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第三章-謎の搭で待つ者は

前書き異世界トーク

ウェノン「リアンいいなー次こそ僕も出るぞ」


ヒカル「第二章は大分うるさかったな…」


ウェノン「退屈よりはマシでしょ」


ヒカル「まともなやつが後一人くらい欲しいけどな」


ウェノン「それは叶わぬ願いだよ」


ヒカル「遠回りに自分もまともじゃないって言ってるぞ」


ウェノン「逆にまともだと思う?」


ヒカル「………」


ウェノン「あっ、そろそろ始まるよ」


ヒカル「第三章!」


ウェノン「謎の搭で待つ者は!」

タナオウ達は自分に合うであろう装備を選んでいる、タナオウは鋼の剣をヒカルは魔玉の杖をリアンはキリン砲をそれぞれ買うつもりだ

「待て待て!何だよキリン砲って」

説明しよう!キリン砲とはキリンの形をした小型の移動砲台である、背中に乗って操縦も出来る意外と高性能な武器というか兵器なのだ!

「試乗されますかお嬢さん」

と店員が話かけてきたがリアンは自分の事だと気付かない

「お…お嬢さん?このキリンに乗りたいなら乗っても大丈夫ですよ」

店員が至近距離でそう言うと、プチッ…リアンがキレた

「ダァレがお嬢さんじゃコラァ!!ワシの事かぃオオッ!!」

店員の胸ぐらを掴み持ち上げ…れない、はたから見ると少女が背伸びして店員の襟を直しているようにも見える正直可愛いだけである

「ぐっぬぬぬ…こんな身体になってへんかったら…」

疲れたのか胸ぐらを掴んでいた手を離すリアン、そして物凄く悔しそうである、するとその様子を見ていた店長が

「それだけ欲しいのでしたら半額でいかがでしょうか?お嬢さんも喜ばれるでしょうし」

ハッ!?またキレるのではと思いリアンの方を見るとまだ悔しそうにしている、正直欲しい物を買って貰えない子供のようにも見えるやはり可愛い

「半額なら…いいよなタナオウ?」

一応タナオウのお金なので了承を得る

「俺様は太っ腹だからないいぜ!」

チョロいなこいつ、装備も整いタナオウ達は宿へと向かっていた、すると村人達が何やら話し込んでいる

「おい、聞いたか最近急にでっかい塔が建ったらしいぞ」

「しってる!謎の塔が急に現れたとか」

「ああ、建ったって言うより現れたってのが正しいよなあれは…」

謎の塔が現れた、いつの間にか村はその話題でいっぱいだった

「謎の塔…私達が異世界に来たのとほぼ同時に現れた…か………」

偶然か否か行くべきかどうか宿で考えていると

「ヒカル何迷っとるんやワイは行くで、ウェノンさんがおるかもしれん」

そうまだ異界門に一緒に来たタナオウの従兄弟のウェノンが見つかっていないのだ謎の塔に居るかもしれない

「そうだな私達に迷っている暇はない行くぞ謎の塔へ」

ウェノンを見つけるまではゆっくり休むなんて出来ない!

「俺様眠いから明日にしようぜ!」

こいつ…従兄弟が心配じゃないのか?

「せやな、もう暗くなるしなまた明日や」

ちょっと待てリアンまでか!?

「おっおい、すぐに助けに行くべきじゃないのか!?」

「何言うとるんや、道は分かるんか?それにウェノンさんが絶対に居る訳やないで」

「確かにそうだが…村の人に聞けば…」

「もう殆ど家に帰ったやろうな、家に押しかけるか?」

「うっ…分かった明日塔の場所を聞こう」

「うへへ…可愛い子いっぱい…ここが俺様のパラディゾだぜー」

翌朝、タナオウ達は手分けして謎の塔の情報を集めた

「謎の塔の場所だが村から南東にあるらしい、リアンは何か情報はあるか?」

「ワイも似たようなもんやな、後は塔の近くにイパラなんたら親衛隊ってのがおるらしいで、タナオウは?」

「保育園には可愛い子がいっぱいいたぜ!」

タナオウは平常運転のようだ…いつもの事なので二人で情報を整理する

「つまり、謎の塔は村の南東にあって塔の近くには何かの親衛隊がいるから注意して行動する、もしかしたらウェノンも居るかもしれないって事だな」

「せやな」

「準備はいいか!俺様に続けー!」

クィモン村で装備を整えたタナオウ達は村人から謎の搭の情報を集めた、どうやら謎の搭には何かの親衛隊がいるらしい、もしかしたらウェノンもそこに居るかもしれないウェノンが戻ってくれば異界門に来たメンバーが全員揃う


第四章-イパラカディゾイ親衛隊

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