エピローグ
今回はいきなり最終回になってしまって申し訳ありません。
しかし、ここで一区切り付けておかなければいけないことに気づきましたので。
また改めて別の切り口でお母様向けにスタートできたらいいなぁっと考えております。
っということで、このウーフ話の本来の意味も願いも込めまして。
はじめに言っておかねばならなかったのですが、最後になって書くことをお許しください。
ごめんなさい。
今まで色々な表現でつらい思いをさせてしまったこと。
改めてお詫びしたいと思います。
ただ、どうしてもこうやって書いて残したかった訳があるんです。
自分自身悶々として、姉や周囲、雑誌などを手がかりに手探りで育児をしてきて、もともと子供好きの私が迷いに迷って、悩みに悩んで、不信に陥ったこと。
「もうダメだ。」
「なんでこうなっちゃうの?」
「可愛いのに、可愛くない。」
「この子はどうして出来ないの?」
今思えば、なんてことない事一つ一つに真剣にぶつかり過ぎて、悩みすぎて、育児書通りにいかないのは分かっていても出来ない事に不安になり、自分を責め続けた日々があります。
それは、まだ成人して間もない時期にお嫁に来たこと。
義父と同居で、義母は居りませんでした。
実家の母はまだ働いておりましたし、二人の姉はもちろん子供をもうけておりました。
電話で聞くなりすればいいのですが、今のようにメールやケータイをお互い持っているわけではありませんし、お互いバラバラの時間軸で生活しているため聞くに聞けませんでした。
そのため、先ほど申しましたが大半は雑誌や育児書からの知識。
または過去の姉達の育児を思い出して、自分流に当てはめてやってきたつもりです。
そして最後は、自分の生い立ちを覚えているところから記憶を辿って、母がしてくれた事や父が聞かせてくれた事の中で我が子に伝えたいことを教えていった。っという感じです。
息子が小学生になって、だんだん男子特有の言い回しや言動になってきてからは、共に子育てしている周囲のママ友達が良き相談相手であり、良きアドバイザーだったりしました。っというより現在進行形です。
よって、このエッセイはあくまでも「子育てエッセイ」として、第1子または男の子のお母様向けに書きました。
なので、子供サイドで読まれますと、気分を害される部分があります事を改めてお詫びいたします。
個人的観念と概念から、育児に対しての不安や心配を少しでも軽減出来たらいいな。っという願いを込めての一心である事をご理解くださいませ。
親愛なるウーフたちへ
今まで一人の女性であった私達を「母親」にさせてくれてありがとう。
あなた達がいるからこそ
女であり
妻であり
一人の人間の人生を
「母」という一面を持たせてくれたおかげで
より幅のある人間性と豊富な知識を得ることが出来ました。
これからもよろしくお願いします。
ウーフの母親を代表して はるか より。
ぼちぼちのらくらと、ゆっくりまったりと続けてゆこうと思っていたのですが、そうも言ってはいられない現実に思い起こされましたので、まずはけじめとして一区切りつけることにしました。
やっぱり我が子は誰でも可愛いですからね。
愛情もって育てたいと思うのですが、やはり毎日の日常の中では甘い言葉ばかりかけられませんから、どうしても厳しい言葉が多くなってしまいますが、たまには立ち止ることも必要かな?っとも思っています。
皆様の健やかな毎日を願って……。