虎の絵画
早速ネタが尽きそうです
私は、今公爵家にいる。
この家の公爵様はいろいろな人に無理難題をだしそれをこなせなければ極刑に処しこなせれば莫大な褒美をくれることで有名だ。
何故、私がそんな家にいるかと言うと、先日行った伯爵様の、家で「大事な金庫の鍵を探している」と言う話を聞いたので、伯爵様の所へ行き鍵を探すのを手伝った所、最終的に鍵は見つからなかったのだが、
私がいつものように開けてあげると、大変感謝され、「君ならきっと、公爵様の無理難題もこなせるだろう」とお墨付きをもらったので、ここにきた訳だ。
私も褒美を貰いたかったので行ってみることにしたのだ。
旅にはお金が掛かるのだ。
伯爵様が私の拳を見て震えていたのは気のせいだろう
公爵家に着いて暫くすると、執事の方から「旦那様はこの鍵をなくしてしまった金庫の錠前を開けてほしいと言っておいでです。
貴方様のように自信満々にこられた方ましてや神官は初めてです。旦那様はこの金庫が開くことを大変期待しておられます。失敗することが極刑で済むとは思いませんように」と言われた。
金庫か…
………それ、もうやった…
すぐにいつものように開けてあげ金庫の錠前だったものを執事の方に渡すと大変驚かれ、「是非ともこちらへ」と言われ公爵様の所へ案内された。
「ふむ、お前がこの金庫を開けた男か」謁見の間で公爵様にそう言われ私は「はい」とだけ答えた。
やはりこういった所は緊張する。
壁に飾られている虎の絵画にさえ睨まれているようだ。何てことを考えていると公爵様は「実は…」と話始めた。
要約すると夜になると絵画の虎が絵画から出てきて暴れ出すと言い、それを何とかしてほしいとのことだった。
ふむいったいどうしたものか…
少し考えたらわかったぞ。
と私は拳を握った
これでもう虎が暴れることはないでしょう。
と私は虎の絵画があった場所を眺めてそういった。
やはりいつもと違うことをするのは疲れるなぁ。
今回はいつもと違い風圧で絵画を焼き払ったのだ。
公爵様は驚きつつも私にたくさんの褒美をくれた。
褒美を貰うのも気が引けるがまぁ仕方がない
旅にはお金が掛かるのだ。
執事と公爵様が私の拳を見て震えていたのは気のせいだろう
さて次はどんな街へ行こうか
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