表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

会社員から再進学した専門学校生のための就活マニュアル

作者: 底辺専門学校被害者の会

このマニュアルは、会社員から底辺専門学校に再進学した人のためだけに書かれたものだ。

今、現役の専門学校生であるあなたなら当然知っての通り、

ごく一部の素晴らしい学校を除いて、専門学校は大半がクソである。


特に、たいていの学校が一番アピールしている就職率に関しては、

大の大人がまじめにやっているとはとても思いたくないような、

小賢しい数字のトリックを駆使し、実態とかけ離れた数字を広告に書いている。


そこまでしているのだから、さぞかし指導そのものは有意義なのだろうと思うかもしれないが、

教えられることははっきり言って、

一度でも就職活動をしたことがある人間なら、一時間あれば語り尽くせる内容ばかりだ。

それをただ、ダラダラともったいぶって、1年間をかけて教えているだけである。


このマニュアルでは、私の実体験を織り交ぜながら、いかにして底辺専門学校から内定を勝ち取るかについて、

極めて実践的に語っていこうと思う。


もちろん、内容をすべて読んだ上で、実行しようが、笑い飛ばそうが、あなたの自由だ。

私は別に、このマニュアルを読めば内定が取れると断言するつもりもない。自己責任である。


ただし、一つ言えることは、私と、執筆にあたって協力してくれた者は、誰ひとりとしてあなたが不幸になることを望んではいない。

無料公開という道を選んだのも、ひとりでも多くの底辺専門学校被害者を救済するためである。


あなたにとってはインターネット上に無料で転がっているそこらへんの情報にすぎないが、、

私にとっては、会社員にとって貴重な休日を消費しながら書いた、渾身の一作である。


どうか最後まで読んで欲しい。

私が専門学校で受けた、クソな就活指導数百回分の価値が、このマニュアルにはある。


第一章

面接に慣れるためだけに、どうでもいい会社に応募するべし。



志望する業界にもよるが、実は底辺専門学校生にとって、

就活本番は2年生の12月からである。


底辺専門学校生を採用するような会社は、計画的な人員確保を行っていないからだ。

人がやめて、人手が足りなくなったから新しい人を採用する。

というような、極めてシンプルな理屈でしか動いていない。


当然、求人を出すタイミングは各社バラバラになるし、

ほしいタイミングで入社できないような人間は、選考から弾かれる。


なぜ戦力にならないのに急いで入社させるのかというと、合格を出したのに入社しない者が居るからである。

「ひとり取れたから」と思い求人広告を取り下げたはいいが、メール1本で辞退されてはたまらない。

また金を払って、広告を載せなおさなければならなくなってしまう。

だから、時間が過ぎても、焦ることはない。

あなたのことを欲しがる企業は、どんどん増えていくのだから。


学校からは、さっさと就職先を決めろとか、無責任なことを言われるだろうが、

全く気にする必要はない。ためしに、全然業界が違う中小企業とか、

飲食店の正社員募集を受けて、内定をとってみると良い。

非常に無責任に、褒め称えてくるはずだ。

もちろん、一部のいい学校を除いて、である。


では、就活本番である12月まで、専門学校生がボケーっとしていていいかというと、そうではない。

それまでにやっておくべきことがある。「就活に慣れること」である。


求人サイトから応募する、履歴書を作る、持参するあるいは郵送する。

面接を受ける。合否の連絡を受け取る。というこの一連の流れに、慣れておく必要がある。


面接での緊張を軽減できるし、

なによりも、本命で「うっかりミス」をやらかさないために必要だ。

例えば、履歴書に日付を入れ忘れるだとか、クリアファイルが用意できずにやむなくそのまま送るとか。

そういうことだ。


おかしなもので、何度も見なおしたはずの履歴書に、自分が日付を入れていなかったことに、

郵便局の帰りに気がつくのである。

面接の帰りに、ああいう質問にはこういうふうに答えたほうが良かったと後悔することも多々ある。

こういう経験を積み重ねることで、本番企業の面接で凡ミスをやらかさなくて済むようになる。



そのために必要なのが、どうでもいい会社での面接だ。

業界も職種も、給料も気にしなくていい、別に入社するわけではないし。

ただ、志望動機はその会社のことを調べて、ウケそうなものを書く。

これも重要な訓練になる。


実際にウケるかどうかは、この段階では気にしなくてもいい。自分の感覚でウケそうな内容を作り、

面接の手応えから、ウケたかウケていないかを判断して、次につなげていくのだ。


なにも罪悪感を感じる必要はない。

面接に行ってみたら意外と良さそうなところで、合格もらったらそのまま入社しようという気になるかもしれないし、

実際、いざ合格をもらうと心が揺らぐものである。

どちらにせよ、いよいよとなったら志望業界以外も視野に入れて活動をするのだ。

早いうちから手を打っておいても損はない。



第二章

求人広告に込められた、裏のメッセージを読み解くべし。


学校の就活指導担当者は言う、企業研究をしろ企業研究をしろと。

しかし上場企業に入社するわけでもなければ、協力してくれそうな卒業生がそこで働いているわけでもない。

仮に働いていたとしても、調査協力を学校が頼んでくれるわけでもない。

百歩譲って協力をこぎつけたとして、有用な情報を持っているとは限らない。

もちろん、学校自身が調査に協力してくれるわけでもない。

そんな状況で企業研究をするなど、土台無理な話だ。


予め言っておくが、絶対にやってはいけないのは、電話をかけたり手紙を書いて、見学を申し込む行為。


私が、卒業後入社した会社にも、そのような連絡は時たまくる。

電話や手紙を受け取るにあたって思ったことは「めんどくさそうなやつ」である。

「必死だな」とも思う。よほど切羽詰まってるほど無能な奴らしい。と。


もちろん、私と違ってそういう必死さが好きな人や会社も、実在しないわけではない。

そこで考えて欲しいのは「自分はそういうのが好きな会社に入りたいのかどうか」である。


「それでも良いから入りたい」というのは、少しニュアンスが違う感情であることに注意してほしい。


はっきり言って私は、そんないかにもなブラック臭がする会社には入りたくない。

いやいや、そんなことは関係ない、効果があるのならやるべきだろう。と思う人は、ぜひ実験をしてみるといい。


第一章で書いた、慣れるための面接を利用すればいい。

電話をした会社と、しなかった会社、手紙を書いた会社、書かなかった会社。

会社の印象と効果を分類しておけば、本命の会社で戦略を立てやすくなる。



さて、では実際に企業に出向けず、協力者もいない我々が、一体どうやって無名中小企業のことを調べるのか。

消去法で、手段は求人広告と、企業の公式HPに限られる。


○○ナビとかいうサイトを漫然と眺めていても、現実の職場環境は見えてこない。

しかし、注意しながら読むことで、わかってくることもある。

ここでは、求人広告を読む際に、どこに注目しながら読めばいいのかを解説する。



①中途採用向け媒体を軽視しない。

専門学校に入ってまで行きたいのだから、あなたは志望業界に関しては未経験だろう。

さらに「一応新卒である」という気持ちがあるから、クラスメートと同じように新卒用サイトに登録する。

それは別に構わない、使える武器は多い方がいい。


しかし、そういった新卒用サイトは大卒も利用する。

「専門卒」の肩書を持って大卒と戦うのはいかにも苦しい。


そこで利用するのが、中途採用サイトである。

ちょっと検索すれば、大手企業が運営しているサイトがいくらでも出てくる。

基本的には新卒用サイトと同じように利用できるし、

現役の新卒は中途採用サイトをそもそも利用しない。これでライバルがぐっと減る。

これを利用しない手はない。



②求人がショボいところほど、実はチャンス。

サイトの奥底で、めっちゃ小さいスペースでちょろっと載せている会社。

あんまり採用する気がないから小さいのかというと、全然そうではない。

単純に、広告費用をケチっているからだ。

とは言っても、大手サイトなら小さいスペースでも、

聞くとちょっとびっくりするような金額を取られる。

だから会社としての力がないわけではないから、安心すると良い。

それに、会社が弱くても一向に構わないではないか、

どうせ一生居る会社でもあるまいし。



③嘘は書いていないし、都合がわるいから書いていないとも限らない。

広告の文字数は限られているし、入社した人にすぐやめられてはたまらないから、

基本的に、求人広告には嘘は書いていない。


例えば「未経験者歓迎」と書いてあれば、実際に歓迎している。

会社がどれくらいの実力を未経験者に期待しているのかはまた別問題だが。


だから、残業なしとか、ノルマなしとか、そういう表記は信頼していい。

まぁ、中には「ノルマはないが目標はある」とか、クソみたいな会社もあるが、

疑っていたらきりがない。実態と異なっていた時のために、

例えば入社前に契約書を見せて欲しいと言ってみるとか、

そういう自衛策をおすすめする。



そして、たとえば残業について触れていないからといって、

残業がめちゃくちゃあるとも限らない。

広告は会社の人ではなく、広告会社の担当者が書いていることがほとんどだ。

「確実な情報が手に入らなかったから書いていないだけ」というのも、十分にありえる、

そういう会社のほうが応募数が少ないから、チャンスではある。


では実際の労働環境をチェックする方法だが、

これはもう事前に会社に問い合わせるしか方法はない。

しかし、そんなことをすれば「休日に興味があるやる気がなさそうな奴」みたいに思われるかもしれない。

もし、たとえば他校の友だちがいるのなら、飯でもおごるからと調査を頼むのも手だろう。

クラスメートだと、同じ学校のやつから問い合わせがあると少し危険かもしれない。

電話で校名を明かさなければ良いかもしれないが、聞かれた時に困る。


このあたりは、志望する会社に応じて、なんとかうまくやってほしい。

安全な方法は、基本的にない。




④さりげない一行に込められた意味。

例えばあきらかに経験者しか欲しくなさそうな内容にもかかわらず、

「未経験の方もOK」とか書いてあれば、もしかしたらチャンスかもしれない。

広告費をケチるために、経験者向けしか出していないが、本当は未経験も検討している。

という状況かもしれない。

まぁ中には応募数を確保するというクソみたいな理由で追記しているところもあるが、

宝くじ気分で応募しておくのも決して悪く無い。



⑤俺、この会社合ってるかも!と思ったら大チャンス。

しっかりした担当者が広告を書いている場合、ターゲットとなる求職者の絞り込みをしている。

「業界未経験ではあるが、接客の経験があり、人と話すことに苦手意識はなくて」とか、

そんな感じだ。「ここ良いな」と思ったら、一旦応募してみることをおすすめする。

会社としても、あなたを求めている可能性がぐっと高まる。




第三章 履歴書は、パソコンで作るべし。

私が通っていた専門学校では、履歴書は手書き至上主義であった。

とにかく手書きであれば間違いがない。というような認識がまかり通っていた。

はっきり言う、とんでもない間違いだ。

もちろん、手書きを好む会社もあるだろうが、はたしてあなたはそんな会社に入りたいのだろうか?


時間をかけて手書きをするくらいなら、その時間で面接練習用の会社を探してエントリーしたほうが、

百倍自分のためになる。


名前と日付、だけ手書きで、あとはパソコンで全然構わない。

これだけで、数色活動にかかる労力が大幅に軽減される。


どうしても気になるのなら、面接練習用の会社で実験してみると良い。

手書き履歴書を出した会社と、パソコンで作った履歴書を出した会社と、

反応がどのように違ったか、結果はどうだったか。


実際、大して違わないはずだ。



ちなみに私は専門学校時代、せっせと手書きで履歴書を作っていた。

雛形を一個作り、それを見て丁寧に清書し、志望動機と自己PR欄だけ開けたものをストックしておき、

受ける企業の本命度にあわせて、綺麗に書かれたやつを選んで、空欄を埋めて提出していた。


やってみるとわかるが、とんでもない手間である。

空欄を埋める途中で書き損じたらそれまで、1枚パーになる。


パソコンなら修正も早く、流用も可能。

こんな便利なものを使わない手はない。手書きによるイメージダウンを差し引いてもお釣りが来る。

間違いなく。


ちなみに、休日等で学校のプリンターが使えない時は、

コンビニプリントを使用すると良い。


ちなみに、写真は町中にあるスピード写真の機械で十分だ。

写真に金をかけることで、就活頑張っている実感を得たい人は、ぜひ写真屋で撮ると良い。

苦学生でお金があまりなく、実用的な部分に絞って金を使いたいなら、スピード写真を活用するべきだ。


ネクタイが曲がっていないか、髪がはねていないかだけきちっとしていれば、なんの問題もない。


ちなみに、郵送ではなく面接当日に渡す場合は、封筒ではなく、クリアファイルから取り出して渡す。

私が以前いた会社では、丁寧に封筒に入れて、のりまで貼ってあるものを渡されたことが何度かあった。

どうせその場で開封するのにのりを貼る神経がわからない。





第四章 嘘のつき方

すでに一度会社員として働いた経験があるあなたなら言われなくてもわかっていると思うが、

誤解を覚悟で言えば、面接はいかにうまく嘘をつくかの勝負である。

「本音と建前」を理解しているかの検査だと言い換えても良い。

いかにうまく建前を作ることができるか、それをいかにうまく話せるかを見られている。


本音を正直に話す必要はない。どうせ向こうも本音で話してはいないのだから。


「建前」を演出するのに重要なのが、「嘘」だ。

嘘は面接の場で非常に有効なジョーカーの役割を果たす。

とはいえ、使い方を誤れば、確実に落ちる。


ここでは、うまい嘘のつき方を解説する。

もちろん使う、使わないはあなたの判断にお任せする。

本音で採用してくれる会社にしか入りたくない!という気持ちもわかるからだ。

ちなみに私の研究によれば、そんな会社はない。



嘘のつき方① 調べられたらバレる嘘はやめる。

例えば、在学中は無遅刻無欠席です。というアピール。

成績証明書を要求されたらおしまいである。こういうのは良くない。

しかし、前職やアルバイトの出欠状況に関しては、調べようがない。

話を盛るなら、そういう情報を利用するのだ。



嘘のつき方② 多少盛りすぎるくらいがちょうどいい。

ここまで話を大げさにしてしまって、入社したあと大丈夫だろうか。

という気持はよく分かる。しかし、それくらい強調しなければ、パンチが弱い。

どうせ調べてもわからない部分を話しているのだ、気にすることはない。

もし、面接後に「あーやりすぎたな」と思ったら、辞退すればいい。それだけのことだ。



嘘のつき方③ 自分は天才詐欺師であると思い込め。

今、こいつを騙すゲームをしているのだ。という気持ちが大切だ。

面接の目的は、あなたという人間を正確に伝えることではない。

あなたという人間を採用したいと思わせることだ。

実際、面接担当者も、面接で聞いた内容なんて、すぐに忘れている、安心して嘘をつくといい。


【実例】

以下は私が、あるIT企業を受けた際に発言した嘘である。参考にしてもらいたい。


質問「なぜ選考している学科ではなくIT会社を受験しているのか?」


私「もともとITに苦手意識があったが、学校の授業でエクセルの関数に触れ、興味を持ったのが最初。

  今は自分でHTMLを組んでホームページを作っている、と言っても、文言を変えたり、タグを調べてコピペしているだけだが。

  すごく楽しい。もっと本格的な部分でITを学びたくなった」



質問「学校にIT企業からの求人票は来ていないのか?」


私「来ているが、IT科の生徒が優先して受験できるようになっている。

  めちゃくちゃ小さい会社しか残らないので、自分で探してこうして受験している」


※この質問は、以前に別のIT企業で受けており、その時はうまく答えられず、しどろもどろになった。




質問「パソコンを自作した経験はあるか」


私「お金はないので自作をしたことはないが、以前から興味を持っていた。

  先日、自分のパソコンをバラして組み直してみた、面白かった」


質問「なぜそんなことをしたのか」


私「パソコンを作る工程を辿ってみたかった」


質問「勉強の仕方としては間違っていないと思う」


私「ありがとうございます、あ、CPUは怖かったので触ってません」


質問「それは正解です」


私「ありがとうございます」


※組み立ての知識は一応あるので、深い質問をされてもこれで切り抜けられると判断した。




質問「将来こうなりたいというビジョンはあるか」

私「なんでもできる人になりたい、誰かが困ったらまず私のところに来るような」


私「すみません具体性が無いですね」


質問「そうですね」


私「前にいた会社で○○さんという人がいまして、その人のようになりたいとずっと思っています」



※事前にネットで調べたところ、面接で発言に具体性がないと突っ込まれたという情報をもっていたので、

とっさに具体的っぽい情報を出した。




ちなみにこの会社からは、内定を頂いた。

もし入社していたら、また違った人生だったんだろうと時々思う。





第五章 夜行バスの心得

できるだけお金を掛けたくない人は、就活中夜行バスを多用することになるだろう。

社内で少しでも快適に過ごす技を伝授する。


①ジャケットは脱いで、網棚に載せる。

来たまま長時間座っていると、シワッシワになる。


②できるだけ眠くしておく。

夜行バスで眠れないと、地獄である。

眠いのに眠れないのは更に地獄である。

あなたの体質に合わせて、プランを組んで欲しい。


ド本命企業ならもう、新幹線で行くのもありだ。

お金があれば、の話だが。



③バスの日付と時間を、確実にチェックする。

バスに乗り遅れると、バス代が無駄になるだけでなく、別の交通手段を確保しなければならない。

当日となると料金も高いし、結構な労力が要求される。

夜行バスはネットでパパっと予約できてしまうので、日付がずれているのに気が付かなかったり、

当日、別の時間だと思い込んでいたりする。注意しなければならない。





第六章 自分が専門卒であることを恥じろ。


もちろん業界にもよるが、基本的に専門卒は使えない。

現役の専門学校生であるあなたならわかっていると思うが、

大学受験する根性も、高卒で働く解消もないゴミどもが行くところだからだ。

もちろん、全員がそうじゃない、だが、そういう層が一定層いて、

適当な会社に入り、「専門卒は使えない」という印象を残して退職していく。


だから、自分が専門学校生であることをプラスに考えては行けない。

基本的にマイナス、良くてプラマイゼロ。


「自分は専門学校生というハンデを背負っているが、他のやつとは違う」

というスタンスで、面接官を納得させるのだ。




最終章 結局一番強いのは経験者。


「新卒」というブランドが専門卒にとって希薄で、しかも元会社員とくれば、就活は難航する。

これはもう当然のことである。別にあなた個人の能力が低いわけでもなんでもない。


そして、そんな人間を採用するような会社は、たいてい糞だ。

入社してからも、地獄が待っている。


それでも、数年間糞な会社で頑張れば、あなたも経験者である。

最初から高みを目指すのも結構だが、コツコツと実力を身に着けていくというルートがあることも覚えておいてほしい。


もし、学校卒業時に志望業界に入らなかったとしたら、

もう二度と復帰のチャンスはないと思ったほうが良い。



社会人から専門学校に再進学しようか迷っているあなたへ。


あくまで個人的意見であるが、専門学校入学は、おすすめしない。

突っ込む費用に比べて、得られるモノがものすごく少ない。


いや、個人の努力でどうにかなる。という考えは否定しない。

しかし、会社員から学生に戻った開放感がくせもので、堕落に溺れてしまう。


入学する者全員が「自分は溺れない」と決意しているにもかかわらずだ。


堕落したいのなら、専門学校に突っ込む金でニートでもやればいい。

経歴に空白ができるのが嫌なら、会社でも作ればいい。ネットで検索すれば、格安で設立を手助けしてくれるところが出てくる。



適当な会社に「アルバイトでもいいから雇ってくれ」と提案してみるのも良い。

専門学校に払う金額を考えれば、無給で働いたとしてもお釣りが来る。


2年年を食うというのは、結構重大なことだ。

よく考えて決めてほしい。私と同じ過ちを犯す前に。


引き返すなら、今が最後のチャンスだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ