そっと ずっと いつまでも
少しだけ、見えた未来に
貴方が居る
だから 少しだけ
強くなれる
やさしい貴方にあまえていたい
うしろから回される ても
かおにかかる息も そっと
ほほにふれてる耳も
やさしいあなたの髪も
こころみすかす瞳も
からめられる指も
だきしめて今だけ そこに
わたしの思いがあるだけだから
しがみ付いていたい
やさしい貴方だから
なにもかも知っていても
みかけだけの心でも
みせかけだけの闇をつつみこむ
なきたいときには誰もいない
まわりをみても何もない
かなしいとき程かおがみえない
おもいでは後ろすがた
それだけ今もそれだけ
おもい出さえせつなくて
やさしい貴方がいたから
ひとりでも迷わず
みうしなわず来れた
よりかかりゆれ絡まり
たあいもなくほほ笑み
まるでゆらめく焔のように
はくちゅうに霧さんして
キラキラと瞬く
ほっした物がおおすぎて
りょう手からこぼれてしまう
愛ならば
貴方ならば
み詰める
めに見えるもの
すべて欲しいと
ねがって見たい
いつまでも続くはずもないものに
みもだえまた惑いくるしむ
あいとみまがう悲しさで
ずっといっしょと思っただけ
かわりないまいにち只それだけだと
だけどいまはちがう全て
やさしいあなたが居る
かなしさもしめ付けるいたみも
ひとりきりの闇もすべて
ぜんぶきり捨てて
あるいて行こう
そっと此れから
さい果ての
楽園より
その先のさきまで
ずっと貴方と
いつまでも 何時までも
そばに居てね…