絶望
end
バッドエンド
今回の『絶望』では最後の最後まで家族に自分自身を見てもらうことができずに終わります
主人公がなぜ、くも膜下出血という重病になったか
それは、地球が終わりに近づいているからです
また最後に医者であるアエスは
「たとえ人類が滅びようとも、
それだけのことを人類があの子にやったのだから」
と言っていますが、主人公に酷いことをしたのは、人類ではなく、家族とクラスメイトとか身近な人なんじゃないの?って思った人もいると思います
確かにそれも正しいのですが、
人類は地球を破壊しました
地球は主人公自身であり、主人公は地球自身でもある
この関係が成り立っているため、
地球の環境破壊を行なった人類は、主人公を破壊したと同義ということになります
そして、主人公の最期の話に移ります
主人公は、家族に最期くらいは心配をして欲しいとそう思っていました
しかし結局家族が自分の元に来ることはなく、悲しみに飲まれて終わります
死亡後、魂がエネルギーに変わった後
本当なら起こらないはずの、世界の浸水が起き、人類がいなくなる
っと、医者のアエスが語り手となって教えてくれましたよね
.....あれ?なんでアエスは、世界が浸水した後のことを知っているのでしょう....
だってその頃はもう人類は存在しなーーー