プロローグ
それは、ただの会話だった。
何気なくAIチャットに投げかけた言葉。
何気なく返ってきた返答。
何気なく広がった想像 。
けれど、その“何気ないやり取り”が、
俺の人生を大きく変えることになる。
この時の俺は、まだ知らなかった。
それが、異世界への入口になることを。
俺は、夢を追い続けてきた。
漢方薬局のおじいさんに憧れ、
薬剤師になり、
癒す仕事をしたいと願い続けていた。
だが現実は、理想通りにはいかなかった。
努力をしても、
資格を取っても、
環境は変わらず、
夢は少しずつ形を失っていった。
それでも俺は、諦めきれなかった。
現実と折り合いをつけながら、
心の奥底で、ずっと願っていた。
――魔法使いのように、誰かを癒す仕事がしたい、と。
そして、あの日。
AIとの会話の中で、
俺は何気なく呟いた。
「やっぱり、現実的には無理だよな」
その瞬間だった。
AIが新たに文字を映し出し、
ディスプレイが突然光りを放つと、
視界が白に染まった。
光以外に何かが起きた、という実感はなかった。
ただ、世界が、そっと置き換わった。
気づいた時には、
俺はもう、知らない場所に立っていた。
色々とAIで遊んでいるうちに楽しくなって、小説にしてみたくなって見切り発車で書き始めてしまいました。
始めの内は問題ありませんが、物語が進むに連れて年齡制限を設けた方が良さそうな内容を含む予定なので、制限を付けました。




