たかみ
1工程目
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第68話 ご休憩

嵐が去って、やっと2人きりになれた。


なんか、どっと疲れた感じがするが、これからが楽しい時間の始まりなのだ。もうひと踏ん張り頑張ろう。


「ふぅ……なんだか疲れちゃったわね。」


「だな。ちょっと休憩でもしようか?」


「勝手に仕切らないでよ?

それにココは私のお店であり、私の家でもあるわ。どうやって休憩するつもりだったのよ?」


「ハハッ。冗談だよ。」


「もう。仕方がないわね。いいわよ。上がりなさい。」


「マジで?いや、本当に冗談のつもりだったんだが……。」


「ココでずっと話すのも良くないわ。」


「ああ。そうか。何処からどう見ても俺は奴隷だもんな。こんなのがずっと店に居たら確かに外面は良くないな。」


「ごめんなさいね。悪く言うつもりは無いの。」


「いや、気にしてないさ。寧ろそのお陰で上がれるんだ。俺は運が良い。」


「もう……気を遣ったのが馬鹿みたいじゃない。」


「しかし、本当に良いのか?それに何か拭く物をくれないか?今回分のお金を渡すから、そこから引いておいてくれ。」


そう言って、毎度の銀貨1枚を渡し、足を見せる。


俺は……裸足だった。


靴なんて履いていない。

仕事中も外出も常に裸足だ。特に気にもならなかった。


この世界に来て初めの頃は色々と大変だったが、いつからか、多分日吉と2人で押すようになったぐらいから、足の皮も分厚くなっており、怪我をすることもなくなっていた。


俺の姿を見て、ミイネはすぐに濡らしたボロい布と綺麗なタオル生地の布を持ってきてくれた。


「作業部屋までよ?」


何処まで上がっていいのか?釘を刺されたが、流石にそこまでやらかしはしない。

寧ろ、はた織りしているのが見れるかもしれない。それもアリだとワクワクした。


「ああ。大丈夫だ。今日で3回目だ。変な事したら確実に嫌われる。」


「そうね。すでに仲が良いみたいに言われるのもシャクだけどね。」


「なんだって!?違うのか?」


「もう……馬鹿ね。」


その後、2人で笑いあった。

個人的には十分仲が良くなっていると思った。

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