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転生
目が覚めた。見知らぬ天井だ。
酷く懐かしく思えた。
確かそんなことを考えてたら・・・
「あら？目が覚めちゃったのかしら？」
そうそうこんな感じに・・・？あれ？
聞き覚えのない女性の声とともに自分の手をみて気づいた。
赤ん坊・・・・・・？
はぁァァァァァァァァァァぃぁ！！！！？
転生していた。そう気づくの丸１日かかった。
～
まずは状況を整理しよう。自分は17歳の高校生であり、学校の火災が原因でか死んでしまった。
そして今は何故かソーマという赤ん坊になっている？
理解が追い付かない。どうしてこうなっているんだ？そもそもここは何処なんだ。
「だぅ・・・だぅ・・・」
両親(？)に聞こうにも話せないので無理だ。
赤ん坊がいきなり喋ったら気持ち悪がられるかもしれないから喋れても困るが・・・
ソーマは考えるのを辞めた。
前向きに考えよう・・・この第二の人生今度こそ正義の味方になれるように頑張ろう。
そう意気込むソーマ、しかしそれには立ちはだかる大きな壁があることを彼はまだ知らないのであった。
