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詩のようなものたち

物語は過ぎ去って

作者: 暮 勇

物語は過ぎ去って

華やかで支離滅裂な夢は

疲れで降りた帳の向こうに

沈んでいった


物語は過ぎ去って

ガラスの向こうの輝きは

コインと紙幣を手にすることで

ただのモノと化してしまった


物語は過ぎ去って

宙を見上げ耽った空想は

”現実”という地獄に

薙ぎ払われた


物語は過ぎ去って

何にでも変身できた少年少女は

心身共に時を経て

”大人らしさ”に追いやられてゆく


あれほど誰もが夢中になり

肌身離さず

潰れてしまうほどにきつく抱きしめていた

あの物語たちは

一体どこへ行ってしまったのか


物語は

過ぎ去って

人に残されたものは

死という先無き崖だけなのか

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